アストンマーティン・ヴァンキッシュ

ヴァンキッシュ(Vanquish)は、イギリスの自動車メーカーであるアストンマーティンが製造していたクーペタイプの高級スポーツカーである。

第2世代ヴァンキッシュ(2012年 - 2018年)
V12ヴァンキッシュ(2001年 - 2007年)

概要編集

初代となるV12ヴァンキッシュV12 Vanquish)は2001年に発売開始。2004年に発売された改良版「V12ヴァンキッシュS」は、登場時アストンマーティン史上最速の車種であった。

日本での価格はV12ヴァンキッシュが2260万円、V12ヴァンキッシュSが2614万円であり、通常は2シーターだがオプションで後席を装着して2+2にすることもできた。

1954年に操業を始めたニューポートパグネル工場で生産された最後の車種である。

初代ヴァンキッシュは2007年夏をめどに生産を終了した。後継車種はDBS V12

2012年には再びDBS V12の後継モデルとしてヴァンキッシュVanquish)が発売された。2014年9月より日本での販売開始[1]。また、2013年に「ヴァンキッシュ・ヴォランテ」(Vanquish Volante)が[2]、2016年に「ヴァンキッシュS」(Vanquish S)が発表された[3]

2代目ヴァンキッシュは2018年に生産を終了した。

歴史編集

 
V12ヴァンキッシュS
 
ヴァンキッシュS
  • 2000年 - 発表、2001年のジュネーブショーに出品した後、「V12ヴァンキッシュ」が発売された。
  • 2004年 - パリサロンで高性能で内外装にも変更を加えられた「V12ヴァンキッシュS」を発表。
  • 2007年 - ヴァンキッシュSアルティメートエディションを発表。
    • 6月 - 生産終了。
  • 2012年 - 第2世代ヴァンキッシュの販売開始。
  • 2013年 - ヴァンキッシュヴォランテを発表。
  • 2016年 - ヴァンキッシュSを発表。
  • 2018年 - 第2世代ヴァンキッシュの生産終了。

特徴・機構編集

現代アストンのアイデンティティのVHプラットフォームの基礎となる、カーボンファイバーとアルミの混成ボディフレームを持ち、外装パネルはすべて職人による叩き出しのアルミパネルによって構成される。しかし新世代のDB9V8ヴァンテージと比べるとメーター類などに若干の古さを感じさせる。エクステリアはDB7と同じイアン・カラムによるもの。

V型12気筒エンジンはフォードデュラテックV6がベースで、ヨーロッパフォードの本社があるケルンのアストン専用工場で製造された。V12ヴァンキッシュは5.9リットル V型12気筒 DOHC460英馬力/535NmのAM3、V12ヴァンキッシュSは520英馬力/577NmのAM06である。

トランスミッションは6速セミATであり、パドルシフトを装備する。

脚注編集

  1. ^ 進化するブリティッシュ・スポーツ──アストンマーティン最新モデルをスコットランドで試す”. GQ JAPAN. 2017年8月10日閲覧。
  2. ^ Aston Martin Vanquish Volante to bow at Pebble Beach”. autoblog (2013年7月17日). 2017年8月10日閲覧。
  3. ^ アストンマーティン、究極のスポーツGTをさらに進化させたVANQUISH Sを発表”. アストンマーティン (2016年11月15日). 2017年8月10日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集