ろるらり1996年4月24日 - )は、日本イラストレーターモデル岩手県出身。講談社ミスiD2018 グランプリに選出。

ろるらり
プロフィール
別名義 rorurari
愛称 ろるらりちゃん
ろる
生年月日 1996年4月24日
現年齢 27歳
出身地 日本の旗 日本岩手県一関市
公称サイズ(2017年[1]時点)
身長 / 体重 166 cm / kg
スリーサイズ 84 - 63 - 92 cm
活動
モデル内容 一般
他の活動 イラストレーター
モデル: テンプレート - カテゴリ

略歴 編集

岩手県一関市で8人兄弟の7番目の長女として出生。唯一の女児としてかわいがられて育つ。この生い立ちを講談社・小林司は「そんじょそこらの映画や小説よりおもしろい」[1]と例え、吉田豪は「ビジュアル良し、画力良し、(面接で話したことは)おそらくは諸事情でほとんど表に出せないだろうけど、人生経験良し」[1]と語っている。

岩手県立不来方高校卒業後[2]金沢美術工芸大学に進学[3](2018年現在休学中[4])大学のニックネームだった「ボルダリ」と本名の子音を合わせたというろるらり、並びにrorurariをアーティスト名としてイラストレーター兼モデルとして活動。

2017年3月「禁断の多数決」のライブにて飛び入りでバックダンサーをしたところ、前述した小林司にスカウトされ、ミスiDのコンセプトに共感しオーディション挑戦を決意[1]。同年11月3日、講談社主催「ミスiD2018グランプリ」兎遊とともに受賞[5][6]。「歌って踊れなくても誰もが誰かのアイドル」と小林から賛辞を贈られた。当時デザイン会社への就職とイラストレーターとしての独立とで迷っていたが、「絵を描くことは続けていきたいと思っています」と受賞時のインタビューで答えている。

2018年6月、女性を描く際の参考資料としてグラビア雑誌に親しみがあったことがきっかけとなり、集英社「週刊プレイボーイ」で水着および下着グラビアを初披露した[4]

人物 編集

幼少時より唯一心を開けるのが絵をかく時間であった[1]が、美術部のない学校であったため、高校でやっと美術部に入った[1]。「何かを創ること」だけが青春だったという[1]

友人の作品を手伝ったりモデルを引き受けるあまり、自分の作品に没頭できない時期もあった。

好きなものは年季の入った着ぐるみ、廃遊園地、フエキのりの容器[1]、純喫茶、B級スポット[1]などで自身の作風にも取り入れている。イラストのテーマとしているのは「シニカル」[4]

大学生の時に、一度は就職して社会人を経験した方がいいと思って就職活動をし、デザイン系の企業を何社か受けたことがあったが、結局就職活動はうまく行かず「ミスiDしか受からなかった」と話していたことがある[7]

出演 編集

モデル 編集

テレビ・CM(広告等) 編集

映画 編集

ミュージック・ビデオ 編集

WEB 編集

イベント 編集

  • SAMMA DISCO by Gohan Disco & Samma Party(2017年9月30日、東京・キラリトギンザ屋上)[11]
  • ミスiDフェス2018(2017年11月3日、東京・有明TFTホール
  • ミスiD2018おひろめカフェ・Lunch編、Dinner編(2017年11月25日、東京・野菜倶楽部 oto no ha Cafe)
  • ミスiD2018戦記(2017年12月9日、東京・新宿ロフトプラスワン
  • ろるパ(2018年4月23日、東京・Shibuya Loft9
  • 加賀温泉郷フェス2018(2018年7月21日、山代温泉・瑠璃光)※DJ
  • 加賀温泉郷フェス2019(2019年7月20日、山代温泉・瑠璃光)※ライブペイント
  • シャニムニ〜屋根裏企画・3人の伝説のたち(2019年8月23日、東京・Shibuya Loft9
  • 不純喫茶ろる(2019年11月4日、東京・Shibuya Loft9)

