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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はマレス第二姓(母方の)はマルティネスです。

アブネル・マレス・マルティネスAbner Mares Martinez、男性、1985年11月28日 - )は、メキシコプロボクサー。元IBF世界バンタム級王者。元WBC世界スーパーバンタム級王者。元WBC世界フェザー級王者。現WBA世界フェザー級王者。世界3階級制覇王者。トレーナーは元IBF世界フェザー級王者ロベルト・ガルシア[1]

アブネル・マレス
Abner Mares.jpg
基本情報
本名 アブネル・マレス・マルティネス
階級 フェザー級
身長 165cm
リーチ 168cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1985-11-28) 1985年11月28日(33歳)
出身地 ハリスコ州グアダラハラ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 35
勝ち 31
KO勝ち 15
敗け 3
引き分け 1
テンプレートを表示
獲得メダル
男子 ボクシング
メキシコの旗 メキシコ
パンアメリカン競技大会
2003 バンタム級

目次

来歴編集

メキシコグアダラハラ生まれ。7歳の時に家族でアメリカ合衆国カリフォルニア州ハワイアン・ガーデンズへ引っ越し、15歳の時再びメキシコへ戻った。

アマチュア時代編集

2002年エルサルバドルで開催された中央アメリカ・カリブ海競技大会にバンタム級(54kg)で出場、準決勝でファン・マヌエル・ロペスを破り優勝した[2]

2003年ドミニカ共和国サントドミンゴで開催されたパンアメリカン競技大会にバンタム級(54kg)で出場、準々決勝でファン・マヌエル・ロペスを破り勝ち進むが、決勝でギレルモ・リゴンドウに敗退した[3]

2004年ギリシャアテネで開催されたアテネオリンピックにバンタム級(54kg)で出場するが1回戦で敗退した[4]

アマチュア戦績は112勝8敗。

母国メキシコを離れてアメリカに渡り、プロに転向した。

プロ時代編集

2005年1月6日、アリゾナ州ツーソンのデザート・ダイアモンド・カジノでデビュー戦を行い、2回2分0秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2007年9月7日、NABO北米バンタム級王座決定戦を元WBO世界フライ級王者イシドロ・ガルシア(メキシコ)と行い、ガルシアが7回終了時に棄権した為、王座獲得に成功した。

2007年11月17日、アトランティックシティボルガータ・ホテル・カジノ&スパでダミアン・デビッド・マルチアノ(アルゼンチン)と対戦し、12回3-0(2者が118-109、117-109)の判定勝ちで初防衛に成功した。

2008年3月15日、ラスベガスマンダレイ・ベイ・イベント・センターでディオスダド・ガビ(フィリピン)と対戦し、2回49秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2010年5月22日、ステイプルズ・センターIBF世界バンタム級王者ヨニー・ペレスコロンビア)と対戦し、12回1-0(114-114、115-113、114-114)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した [5]2010年12月11日、自身の他にビック・ダルチニアンジョゼフ・アグベコ、ヨニー・ペレスと共に出場したSuper Six World Boxing Classicのバンタム級版としてShowtimeが主催するトーナメントであるバンタム級スーパー4[6]の準決勝で元世界2階級制覇王者のビック・ダルチニアンの持つIBO世界バンタム級王座と空位のWBC世界バンタム級シルバー王座を懸け対戦し、12回2-1(111-115、113-112、115-111)の判定勝ちを収めIBO王座の獲得、WBCシルバー王座獲得に成功し決勝に進出した。

2011年8月13日、バンタム級スーパー4の決勝戦。IBF世界バンタム級王者ジョゼフ・アグベコガーナ)と対戦し、12回2-0(115-111、113-113、115-111)の判定勝ちを収めIBF王座の獲得、WBCシルバー王座の初防衛に成功した[7]。バンタム級スーパー4を優勝で飾った[8]

2011年12月3日、カリフォルニア州アナハイムホンダセンターでIBFからの指令に基づきジョゼフ・アグベコと再戦し、12回3-0(3者共に118-110)の判定勝ちを収めIBF王座は初防衛、WBCシルバー王座は2度目の防衛に成功した。

