アクティビジョン
アクティビジョン(英: Activision Publishing, Inc.)は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンタモニカにあるゲームソフトウェア開発会社。
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![]() アクティビジョン本社 | |
種類 | 公開会社 |
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市場情報 | |
略称 | ACT |
本社所在地 |
![]() カリフォルニア州サンタモニカ |
設立 | 1979年10月1日 |
事業内容 | ゲームソフトウェアの企画・開発・制作・販売 |
所有者 | アクティビジョン・ブリザード |
外部リンク | https://www.activision.com/ |
概要編集
1979年10月1日に設立。それまでゲーム機の販売会社がゲームソフトも独占的に販売していた中で、史上初めてゲーム機(Atari 2600)のサードパーティーとしてゲームソフトを開発と提供した企業である。アタリでの低待遇に不満を抱いたゲーム開発者らによって設立された。1980年、最初にAtari 2600向けに製品を出してから、多数のゲーム会社が倒産したアタリショックをも乗り切り、世界最大のコンピューターゲーム会社となった。海外では各種MSX用のゲームを販売していたことでも知られる。
2007年12月2日、ヴィヴェンディ・ゲームズとの合併を発表。2008年7月10日、新会社名はアクティビジョン・ブリザードになった。それまで規模としてはエレクトロニック・アーツに抜かれていたが、再び世界一となった。ちなみに版権は、それぞれに分けているため、2018年6月29日に発売された『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』は、アクティビジョン単独で販売を行っている。
日本での事業について編集
- 1984年、ポニー(現:ポニーキャニオン)が「ピットフォール」などの同社製のゲームを日本の主力パソコンに移植したものをライセンス発売していた。
- 2007年、日本法人を設立。しかし、ローカライズの誤訳や発売キャンセルが目立った。
- 2008年、発売を予定していた日本語版『レゴ インディ・ジョーンズ ザ・オリジナル・アドベンチャー』が発売直前になって全機種の発売キャンセルを発表。ただし、遅れて発売を発表した日本語版『レゴ バットマン』はPlayStation PortableとWiiからの発売が中止になり、その他の機種は発売された。このような日本のヘビーゲーマーから不評を買う数々の混乱した販売展開を繰り返していた。
- 2008年12月31日、日本からの撤退を発表。
- 2009年からスクウェア・エニックスなどのパブリッシャーを通じて日本でゲームを発売している。
開発作品編集
- ピットフォール(1982年)(Atari 2600)
- 上海(1986年)(Macintosh)
- トニー・ホーク プロスケーター(Mac OS X)
- トニー・ホーク プロスケーター2(2001年)(PlayStation、Xbox、ドリームキャスト、NINTENDO64、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイカラー、Microsoft Windows、macOS)
- ローマ:トータルウォー(2006年)
- スパイダーマン3(2007年)(PlayStation 2、PlayStation 3、Wii、ニンテンドーDS)
- スピード・レーサー(2008年)(Wii、ニンテンドーDS)
- カンフー・パンダ(2008年)(PlayStation 3、Wii、ニンテンドーDS)
- トランスフォーマー THE GAME(2008年)(PlayStation 2、PlayStation 3、Wii)
- SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(2019年)(PlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows)(フロム・ソフトウェアとの共同開発)
- トニー・ホーク プロスケーター1+2(2020年)(PlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows)
外部リンク編集
- 公式ウェブサイト(英語)