アイライン (化粧)

目を大きくはっきりと見せるため、上下の睫の生えぎわに描く線

アイライン(eyeliner)とは、目元に施す化粧(アイメイク)の一つ。の縁(睫毛の生え際辺り)に線を描くことであり、これによって目の形をくっきり大きく見せる効果がある。

目を囲むようにアイラインを引いた女性
アイラインを引く

アイライナー 編集

アイラインの線を描くための化粧品アイライナー(eyeliner)と呼ぶ。色は黒・ブラウン・ブルーなどの暗色がほとんどだが、赤や緑といった色も使われている。また、目の上側を暗い色、下側を白っぽい色で囲んで目を大きく見せる効果を強めることもある。

アイシャドーと色味などを合わせてセットで使われる事が多い。

種類 編集

ペンシルタイプ
鉛筆状になっているタイプ。文房具の鉛筆のような形状のものと、芯の入ったカートリッジをホルダーにセットして使うタイプのものがある。穏やかな発色で、目もとを自然に強調するのに適している。また、色や質感によっては、広くぼかしてアイシャドー代わりに使うこともできる。
リキッドタイプ
液状になっているタイプ。マニキュアのようにボトルに入った液を内蔵のブラシで塗布するもの、筆ペン型になっているものなどがある。発色が良く、目もとをくっきりと強調するのに適している。また、ペンシルタイプよりも耐水性や耐油性が高く、にじみにくい。
ジェルタイプ
小さなボトルに入ったジェルを、付属のブラシで塗布するもの。リキッドタイプのように発色がよく、また半固形であるため乾きが早い。一般的に、落ちにくくにじみにくい物が多い。