アフターファイアー

概略編集

エンジンに供給される混合気が異常に濃すぎたり薄すぎたりした場合や、点火時期が大きくずれた場合に、燃焼室の中で燃焼が終了せず(最悪は失火に至る)、エンジンから排気管へ未燃焼ガスが流出する。その際に、排気管内に残留する酸素と未燃焼成分が、排気管の熱や他のシリンダからの排気ガスの熱により爆発を起こす。

なお、モータースポーツ車両では、コーナー進入時などで頻繁に排気管出口から火を噴いていることがある。これは減速時に十分なフューエルカットを行わず、未燃焼ガスが多量に発生し、排気管内の残留する酸素で爆発する空燃比にならないため、排気管出口で燃焼が起こるからである。

エンジンの燃焼室の後ろの排気側で発生することから、本来、吸気側に吹き返す爆発を意味する「バックファイアー」と混同されて用いられることが多い。両者とも非常に大きい音が発生するが、走行中の車両から出る爆発音もしくは破裂音は専ら意図的に発生させることができるアフターファイアーであることが多い[1][2]

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ タイムズスクエア騒然 バイクの音を銃声と勘違い”. CNN (2019年8月7日). 2019年8月8日閲覧。
  2. ^ バックファイアーとアフターファイアーは何が違う?起きる原因は?”. CarMe (2019年6月3日). 2019年8月8日閲覧。

関連項目編集