徳島県立産業観光交流センター

アスティとくしまから転送)

徳島県立産業観光交流センター(とくしまけんりつさんぎょうかんこうこうりゅうセンター)は、徳島県徳島市山城町にある観光コンベンションセンターで、愛称はアスティとくしま。日本屈指の大型多目的ホールを有する。とくしま88景に選定。

徳島県立産業観光交流センター

地図
情報
通称 アスティとくしま
開館 1993年10月20日
収容人員 5,000人
延床面積 約22,000m²
運営 徳島県
所在地 770-8055
徳島県徳島市山城町東浜傍示1
アクセス JR徳島駅より徳島市営バス3番のりばから山城町ふれあい健康館文理大学前下車すぐ
外部リンク アスティとくしま
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徳島県観光協会が指定管理を行っている。

徳島工芸村フレアとくしまと隣接している。

概要 編集

徳島市立体育館などとともに、2007年バスケットボール男子アジア選手権の会場の1つになっている。

音楽コンサート会場としても多用されており、例を挙げると日本を代表するアーティストであるB'zMr.ChildrenGLAYコブクロ福山雅治RADWIMPS星野源米津玄師Official髭男dismBUMP OF CHICKENなども幾度と無く訪れている。尚、SMAP1998年8月にコンサートを行う予定であったが、阿波踊りのイベントとダブルブッキングしていることが判明し、公演中止になったことがある。

地元出身シンガーのアンジェラ・アキがデビュー5周年の凱旋公演に選んだのも当会場で、内容はそれまで東京の日本武道館や大阪の大阪城ホールといった大都市の大型ホールのみで行われた『MY KEYS』を冠した弾き語り公演で途中地元有名連の合同チームによる阿波踊りが披露される一幕もあった。

2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった。聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた。聖火リレーについて、組織委員会はスポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ53万5717件の応募があったと発表した[1]

施設 編集

  • 多目的ホール - 最大5,000席、アリーナ(約3,000m2)、スタンド(約1,100m2
  • 会議室 - 第1・第2特別会議室(スクール形式 150席、シアター形式 300席)、第1~6会議室(各室 スクール形式 75席、シアター形式 150席)、特別室

過去には祖谷かずら橋のレプリカや、ロボットによる阿波人形浄瑠璃上演などがあった「とくしま体験館」が設置されていたが、利用低迷のため2004年9月に廃止され、会議室へと改装された。

交通 編集

  • JR徳島駅より徳島バス山城町ふれあい健康館行(市営バス3番のりば)または南部循環(市営バス3・4番のりば)文理大学前下車すぐ。また平日にはアスティとくしま行(市営バス3番のりば)が1便運行される。

脚注 編集

  1. ^ “聖火リレー、公募に延べ53万件応募”. 日本経済新聞. (2019年9月27日). オリジナルの2019年9月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190927125733/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50278340X20C19A9CR0000/ 2019年9月27日閲覧。 

外部リンク 編集

座標: 北緯34度3分11.33秒 東経134度33分50.02秒 / 北緯34.0531472度 東経134.5638944度 / 34.0531472; 134.5638944