アクトレス〜女たちの舞台〜

アクトレス~女たちの舞台~』(アクトレスおんなたちのぶたい、Sils Maria)は2014年フランススイスドイツ合作のドラマ映画第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。

アクトレス~女たちの舞台~
監督 オリヴィエ・アサヤス
脚本 オリヴィエ・アサヤス
製作 シャルル・ジリベール
製作総指揮 シルヴィ・バルテ
出演者 ジュリエット・ビノシュ
クリステン・スチュワート
クロエ・グレース・モレッツ
撮影 ヨリック・ル・ソー
制作会社 CG Cinéma 他
配給 日本の旗 トランスフォーマー
公開 フランスの旗 2014年5月23日CIFF
日本の旗 2015年10月24日
上映時間 124分
製作国 フランスの旗 フランス
スイスの旗 スイス
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語・フランス語・ドイツ語
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あらすじ 編集

女優のマリア・エンダースとマリアのマネージャー・ヴァレンティンは、マリアが新人女優の時に発掘してくれた劇作家・ヴィルヘルム・メルヒオールの代理として、彼の功績を称える賞を受け取るために、チューリッヒに向かう列車の中にいた。 ここ数年は公の場に姿を見せていないメルヒオールは、この賞の受け取りを拒否したうえで、彼女の出世作である「マローヤのヘビ」の題名の由来でもある景勝地「シルス・マリア」まで来るようマリアに指示していた。しかしそんな中、列車の中でメルヒオールが亡くなったという知らせが入った。

キャスト 編集

評価 編集

本作はカンヌ国際映画祭で公式上映され、高い評価を得た。 とりわけ、ヴァレンティン役を演じたクリステン・スチュワートの演技は絶賛され、翌年のセザール賞にノミネートされ、見事アメリカ人女優としては史上初となる助演女優賞を受賞した[1]。 また、米国内でも公開され、12月2日に発表された第81回ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞を受賞した。

タイム誌は、本作を「2015年の映画トップ10」の第4位に挙げている[2]

受賞 編集

映画賞 対象 結果
2015 セザール賞 助演女優賞 クリステン・スチュワート 受賞[1]
第81回ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞 クリステン・スチュワート 受賞
第4回ボストン・オンライン映画批評家協会賞 作品トップ10 6位
助演女優賞 クリステン・スチュワート 受賞
第36回ボストン映画批評家協会賞 助演女優賞 クリステン・スチュワート 受賞[3]
第41回ロサンゼルス映画批評家協会賞 助演女優賞 クリステン・スチュワート 次点[4]
第19回オンライン映画批評家協会賞 助演女優賞 クリステン・スチュワート ノミネート
2016 第50回全米映画批評家協会賞[5] 助演女優賞 クリステン・スチュワート 1位

脚注 編集

  1. ^ a b クリステン・スチュワート、米女優初となるセザール賞受賞!”. シネマトゥデイ (2015年2月26日). 2015年2月26日閲覧。
  2. ^ 米タイム誌が選ぶ2015年の映画トップ10”. 映画.com (2016年1月2日). 2016年1月6日閲覧。
  3. ^ ボストン映画批評家協会賞「スポットライト」が作品賞受賞”. 映画.com (2015年12月7日). 2015年12月8日閲覧。
  4. ^ LA批評家協会賞は「マッドマックス」が最多3冠 作品賞は「スポットライト」”. 映画.com (2015年12月7日). 2015年12月8日閲覧。
  5. ^ Awards for 2015 films by NSFC on January 3, 2016”. 全米映画批評家協会 (2016年1月3日). 2016年1月6日閲覧。

外部リンク 編集