アジア衛星テレコミュニケーションズ(Asia Satellite Telecommunications Co. Ltd.)、通称アジアサット(AsiaSat)は通信衛星の運用を行う会社。アジアサットの名はその通信衛星の名にも使用される。本拠地は香港で、CITICゼネラル・エレクトリックが主な株主。

アジア衛星テレコミュニケーション
業種 衛星通信
設立 1988年
本社 香港の旗 香港
従業員数
154 ウィキデータを編集
ウェブサイト www.asiasat.com

人工衛星 編集

名称 製造元 打上げ 軌道 運用状況 備考
AsiaSat 1英語版 ヒューズ・スペース・アンド・コミュニケーションズ英語版 1981年 退役 スペースシャトル(STS-41B)によってウェスター6号として打ち上げられる。
軌道上にて故障しSTS-51Aミッションで回収。その後アジアサット社に売却され1990年に長征3号Cによって打上げられた。
AsiaSat 2英語版 ロッキード・マーティン・アストロ・スペース 1995年 東経100.5度 退役
AsiaSat 3 ヒューズ・スペース・アンド・コミュニケーションズ 1997年 東経105.5度(計画)
西経158.0度(1998年)
西経62.0度(1999-2002年)
退役 静止軌道への投入に失敗し、ヒューズ・グローバル・サービスへ売却。
月軌道を利用して軌道修正を行った。
AsiaSat 3S ボーイング・サテライト・システムズ英語版 1999年 東経105.5度 運用中 打ち上げに失敗したAsiaSat 3に対する保険金により打ち上げられた代替機。
AsiaSat 4 ボーイング・サテライト・システムズ 2003年 東経122.2度 運用中
AsiaSat 5英語版 スペースシステムズ/ロラール 2009年 東経100.5度 運用中
AsiaSat 6英語版 スペースシステムズ/ロラール 2014年 東経120.0度 運用中
AsiaSat 7 スペースシステムズ/ロラール 2011年 東経105.5度 運用中 AsiaSat 3Sと交代して運用。
AsiaSat 8英語版 スペースシステムズ/ロラール 2014年 西経4.0度 運用中
AsiaSat 9英語版 スペースシステムズ/ロラール 2017年 東経122.0度 運用中

参考文献 編集

外部リンク 編集