アウロラ (小惑星)

小惑星

アウロラ[1] (94 Aurora) は、小惑星帯に位置する小惑星の中ではかなり大きなものの一つである。アルベドは0.04しかなく、すすよりも光を反射しない。また楕円に近い形をしていることが分かっている。

アウロラ
94 Aurora
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1867年9月6日
発見者 J. C. ワトソン
軌道要素と性質
元期:2008年5月14日 (JD 2,454,600.5)
軌道長半径 (a) 3.159 AU
近日点距離 (q) 2.882 AU
遠日点距離 (Q) 3.436 AU
離心率 (e) 0.088
公転周期 (P) 5.62
軌道傾斜角 (i) 7.97
近日点引数 (ω) 59.84 度
昇交点黄経 (Ω) 2.70 度
平均近点角 (M) 327.48 度
物理的性質
直径 204.89 km
質量 9.0 ×1018 kg
表面重力 0.0573 m/s2
脱出速度 0.1083 km/s
自転周期 7.22 時間
スペクトル分類 CP / C
絶対等級 (H) 7.57
アルベド(反射能) 0.0395
色指数 (B-V) 0.663
色指数 (U-B) 0.301
Template (ノート 解説) ■Project

アメリカ合衆国天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) によりミシガン州アナーバーで発見され、ローマ神話の曙の女神アウロラにちなみ命名された。

2001年10月12日と2004年2月27日に(後者は日本で)掩蔽が観測された。

出典 編集

  1. ^ 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、43頁。ISBN 4-254-15017-2 

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