イラスト 編集

雑誌 編集

ポスター 編集

コラボグッズ 編集

  • サンリオ「FANCY SANRIO CHARACTERS」[12](2020年1月)オリジナルパーカー、ポストカード等デザイン
  • 未来日本酒店川後酒店inラフォーレ原宿」(2020年2月)オリジナル日本酒、キーホルダー等デザイン

展示 編集

  • NEO TOKYO(2019年5月31日 - 6月12日、トーキョーカルチャート by BEAMS
  • SUMMER HUNT 2019(2019年7月16日 - 21日、ギャラリールモンド)
  • 加賀温泉郷フェス2019(ライブペイント)
  • 個展「ろるランド」(2020年8月4日 - 16日、ギャラリールモンド)

テレビ 編集

作品集 編集

  • 100 CHANGES OF KIGURUMI USAGI(2018年12月)[13]

その他 編集

  • SUZURI by GMOペパボ「日常に生きるあの子」Tシャツイラスト、デザイン
  • femme fatale アートディレクション・グッズデザイン[14]
  • 川上奈々美7周年記念Tシャツ(2019年1月)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i “ミスiD2018グランプリ ろるらりロルラリ”. ミスiD 公式サイト. https://web.archive.org/web/20170724134541/https://miss-id.jp/nominee/5319 
  2. ^ https://www.youtube.com/watch?v=gYkDjqRXZ1I
  3. ^ a b “風呂桶でオーケストラ!!前代未聞の「桶~ストラ」が開演♪山代温泉の旅館「葉渡莉」20周年”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000011925.html 2018年6月5日閲覧。 
  4. ^ a b c “現役美大生で『ミスiD2018グランプリ』ろるらりがなぜグラビアに?「肌の露出をしたら何かを失うという感覚がない」”. 週プレNEWS. (2018年5月30日). https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2018/05/30/105415/ 2018年6月4日閲覧。 
  5. ^ “玉城ティナ・菅本裕子らを輩出「ミスiD2018」Wグランプリ決定<兎遊&ろるらり>”. モデルプレス. (2017年11月3日). https://mdpr.jp/news/detail/1725558 2017年11月3日閲覧。 
  6. ^ “【レポート】「ミスiD 2018」Wグランプリが決定 写真とコメントで振り返る”. KAI-YOU. (2017年11月3日). https://kai-you.net/article/47170 2017年11月3日閲覧。 
  7. ^ CM NOW玄光社)2021年1・2月号 p.58 - 59 ろるらり本人のページより。
  8. ^ a b 映画「血を吸う粘土 派生」”. 映画.com. 2019-0903閲覧。
  9. ^ 禁断の多数決「トワイライト」MVにミスiD2018グランプリ・ろるらり出演”. 音楽ナタリー (2017年12月17日). 2017年12月17日閲覧。
  10. ^ MIGMA SHELTER、ろるらりをゲストに迎えた「TOKYO SQUARE」MV公開(音楽ナタリー)”. Yahoo!ニュース. 2019年12月15日閲覧。
  11. ^ “SAMMA DISCO by Gohan Disco & Samma Party”. Peatix. https://peatix.com/event/298108?lang=ja 2017年11月3日閲覧。 
  12. ^ a b 「BASE」の注目15ブランドが出店するイベント「Present for me」を渋谷ヒカリエにて開催 - 1年間がんばった自分へのご褒美アイテムを販売 -”. valuepress. 2020年1月8日閲覧。
  13. ^ マルチに活躍する中で絵を描くことを楽しむ、まぶしい女性たち3名”. She is [シーイズ]. 2018年12月9日閲覧。
  14. ^ ろるらり [@rorurari] (2018年10月30日). "姉妹アイドル「ファムファタール」の犬なのでロゴ及びグッズ等のデザイン全てやらされてます🐶現在はファムファタールのライブ後の物販でのみ購入できますが、通販の予定もあるくさいです。Tシャツもプリズムシールもプリクラもほんとうに可愛いからおすすめだワン". X(旧Twitter)より2020年2月22日閲覧

外部リンク 編集