2012年2月9日、IBF世界バンタム級王座を返上、WBC世界バンタム級シルバー王座も返上した。

2012年4月21日、テキサス州エルパソドン・ハスキンズ・コンベンション・センター西岡利晃の名誉王座認定に伴いエリック・モレルプエルトリコ)とWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦を120ポンド契約のキャッチウェイトで行い、12回3-0(120-107、2者が119-109)の判定勝ちを収め2階級制覇に成功した[9][10]

2012年11月10日、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで1階級下のWBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノパナマ)と対戦し、12回3-0(2者が116-110、120-106)の判定勝ちを収め、初防衛に成功した[11]

2013年1月31日、ノニト・ドネアとの対戦を希望していたが、両者の所属しているプロモーター及びテレビ局(マレスはショウタイム、ドネアはHBO)が断絶状態にあり対戦実現の見通しが立たなかったことで、マレスは路線変更を強いられることになり、3階級制覇を目指すためWBC世界スーパーバンタム級王座を返上した[12][13]

2013年5月4日、MGMグランド・ガーデン・アリーナフロイド・メイウェザー・ジュニアロバート・ゲレロの前座で、WBC世界フェザー級王者ダニエル・ポンセ・デ・レオンと対戦し、9回2分20秒TKO勝ちを収め3階級制覇を達成した[14]

2013年8月24日、カリフォルニア州ロサンゼルス郡カーソンスタブハブ・センター・テニスコートジョニー・ゴンサレスと対戦し、初回2分55秒KO負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[15]

2013年12月30日、2014年2月15日にステイプルズ・センターでジョニー・ゴンサレスと再戦する予定だったが、マレスがスパーリング中に肋骨を痛め試合は延期となった[16]

2014年5月12日、WBCよりWBC世界フェザー級2位のジェイソン・ベレスとWBC世界フェザー級挑戦者決定戦を行うよう指令を受けた[17]

2014年7月12日、MGMグランド・ガーデン・アリーナサウル・アルバレスvsエリスランディ・ララの前座でジョナサン・オケンドとフェザー級10回戦を行い、10回3-0(2者が98-92、96-94)の判定勝ちを収め再起した[18]。トレーナーをバージル・ハンターに変更しての初の試合となった。

2014年12月13日、MGMグランド・ガーデン・アリーナでアミール・カーンvsデボン・アレクサンダーの前座でホセ・ラミレスと128ポンド契約10回戦を行い、ラミレスが5回終了時に棄権した為再起2連勝を飾った[19]

2015年1月9日、ゴールデンボーイ・プロモーションズからプロモート権を破棄されたことで、同プロモーションを離脱した[20]

2015年8月29日、ステイプルズ・センターで1階級下のWBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルスとWBA世界フェザー級スーパー王座決定戦を行い、12回0-2(114-114、111-117、111-117)の判定負けを喫しWBCに続く2年ぶりの王座返り咲きに失敗、WBCダイヤモンド王座獲得に失敗した[21][22][23]

2016年3月12日、コネチカット州アンカスビルモヒガンサン・カジノで元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエルとフェザー級契約での対戦が内定していたが[24]、メインのキース・サーマンvsショーン・ポーターが延期になったのと、代わりにメインになったゲーリー・ラッセル・ジュニアが開催日程が変更になった為、イベントは中止になった。

2016年6月25日、バークレイズ・センターでキース・サーマンVSショーン・ポーターの前座でWBA世界フェザー級王者ヘスス・クエジャルと対戦しWBCに続く王座獲得を目指す予定だったが[25][26][27]、マレスが予備検査で視力低下の問題に引っかかった為出場が出来なくなった。しかし主催するディベイラ・エンターテインメントは7月下旬頃にカリフォルニア州に場所を移して開催する意向を示した[28]。マレスは2008年に網膜はく離を患って手術を受けている[29]

