アナトリア高原
座標: 北緯39度 東経33度 / 北緯39度 東経33度
アナトリア高原(土: Anadolu Yaylası、英: Anatolian Plateau[1][2])は、トルコの国土の大半を占める盆地状の高原[3]。標高800~1200m[4]。高原の北西部に同国第二位の都市アンカラがある[5]。トルコ語では「アナドル(Anadolu)」と呼ばれる[6]。トゥズ湖などの塩湖やステップ、砂地などが多い。牧畜が盛んで、小麦、ヒマワリ、ブドウ、テンサイ、タバコなどが栽培されている。年降水量は200~400mmで、乾燥地帯が広がり、冬は寒さが厳しくなる。ただし、西海岸地域は西岸海洋性気候に属する。カッパドキアは、この高原の火山によってできた大地である。世界遺産に登録されたハットゥシャなどの遺跡もある。
主な都市編集
脚注編集
- ^ “Anatolian plateau | plateau, Turkey” (英語). Encyclopedia Britannica. 2021年3月13日閲覧。
- ^ “Anatolian Plateau”. geography.name. 2021年3月13日閲覧。
- ^ “アナトリアこうげん【アナトリア高原】 | あ | 辞典” (日本語). 学研キッズネット. 2021年3月13日閲覧。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “アナトリア高原とは” (日本語). コトバンク. 2021年3月13日閲覧。
- ^ “アンカラ | あ | 辞典” (日本語). 学研キッズネット. 2021年3月13日閲覧。
- ^ “アナトリアとは?文明の発祥地である小アジアの歴史や遺跡 | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!” (日本語). トルコ旅行に行きたい・トルコツアーに参加したい・トルコ観光を満喫したいならターキッシュエア&トラベル (2016年12月30日). 2021年3月13日閲覧。
外部リンク編集
- Anatolian Plateau(英語)
- 日本大百科全書『アナトリア高原』 - コトバンク