アメジストニシキヘビMorelia amethystina)は、ニシキヘビ科オマキニシキヘビ属に分類されるヘビ特定動物

アメジストニシキヘビ
アメジストニシキヘビ Morelia amethystina
保全状況評価
ワシントン条約附属書II
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: ニシキヘビ科 Pythonidae
: オマキニシキヘビ属
Morelia
: アメジストニシキヘビ
M. amethystina
学名
Morelia amethystina
(Schneider, 1801)
和名
アメジストニシキヘビ
英名
Amethystine python

分布 編集

オーストラリア北部、ニューギニア島

形態 編集

全長300-500cmで、最大では860cmの記録がある。オマキニシキヘビ属最大種。体形は細長い。体色は、光沢を帯びた褐色で、模様は無紋に近いものから、網目模様や横帯模様など、個体によって変異が大きい。

頭部は大型で、頸部は細い。

生態 編集

森林や水辺に生息する。特に水辺を好む。

食性は動物食で、鳥類哺乳類を食べる。繁殖形態は卵生。

人間との関係 編集

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。

大型種のうえに非常に神経質で、攻撃的で人に慣れにくい。そのため動物愛護法によって特定動物に指定され、飼育には地方自治体の許可が必要。

関連項目 編集

参考文献 編集

  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、151頁。
  • 山田和久 『爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ』、誠文堂新光社、2005年、65頁。

外部リンク 編集