アマンダ・ヌネス

この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の)はロレンソ第二姓(父方の)はヌネスです。(Template:ポルトガル語圏の姓名)

アマンダ・ヌネスAmanda Nunes1988年5月30日 - )は、ブラジル女性総合格闘家バイーア州サルヴァドール出身。アメリカン・トップチーム所属。現UFC世界女子フェザー級王者。現UFC世界女子バンタム級王者。UFC女子パウンド・フォー・パウンド・ランキング1位。UFC史上6人目の二階級制覇王者。UFC女子選手史上初の二階級制覇王者。UFC史上3人目の二階級同時王者。

アマンダ・ヌネス
Amanda Nunes.jpg
2016年
本名アマンダ・ロレンソ・ヌネス
(Amanda Lourenço Nunes)
生年月日 (1988-05-30) 1988年5月30日(32歳)
出身地バイーア州サルヴァドール
通称ザ・ライオネス
(The Lioness、雌ライオン)
国籍ブラジルの旗 ブラジル
身長173 cm (5 ft 8 in)
体重65.7 kg (145 lb)
階級バンタム級
フェザー級
リーチ175 cm (69 in)
スタンスオーソドックス
拠点アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州ココナッツクリーク
チームアメリカン・トップチーム
ランクブラジリアン柔術 (黒帯)
柔道 (茶帯)
現役期間2008年 -
総合格闘技記録
試合数25
勝利21
ノックアウト13
タップアウト4
判定4
敗戦4
ノックアウト2
タップアウト1
判定1
配偶者ニーナ・アンサロフ
子供1人
総合格闘技記録 - SHERDOG

女子UFCにおけるパウンド・フォー・パウンド最強と目されており、歴代UFC世界女子フェザー級王者のクリスチャン・サイボーグジャーメイン・デ・ランダミー、現UFC世界女子フライ級王者のヴァレンティーナ・シェフチェンコ、歴代UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーホリー・ホルムミーシャ・テイトInvicta世界女子フェザー級王者のフェリシア・スペンサーミーガン・アンダーソンから勝利を収めている。

来歴編集

4歳から空手を始め、16歳からボクシングを始めた。その約1年後に妹に誘われてブラジリアン柔術始め、19歳の頃に総合格闘技へ転向した[1]

2008年3月8日、総合格闘技のトレーニングを初めてわずか6ヶ月後にプロデビューするも[1]、アナ・マリアに腕ひしぎ十字固めで1R一本負けを喫した。

2009年12月12日 、ヴァネッサ・ポルトと対戦し、2R終了時にコーナーストップでTKO勝ち。

Strikeforce編集

2011年1月7日、アメリカデビューとなったStrikeforce Challengersで後のBellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドで開始14秒のKO勝ち[2]。6連勝を飾った。

2011年9月10日、Strikeforce: Barnett vs. Kharitonovアレクシス・デイビスと対戦し、パウンドで2RTKO負け。

Invicta FC編集

2013年1月5日、Invicta FC 4でサラ・ダレリオと対戦し、0-3の判定負け。

UFC編集

2013年8月3日 、UFCデビューとなったUFC 163で女子バンタム級ランキング10位のシーラ・ガフと対戦し、グラウンドの肘打ち連打で1RTKO勝ち。

2013年11月6日、UFC: Fight for the Troops 3で女子バンタム級ランキング9位のジャーメイン・デ・ランダミーと対戦し、グラウンドの肘打ち連打で1RTKO勝ち。

2014年9月27日、UFC 178で女子バンタム級ランキング1位のキャット・ジンガノと対戦し、パウンドで3RTKO負け。UFC初黒星となった。

2015年8月8日、UFC Fight Night: Teixeira vs. St. Preuxで女子バンタム級ランキング4位のサラ・マクマンと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年3月5日、UFC 196で女子バンタム級ランキング10位のヴァレンティーナ・シェフチェンコと対戦し、3-0の判定勝ち。

