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わんぱく王国大阪府阪南市山中渓にある市営の公園。和泉山脈の地形を生かした公園[1]で、ローラーエクスプレスと呼ばれる全長200メートルのすべり台やわんぱく砦と呼ばれる展望塔が存在する。

わんぱく王国
Wanpaku Kingdom Entrance.jpg
公園入口
わんぱく王国の位置(大阪府内)
わんぱく王国
所在地
大阪府阪南市山中渓119-8
座標 北緯34度19分31.1秒 東経135度16分15.2秒 / 北緯34.325306度 東経135.270889度 / 34.325306; 135.270889座標: 北緯34度19分31.1秒 東経135度16分15.2秒 / 北緯34.325306度 東経135.270889度 / 34.325306; 135.270889
面積 12ha[1]
開園 1995年
運営者 阪南市
年来園者数 123,492人(平成26年度)[2]
設備・遊具 ローラーエクスプレス(すべり台) 2コース4本、わんぱく砦(展望塔)、わんぱく広場、水辺の広場、バーベキューコーナー
アクセス JR阪和線山中渓駅より徒歩3分
事務所 阪南市事業部土木管理室
事務所所在地 大阪府阪南市尾崎町1-18-15
公式サイト わんぱく王国
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概要編集

1995年ふるさと創生事業により造成されたアスレチック公園[3][4]。阪南町(現阪南市)は平成元年(1989年)度にふるさと創生事業検討委員会を設立。交付金の用途を市民に募集した結果、海や山に囲まれた阪南の自然を活用した人と人との交流をテーマとした自然公園を建設する事に決定した[3]。それに基づき、交通の便や歴史的な街並みなどの条件を満たす場所を選定した結果、山中渓駅に近い同地が建設場所になった[3]

毎年春に公園内で「山中渓桜祭り」を開催している[5]

桜祭り編集

山中渓周辺は熊野街道(紀州街道)の沿線にあり、「泉州の奥座敷」と呼ばれた地域で、江戸時代以降、宿場町として熊野詣の参拝客で賑わっていた[5][6]昭和時代には温泉宿も開設され、山中渓温泉として中期頃まで栄えていたが、その後高速道路の開通や駅の無人化などで旅館の閉鎖が相次ぎ、平成に入り、最後の旅館も閉鎖された[6]

過疎化に危機感を抱いた住民は1974年頃から桜の植樹を開始[6]し、2018年現在、約1000本が植樹されている[7]。桜祭りは1990年に初開催[6]。雨などの天候不良により一時中断となったが、2002年に以前の祭典を一新する形で再開[5]。ステージショーや写真展などのイベントの開催や桜のライトアップなどを実施するようになった[5]。イベントや桜の相乗効果により、来場者数は増え、2010年には約11,000人の来場者が訪れた[8]

2011年のダイヤ改正で紀州路快速日根野駅 - 和歌山駅間が各駅停車になる[9]まで、祭りの当日に紀州路快速の一部の電車が山中渓駅に臨時停車していた[10]

施設編集

ローラーエクスプレス編集

1995年の開園と同時に造られたすべり台[11]。全長200メートルで最大傾斜は32度[11]。山の中腹から斜面を滑り降りていく[1][6]

すべり台は2コース4本あり、そのうちの1本はディメトロドンと呼ばれる恐竜の口の中に突入する[12]。ディメトロドンは体長21メートル(体重不明)[13]。センサーが取り付けられており、突入する毎に吠える仕組みとなっている[1]

わんぱく砦編集

公園の山頂にある木造3階建てのアスレチック型展望塔。

塔からは大阪湾関西国際空港を一望することが出来る[1]

その他の施設編集

園内にはその他にアスレチックコースの「ジャックの豆の木」[12]や水遊びが出来る広場[6][12]、4月から10月末まで利用できる有料で予約制のバーベキューコーナー[11]などがある。

開園時間編集

  • 9時30分~16時30分(5月1日から9月30日は17時まで)
  • 毎月第3水曜日と年末年始(12月29日から1月3日)は休園。

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 将口泰浩「【OSAKAフォトウォーク】「わんぱく王国」 恐竜が子供パクッ」.『産経新聞(大阪)』.2002年2月6日付朝刊、大阪総合面。
  2. ^ Ⅳ 施設類型ごとの管理に関する基本的な方針(pdf) 阪南市ホームページ 2018年12月12日閲覧
  3. ^ a b c 「阪南町のわんぱく王国 人と人との交流がテーマ 府、JRらと協議へ」.『建設通信新聞』.1991年7月24日付朝刊、10面。
  4. ^ 「あの1億円から10年 「ふるさと創生」どう生かした? /大阪」.『朝日新聞(大阪)』.1999年2月4日付朝刊、大阪面。
  5. ^ a b c d 「【おおさかを創る】山中渓まつり保存会実行委員会長」.『産経新聞(大阪)』.2004年3月16日付朝刊、大阪総合面。
  6. ^ a b c d e f 「(週刊まちぶら 第238号)山中渓駅かいわい 阪南市/大阪」.『朝日新聞(大阪市)』.2011年5月3日付朝刊、24面。
  7. ^ 山中渓の桜 阪南市ホームページ 2018年12月12日閲覧
  8. ^ まちの魅力づくり事例の紹介 <ビフォー&アフター> 山中渓桜祭り 大阪ミュージアムホームページ 2018年12月12日閲覧
  9. ^ 春のダイヤ改正について(本社)”. JR西日本 (2010年12月17日). 2011年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月13日閲覧。
  10. ^ 「きょう山中渓桜祭り 阪南、ライトアップも」.『産経新聞(大阪)』.2010年4月4日付朝刊、大阪総合面。
  11. ^ a b c 「[Naniwaなう] 滑り台の先 「のみ込まれる!」」.『読売新聞(大阪)』.2014年4月10日付朝刊、25面。
  12. ^ a b c 講談社 1999, p. 235.
  13. ^ 竹川禎一郎「【感彩写論】 恐竜の末裔 大阪・阪南市 PM2:40」.『産経新聞(大阪)』.2017年5月27日付夕刊、1面。

参考文献編集

  • 「GW「タダで楽しむ得遊情報」東西100」『週刊現代』1999年5月15日号、講談社、1999年5月15日、 235頁。

外部リンク編集