アスタロ:Astaro)は2000年に設立され、2011年まで存在したコンピュータセキュリティに特化したネットワーク・アプライアンスを製造販売する企業。ドイツとアメリカの2箇所に本社があった。

アスタロ
Astaro AG
種類 未公開会社
本社所在地 ドイツカールスルーエアメリカ合衆国ボストン
設立 2000年
事業内容 スパムスパイウェアコンピュータウィルスマルウェアなどのフィルタリングをするネットワーク・アプライアンスの製造販売
代表者 会長 Stanley Krasnow
CEO Jan Hichert
CTO Markus Hennig
CSA Gert Hansen
売上高 未公表
従業員数 100
外部リンク www.astaro.com  
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主力製品シリーズの Astaro Security Gateway はソフトウェアとハードウェアから構成される機器であり、すでに30,000以上の企業で使われていた[1]

オープンソースコミュニティと緊密な関係をもって製品開発しているが、そのビジネスモデルはソフトウェアライセンス販売であった。MySQL ABJBoss と共に第二世代のオープンソース企業の1つとされていた。

資金を提供しているオープンソースプロジェクトとして、NetfilterClamAVOpenswanstrongSwanOpenVPNがある。また、2006年4月6日から Steve Gibson のポッドキャスティング Security Now! のスポンサーでもあった[2]

2011年にはソフォス社に買収され、製品・サービスは同社のものと統合された[3]

出典 編集

  1. ^ Astaro / 会社情報 / 会社概要”. 2007年7月11日閲覧。
  2. ^ Transcript of Security Now! Episode #34”. 2006年9月10日閲覧。
  3. ^ ソフォス、Astaro 社の買収を完了”. 2016年2月28日閲覧。

外部リンク 編集