UFC世界女子バンタム級王座獲得編集

2016年7月9日、UFC 200のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで王者ミーシャ・テイトと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち。王座獲得に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年12月30日、UFC 207のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級ランキング1位の挑戦者ロンダ・ラウジーと対戦し、スタンドパンチ連打で開始48秒のTKO勝ち。王座の初防衛に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年9月9日、UFC 215のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級ランキング1位の挑戦者ヴァレンティーナ・シェフチェンコと再戦し、2-1の5R判定勝ち。2度目の王座防衛に成功した。

2018年5月12日 、UFC 224のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級ランキング2位の挑戦者ラケル・ペニントンと対戦し、パウンドで5RTKO勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

UFC世界女子フェザー級王座獲得・二階級制覇編集

2018年12月29日、UFC 232のUFC世界女子フェザー級タイトルマッチで一階級上のUFC世界女子フェザー級王者クリスチャン・サイボーグに挑戦し、開始51秒に右フックでKO勝ちを収め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。女子バンタム級に次いで女子フェザー級の王座獲得に成功し、ランディ・クートゥアBJ・ペンコナー・マクレガージョルジュ・サンピエールダニエル・コーミエに続いてUFC史上6人目となる二階級制覇を達成し、UFC女子選手史上初の二階級制覇王者となった。また、二階級の王座を同時に保持したのは、コナー・マクレガーとダニエル・コーミエに続いてUFC史上3人目となった。

2019年7月6日、UFC 239のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級ランキング2位の挑戦者ホリー・ホルムと対戦し、右ハイキックでダウンを奪い追撃のパウンドで1RKO勝ち。4度目の王座防衛に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、これにより歴代UFC世界女子バンタム級王者全員(テイト、ラウジー、ホルム)から勝利を収めた。

2019年12月14日、UFC 245のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級ランキング1位の挑戦者ジャーメイン・デ・ランダミーと再戦。合計8度のテイクダウンを奪い、グラウンドで圧倒して3-0の5R判定勝ち。5度目の王座防衛に成功し、歴代UFC世界フェザー級王者全員(サイボーグ、デ・ランダミー)から勝利を収めた。

2020年6月6日、UFC 250のUFC世界女子フェザー級タイトルマッチで挑戦者フェリシア・スペンサーと対戦し、終始一方的にスペンサーを攻め立てて3-0の5R判定勝ち。フェザー級王座の初防衛に成功し、女子UFCにおいて二階級王座を同時に保持した状態で両階級の王座防衛に成功した初めての人物となった。

2021年3月6日、UFC 259のUFC世界女子フェザー級タイトルマッチで挑戦者ミーガン・アンダーソンと対戦し、トライアングルアームバーで1R一本勝ち。2度目のフェザー級王座防衛に成功した。

人物・エピソード編集

  • 女子UFC史上最多勝利記録(14勝)、女子UFC史上最多連勝記録(12連勝)を保持している。
  • レズビアンであることを公表しており、同じく総合格闘家でUFCに参戦しているニーナ・アンサロフと婚約している[3]
  • 2019年12月27日、アメリカの総合格闘技老舗サイトMMAJunkieが選定する『2010年代のMMAファイターTop 10』で6位に選ばれた[4]