2016年12月10日、ロサンゼルスの南カリフォルニア大学構内にあるギャレン・センターWBA世界フェザー級王者のヘスス・クエジャルと対戦し、12回2-1(117-110、116-111、112-115)の判定勝ちを収めWBCに続きWBAでの王座獲得に成功した[30][31][32]。この試合でマレス、クエジャルはそれぞれ70万ドル(約8千万円)のファイトマネーを稼いだ[33]

2017年4月3日、WBAはWBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスとWBA世界フェザー級正規王者のマレスに対し王座統一戦を行うよう指令を出した。30日以内に対戦交渉が合意に至らなければ入札になるとのこと[34][35]

2017年7月5日、WBAはWBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスとWBA世界フェザー級正規王者のマレスに対し、同月11日までに王座統一戦を行うことで合意に至らなければ同月21日に入札を行うと発表した[36][37][38]

2017年8月29日、WBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスとの王座統一戦に関する対戦交渉は決裂したが、同年10月14日にスタブハブ・センターでWBA世界フェザー級12位のアンドレス・グティエレスと対戦し、初防衛を目指すこととなった[39]

2017年10月14日、スタブハブ・センター・テニスコートにてレオ・サンタクルスVSクリス・アバロスの前座でWBA世界フェザー級12位のアンドレス・グティエレスと対戦し、10回2分40秒3-0(100-90、99-91×2)の負傷判定勝ちを収め、初防衛に成功した[40][41][42]

2017年10月20日、WBAはWBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスとWBA世界フェザー級正規王者のマレスに対し、同年11月6日までに王座統一戦を行うことで合意するよう指令を出した[43][44]

2018年6月9日、ステイプルズ・センターにてWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルスと約3年ぶりの再戦となる王座統一戦を行い、12回判定負けを喫し王座統一と2度目の防衛に失敗した[45]

2019年1月23日、スパーリングで右目の網膜剥離を患い、ガーボンタ・デービスとの試合を辞退。マレスは2008年には左目の網膜剥離を患っている[46]

