アオキコンゴウインコ

アオキコンゴウインコ (Ara glaucogularis) は、鳥綱インコ目ヨウム科コンゴウインコ属に分類される鳥類。

アオキコンゴウインコ
アオキコンゴウインコ
アオキコンゴウインコ Ara glaucogularis
保全状況評価[1][2][3]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: インコ目 Psittaciformes
: ヨウム科 Psittacidae
: コンゴウインコ属 Ara
: アオキコンゴウインコ
A. glaucogularis
学名
Ara glaucogularis Dabbene, 1921[3]
和名
アオキコンゴウインコ[4]
英名
Blue-throated macaw[3][4]
Caninde macaw[4]
Wagler's macaw[4]

分布編集

ボリビア北部(ベニ低地)固有種[4]

形態編集

全長85センチメートル[4]。上面や腿・尾羽基部の下面(下尾筒)は緑青色、下面は橙黄色[4]。喉は青緑色[4]

顔は白い皮膚が裸出し、暗青色の短い羽毛が縞状に生える[4]虹彩は黄白色[4]。嘴は黒灰色で、基部はピンク色[4]。後肢は暗灰色[4]

生態編集

標高200 - 300メートルにある湿潤林、河川内にある主にヤシからなる疎林に生息する[4]。ペアもしくは5羽までの小規模な群れを形成して生活する[4]。夜間になると、ベニコンゴウインコルリコンゴウインコなどの同属他種と休む[4]

植物の果実種子などを食べる[4]

繁殖様式は卵生。8 - 11月に繁殖すると考えられ、ヤシ類や高木の樹洞・キツツキ類の古巣を利用する[4]。飼育下では、1回に2 - 3個の卵を産んだ例がある[4]。抱卵期間は26 - 28日[4]。雛は孵化してから、90 - 94日で巣立つ[4]

人間との関係編集

森林伐採や家畜・野焼きなどによる生息地の破壊、ペット用の採集などにより生息数は減少した[3][4]。オオハシ類やキツツキ類・コンゴウインコ類・コウモリ類・ミツバチ類との営巣場所を巡る競合による影響も、懸念されている[3]。1970 - 1980年代に生息数が激減したが、以降は生息数は漸増傾向にあり2018年の時点では生息数は安定していると考えられている[3]1981年に、インコ目単位でワシントン条約附属書IIに掲載された[2]1983年にワシントン条約附属書Iに掲載されている[2][4]。ボリビアでは法的に保護の対象とされているが、密猟・密売されることもある[4]。1980年代における生息数は500 - 1,000羽、1992年における生息数は100羽、1994年における生息数は54羽以上と推定されている[4]。2007年における生息数は、250 - 300羽と推定されている[3]

出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ I, II and III (valid from 28 August 2020)<https://cites.org/eng> (downroad 11/28/2020)
  2. ^ a b c UNEP (2020). Ara glaucogularis. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (download 11/28/2020)
  3. ^ a b c d e f g BirdLife International. 2018. Ara glaucogularis. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22685542A130868462. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T22685542A130868462.en. Downloaded on 28 November 2020.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 吉安京子 「アオキコンゴウインコ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2001年、201 - 202頁。

関連項目編集