戦績編集

総合格闘技 戦績
24 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
21 13 4 4 0 0 0
4 2 1 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ミーガン・アンダーソン 1R 2:03 トライアングルアームバー UFC 259: Błachowicz vs. Adesanya
【UFC世界女子フェザー級タイトルマッチ】
2021年3月6日
フェリシア・スペンサー 5分5R終了 判定3-0 UFC 250: Nunes vs. Spencer
【UFC世界女子フェザー級タイトルマッチ】
2020年6月6日
ジャーメイン・デ・ランダミー 5分5R終了 判定3-0 UFC 245: Usman vs. Covington
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2019年12月14日
ホリー・ホルム 1R 4:10 KO(右ハイキック→パウンド) UFC 239: Jones vs. Santos
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2019年7月6日
クリスチャン・サイボーグ 1R 0:51 KO(右フック) UFC 232: Jones vs. Gustafsson 2
【UFC世界女子フェザー級タイトルマッチ】
2018年12月29日
ラケル・ペニントン 5R 2:36 TKO(パウンド) UFC 224: Nunes vs. Pennington
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2018年5月12日
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ 5分5R終了 判定2-1 UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2017年9月9日
ロンダ・ラウジー 1R 0:48 TKO(スタンドパンチ連打) UFC 207: Nunes vs. Rousey
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2016年12月30日
ミーシャ・テイト 1R 3:16 リアネイキドチョーク UFC 200: Tate vs. Nunes
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2016年7月9日
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ 5分3R終了 判定3-0 UFC 196: McGregor vs. Diaz 2016年3月5日
サラ・マクマン 1R 2:53 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Teixeira vs. St. Preux 2015年8月8日
シェイナ・ベイズラー 1R 1:56 TKO(右ローキック) UFC Fight Night: Maia vs. LaFlare 2015年3月21日
× キャット・ジンガノ 3R 1:21 TKO(パウンド) UFC 178: Johnson vs. Cariaso 2014年9月27日
ジャーメイン・デ・ランダミー 1R 3:56 TKO(グラウンドの肘打ち) UFC: Fight for the Troops 3 2013年11月6日
シーラ・ガフ 1R 2:08 TKO(グラウンドの肘打ち) UFC 163: Aldo vs. Korean Zombie 2013年8月3日
× サラ・ダレリオ 5分3R終了 判定0-3 Invicta FC 4: Esparza vs. Hyatt 2013年1月5日
ラケル・パールヒ 1R 2:24 リアネイキドチョーク Invicta FC 2: Baszler vs. McMann 2012年7月28日
× アレクシス・デイビス 2R 4:53 TKO(パウンド) Strikeforce: Barnett vs. Kharitonov 2011年9月10日
ジュリア・バッド 1R 0:14 KO(左フック→パウンド) Strikeforce Challengers 13 2011年1月7日
エジアネ・ゴメス 2R 3:00 TKO(パンチ連打) Bitetti Combat 6 2010年2月25日
ヴァネッサ・ポルト 2R 5:00 TKO(タオル投入) Samurai FC 2: Warrior's Return 2009年12月12日
ダイジー・リー 1R 1:08 TKO(パンチ連打) Samurai FC: Samurai Fight Combat 2009年9月12日
ナジジャ 1R TKO(パンチ連打) Prime MMA Championship 3 2008年7月1日
パティ・バルボーザ 1R TKO(パンチ連打) Demo Fight 3 2008年5月24日
× アナ・マリア 1R 0:35 腕ひしぎ十字固め Prime MMA Championship 2 2008年3月8日

獲得タイトル編集

表彰編集

ペイ・パー・ビュー販売件数編集

開催年月日 イベント 販売件数 備考
2016年7/9_7月9日 UFC 200: ミーシャ・テイト vs. アマンダ・ヌネス 100_100万9千件
2016年12/30_12月30日 UFC 207: アマンダ・ヌネス vs. ロンダ・ラウジー 110_110万件
2017年9/9_9月9日 UFC 215: アマンダ・ヌネス vs. ヴァレンティーナ・シェフチェンコ 2 010_10万件
2018年5/12_5月12日 UFC 224: アマンダ・ヌネス vs. ラケル・ペニントン 008_8万5千件
2020年6/6_6月6日 UFC 250: アマンダ・ヌネス vs. フェリシア・スペンサー 009_9万件 ESPN+

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集

前王者
ミーシャ・テイト
第4代UFC世界女子バンタム級王者

2016年7月9日 - 現在

次王者
N/A
前王者
クリスチャン・サイボーグ
第3代UFC世界女子フェザー級王者

2018年12月29日 - 現在

次王者
N/A