獲得タイトル編集

脚注編集

  1. ^ マレスが公開練習 6.9サンタクルスと3年ぶり再戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月17日
  2. ^ 19.Central American and Caribbean Games - San Salvador, El Salvador - November 29th - December 6th 2002”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  3. ^ 14.Panamerican Games - Santo Domingo, Dominican Republic - August 1-16 2003”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  4. ^ 28.Olympic Games Athens, Greece August 14-29, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  5. ^ ペレス-マレス戦はドロー IBFバンタム級 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年5月23日
  6. ^ バンタム級“スーパー4”発表会 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年10月1日
  7. ^ マレス2-0でアグベゴ下す バンタム級新王者誕生 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月14日
  8. ^ この試合の勝者はブシ・マリンガとの90日以内の指名試合を行うよう指示が出ていたが、11回にマレスのローブローでアグベコがダウンするなど、マレスのローブローが目立ったのにもかかわらずレフェリーが何度も見逃すなどマレス寄りのレフェリングだった疑惑が浮上して紛糾したため、IBFが両者に即再戦の指令を出したことでマリンガとの指名試合は完全に宙に浮いた状態となった。
  9. ^ マレス、老雄モレルに大勝 WBC・Sバンタム級決定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年4月22日
  10. ^ Abner Mares, Eric Morel set to fight”. ESPN.com (2012年3月15日). 2014年4月21日閲覧。
  11. ^ マレスがモレノ撃退 サンタクルスKO防衛 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月12日
  12. ^ S・バンタム級王者マレスが王座返上 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年2月2日
  13. ^ Abner Mares Vacating The WBC Title, Heading Up To 126 Boxing Scene.com 2013年1月31日
  14. ^ マレス3階級制覇 デレオン倒す ボクシングニュース「Box-on!」2013年5月5日
  15. ^ ジョニゴン劇的復活 無敗マレスを初回KO! ボクシングニュース「Box-on!」2013年8月25日
  16. ^ Abner Mares hurts rib, match on hold”. ESPN.com (2013年12月30日). 2014年1月1日閲覧。
  17. ^ WBC orders Mares-Velez eliminator”. Fightnews.com (2014年5月12日). 2014年5月12日閲覧。
  18. ^ マレス再起、ファンマ3回終了TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2014年7月13日
  19. ^ カーンがアレキサンダーに大差判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月14日
  20. ^ Oscar De La Hoya gets settlement”. ESPN.com (2015年1月10日). 2015年1月11日閲覧。
  21. ^ Santa Cruz Wins WBA Title WBA公式サイト 2015年8月30日
  22. ^ Lion King of LA earns WBC Diamond Belt the hard way! WBC公式サイト 2015年8月30日
  23. ^ フェザー級対決、サンタクルスがマレスに判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月30日
  24. ^ 元世界王者対決、マレスvsモンティエルが決定 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月4日
  25. ^ Official: Thurman-Porter lands at Barclays Center Fightnews.com 2016年4月16日
  26. ^ カネロvsカーンのオフィシャル決定 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月20日
  27. ^ Jesus Cuellar to Defend WBA World Featherweight Title Against Abner Mares WBA公式サイト 2016年4月27日
  28. ^ ガニガン・ロペスvsタコニングは7.2開催 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月23日
  29. ^ Medical issue forces Abner Mares out of title fight with Jesus Cuellar”. ESPN.com (2016年6月17日). 2016年6月28日閲覧。
  30. ^ Mares defeats Cuellar to reclaim WBA featherweight title Fightnews.com 2016年12月11日
  31. ^ Mares Decisions Cuellar to Win Featherweight Crown WBA公式サイト 2016年12月11日
  32. ^ マレス2度目のフェザー級王者 クエジャール下す Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月11日
  33. ^ Abner Mares 'ready to take that belt' in fight vs. Jesus Cuellar”. ESPN.com (2016年12月10日). 2017年3月9日閲覧。
  34. ^ WBA orders Santa Cruz-Mares 2 Fightnews.com 2017年4月3日
  35. ^ WBA orders Santa Cruz-Mares WBA公式サイト 2017年4月3日
  36. ^ WBA sets Santa Cruz-Mares deadline Fightnews.com 2017年7月5日
  37. ^ Santa Cruz – Mares given till July 11 to reach an agreement WBA公式サイト 2017年7月5日
  38. ^ 黒田雅之IBFランク入り、リゴvsフローレス再戦指令 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月6日
  39. ^ Leo Santa Cruz and Abner Mares delay their rematch, will fight on same StubHub Center card in October LA Times 2017年8月29日
  40. ^ Mares defeats Gutierrez via technical decision Fightnews.com 2017年10月14日
  41. ^ Santa Cruz and Mares retain WBA titles with emphatic wins WBA公式サイト 2017年10月14日
  42. ^ マレスがグティエレスを圧倒、負傷判定でV1 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月15日
  43. ^ WBA orders Santa Cruz-Mares negotiations Fightnews.com 2017年10月20日
  44. ^ Santa Cruz and Mares must negotiate before November 6 WBA公式サイト 2017年10月20日
  45. ^ Leo Santa Cruz Repeats, Decisions Abner Mares in a War”. Boxing Scene.com (2018年6月10日). 2018年6月29日閲覧。
  46. ^ Abner Mares says detached retina was reason he withdrew from fight”. ESPN.com (2019年2月5日). 2019年2月21日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集

前王者
ジョゼフ・アグベコ
IBF世界バンタム級王者

2011年8月13日 - 2012年2月9日(返上)

空位
次タイトル獲得者
レオ・サンタ・クルス
空位
前タイトル保持者
西岡利晃
WBC世界スーパーバンタム級王者

2012年4月21日 - 2013年1月31日(返上)

空位
次タイトル獲得者
ビクトル・テラサス
前王者
ダニエル・ポンセ・デ・レオン
WBC世界フェザー級王者

2013年5月4日 - 2013年8月24日

次王者
ジョニー・ゴンサレス
前王者
ヘスス・クエジャル
WBA世界フェザー級王者

2016年12月10日 - 現在

次王者
N/A