月刊コミックアライブ

KADOKAWA(メディアファクトリー)が発行する日本の漫画雑誌
アライブ+から転送)

月刊コミックアライブ』(げっかんコミックアライブ)は、KADOKAWAメディアファクトリーブランド発行の漫画雑誌2006年6月27日創刊。毎月27日発売。同社の『コミックフラッパー』よりも低めの年齢層を対象にしており、オリジナル作品のほかMF文庫Jで刊行されているライトノベルの漫画化作品が多く掲載されている。2012年以降は富士見ファンタジア文庫角川スニーカー文庫の作品も掲載されるようになった。[独自研究?]

月刊コミックアライブ
monthly comic alive
愛称・略称 アライブ
ジャンル 一般漫画
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 メディアファクトリー(創刊当初)
KADOKAWA(2013年10月の会社統合による出版社変更)
編集部名 アライブ編集部
発行人 青柳昌行
編集長 松井健太[1]
刊行期間 2006年6月27日(2006年8月号) -
レーベル MFコミックス アライブシリーズ
姉妹誌 コミックキューン
ウェブサイト 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト
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本誌オリジナルの作品では『まりあ†ほりっく』(遠藤海成)、『のんのんびより』(あっと)などがテレビアニメ化がされている。

連載中作品 編集

作品名五十音順。2024年5月号現在。

オリジナル作品 編集

メディアミックス作品 編集

小説 編集

長期休載中 編集

連載終了作品 編集

オリジナル作品(終了) 編集

  • アーク:ロマンサー(原作:林達永 作画:金素姫)(2014年7月号 - 2015年4月号)
  • 朝まで授業chu!(原作:太田顕喜 作画:むにゅう)(2008年8月号 - 2016年1月号)
  • あなたの順位おしえてくださいっ(春日沙生)(2017年10月号 - 2018年12月号)
  • あの娘にキスと白百合を缶乃)(2014年1月号 - 2019年4月号)
  • 新神さまの異能世界(幸奈ふな)(2016年1月号 - 11月号)
  • あやかしこ(ヒジキ)(2015年5月号 - 2017年8月号)※『コミックキューン』に移籍
  • ありすorありす〜シスコン兄さんと双子の妹〜梱枝りこ)(2013年11月号 - 2015年9月号)※『コミックキューン』に移籍
  • いいなり!!吸血姫(草壁レイ)(2008年7月号 - 2010年3月号)
  • イエローゲート!(森みさき)(2010年2月号 - )
  • 異世界宗教へようこそ!(咲竹ちひろ)(2019年2月号 - 2020年8月号)
  • ウルトラなネコ(山本でいち)(2021年11月号 - 2022年9月号)
  • 桜花絢爛生徒会 〜Little God bless you!〜(倉藤倖)(2008年11月号 - 2009年10月号)※休載ののち2009年10月号において連載終了が発表された
  • オカルトメイデン 陽章 鬼を継ぐ少年(原作・監修:平坂読 作画:ヒロイチ)(2013年12月号 - 2015年1月号)
  • 幼なじみとトランクス あの娘はホントに女の子?(吉原雅彦)(2019年8月号 - 2021年2月号)
  • Oz-オズ-(原作:岩井恭平 作画:刻夜セイゴ) (2008年11月号 - 2011年3月号)
  • 御伽大戦 ファンタズマ(吉村英明)(2013年5月号 - 2014年7月号)
  • おまかせ精霊(青本もあ)(2006年8月号(創刊号) - 2008年11月号)
  • 俺んちのメイドさん(大原ロロン)(2015年5月号 - 2015年9月号)※『コミックキューン』に移籍
  • カーグラフィティJK(さきしまえのき)(2015年5月号 - 2018年4月号)
  • 腕撃のパンツァー(牛乳のみお)(2022年2月号 - 2022年12月号)
  • ガイスターバーン(山本賢治)(2006年8月号(創刊号) - )※ 長期間休載扱いだったが2010年4月号で連載終了を告知、1巻までで未収録回あり
  • ガスマスクガール御影石材)(2009年12月号 - 2010年12月号)
  • 褐色編集さんとショタ漫画家(ごくげつ)(2020年4月号 - 2021年12月号)
  • 彼女と旅する崩壊後世界(貴島煉瓦 ストーリー協力:深見真)(2016年4月号 - 2017年11月号)
  • 神ぷろ。國津武士)(2006年8月号(創刊号) - 2008年3月号)
  • かわいいハンター(武シノブ)(2013年10月号 - 2015年4月号)
  • ギオンのツガイ(藤ます)(2015年5月号 - 2017年1月号)
  • 奇想天才ジーニアズ!(咲竹ちひろ)(2017年12月号 - 2018年9月号)
  • くだみみの猫中山幸)(2014年3月号 - 2018年1月号)※『コミックキューン』に移籍
  • クラウドヘブン -壊れゆく彼女-(神楽武志×両角潤香)(2016年8月号予告編、9月号 - 2018年8月号)
  • グレースケールチルドレン(あきづきりょう)(2006年9月号 - 2007年7月号)
  • 黒と黒と白のプリュネル(原作:にゃるら 漫画:幸奈ふな)(2018年1月号 - 2019年1月号)
  • 黒のカミサマと白のアデプト(柴嶺タカシ)(2018年6月号 - 2022年8月号)※『ComicWalker』「アライブ+」レーベルに移籍
  • 黒森さんはスマホが使えない(吉原雅彦)(2018年1月号 - 2019年4月号)
  • 県立雲田場高校地球侵略部(新久保だいすけ)(2006年8月号(創刊号) - 2008年4月号)
  • こあくまメレンゲあっと)(2007年12月号 - 2008年1月号、4月号、7月号 - 9月号、11月号 - 2009年3月号)
  • CODE:RED(かみや草月)(2009年4月号 - 2010年4月号)
  • 黒焔の戦乙女(梶沖たくま)(2018年10月号 - 2020年7月号)
  • この世界はツイている(伊吹有)(2018年2月号 - 2019年4月号)
  • コンビニロボットぽぷりちゃん林雄一)(2009年5月号、9月号、11月号、2010年2月号 - 2013年2月号)
  • サイ:テイカー -二人のアルテミス-(原作:林達永 作画:李秀顯)(2012年3月号 - 2013年3月号)
  • ささめきこといけだたかし)(2007年7月号 - 2011年11月号)
  • ざんねん! 番長ちゃん(林雄一)(2013年8月号 - 2014年10月号)
  • シークレットの向こう側(吉川英朗)(2014年11月号 - 2015年12月号)
  • しはるじぇねしす近藤るるる)(2006年8月号(創刊号) - 2010年1月号)
  • 純情無敵オトメ少年(さかいゆうすけ)(2006年9月号 - 2007年3月号)
  • 女子大生の日常津々巳あや)(2013年11月号 - 2016年3月号)
  • 私立トアール学園2年☆組物語石川マサキ)(2006年10月号 - 2007年12月号)
  • スレイプニル(槌居)(2014年6月号 - 2015年3月号)
  • 聖戦テイルズ(士土大介)(2008年8月号 - 2009年7月号)
  • 総天然色乙女組(みなづき忍)(2008年1月号 - 2009年5月号)
  • タブー・タトゥー真じろう)(2010年1月号 - 2017年8月号)
  • 玉藻の恋(ミト)(2010年4月号 - 2020年9月号)
  • 断裁分離のクライムエッジ(緋鍵龍彦)(2009年5月号 - 2015年9月号)
  • ダンジョンの幼なじみ(久真やすひさ)(2022年3月号 - 2022年9月号)※『ComicWalker』「アライブ+」レーベルに移籍
  • ちいさな森のオオカミちゃん(わたあめ)(2019年7月号 - 2021年2月号)
  • ついったーさん(槻木こうすけ)(2016年6月号 - 2019年1月号)
  • つれづれダイアリー(草野ほうき)(2016年7月号 - 2018年4月号)
  • デイドリームネイションkashmir)(2006年8月号(創刊号) - 2013年5月号)
  • トカゲ爆発しろ(okamura)(2020年3月号 - 2022年6月号)
  • TRIO De PINCH!!(ありがひとし)(2006年11月号 - 2007年4月号)
  • ネフィリム草壁レイ)(2006年8月号(創刊号) - 2008年3月号)
  • ノロマジョ(青本もあ)(2009年2月号 - 2010年2月号)
  • のんのんびよりあっと)(2009年11月号 - 2021年4月号)
  • バーバ・ヤガー(きづきあきらサトウナンキ)(2008年1月号 - 2012年4月号)
  • はっぴぃでぃずあかでみぃ(坂巻あきむ)(2006年8月号(創刊号) - 2008年2月号)
  • ハニーコスモス(須田さぎり)(2006年8月号(創刊号) - 2007年4月号)
  • Parabellum -パラベラム-吉岡榊)(2007年4月号 - 2008年8月号)
  • はんな of the Z(吉川かば夫)(2006年9月号 - 2008年1月号)
  • ひまわりさん菅野マナミ)(2011年3月号[注 1] - 2022年2月号(本編[5])、2022年3月号 - 2022年9月号)
  • ぷこりな!(新久保だいすけ)(2008年8月号 - 2009年3月号)
  • ブラック彼女(吉原雅彦)(2015年12月号 - 2017年7月号)
  • ブレイクハンズ 〜星石を継ぐ者〜(佐々木ミノル)(2008年7月号 - 2009年8月号)
  • ベイビー・ブルー・クラスター(原作:にゃるら 作画:Be-con)(2021年1月号 - 2022年3月号)
  • ベリアル様は四天王の中でも××(林雄一)(2019年2月号 - 2020年9月号)
  • 放課後ビッチクラフト(原作:志瑞祐 作画:市原和真)(2018年10月号 - 2020年11月号)
  • BONE CRUSHER(いづなよしつね)(2006年8月号(創刊号) - 2007年6月号)
  • ボクが勇者で魔王もボクで(原作:太田顕喜 作画:炎堂たつや)(2019年9月号 - 2021年5月号)
  • ぼくらのらぶたいぷ(ひな。)(2006年8月号(創刊号) - )
  • ポケドル -The idol project-(バラマツヒトミ)(2015年4月号 - 2016年4月号)
  • まりあ†ほりっく遠藤海成)(2006年8月号(創刊号) - 2015年1月号)
  • みずたまリンドウ(宗我部としのり)(2012年6月号 - 10月号)
  • 未来少女エモモーション(原作:海冬レイジ 衣装デザイン:るろお 作画:飯田のぎ)(2011年5月号 - 2012年4月号)
  • ムクロヒメ<骸姫>龍炎狼牙)(2006年8月号(創刊号) - 2007年6月号)
  • 明×暗SCRAMBLE(津々巳あや 原案協力:空木春花)(2016年10月号 - 2018年3月号)
  • モダン†ロマネスコ(きくらげ)(2022年1月号 - 2022年12月号)
  • モモタノハナ(井ノ本リカ子)(2006年8月号(創刊号) - 2007年9月号)
  • 勇者運送屋(三ツ矢だいふく)(2021年5月号 - 2022年8月号)※『ComicWalker』「アライブ+」レーベルに移籍
  • ゆめくり)(2012年3月号 - 2017年2月号)
  • ゆるりずむ武田みか)(2006年8月号(創刊号) - 2007年1月号)
  • 夜縛◆夜明曲(RAN)(2017年6月号予告編、7月号 - 2022年3月号)
  • らのべのへん!(原作:弓弦イズル 作画:山木鈴)(2010年10月号 - 2011年8月号)
  • 乱刃(空十雲)(2009年6月号 - 2010年6月号)
  • ランドセルと異世界さんぽ(くぼたまこ)(2019年8月号 - )
  • レッチリ(こぶだし)(2016年3月号 - 2020年4月号)
  • RE:BIRTH -The Lunatic Taker-(原作:林達永 作画:李秀顯)(2009年7月号 - 2011年12月号)
  • 恋愛ダメ、ゼッタイ(神楽武志×両角潤香)(2020年3月号 - 2021年11月号)
  • 恋愛遊星(倉橋ユウス)
  • ロゼッタ 〜薔薇の聖十字騎士〜(吉岡榊)(2009年3月号 - 2010年4月号)
  • 私の傷は死んでも消さない(緋鍵龍彦)(2019年10月号 - 2021年7月号)

メディアミックス作品(終了) 編集

アニメ化作品 編集

テレビアニメ 編集

作品 放送年 アニメーション制作 備考
まりあ†ほりっく 2009年(第1期) シャフト
2011年(第2期)
ささめきこと 2009年 AIC
断裁分離のクライムエッジ 2013年 Studio五組
のんのんびより 2013年(第1期) SILVER LINK. OVA(第1期、第2期)、映画あり
2015年(第2期)
2021年(第3期)
ディーふらぐ! 2014年 ブレインズ・ベース OADあり
タブー・タトゥー 2016年 J.C.STAFF
となりの吸血鬼さん 2018年 Studio五組
AXsiZ

OVA 編集

作品 アニメーション制作 備考
朝まで授業chu! 2012年 GoHands
ゆめくり 2012年 ディオメディア ドラマCDに同梱

単行本 編集

MFコミックス・アライブシリーズ」のレーベルで毎月23日ごろ発売。広告などでは「アライブコミックス」の別名も使われている。

兄弟誌 編集

コミックフラッパー
詳細はコミックフラッパーを参照。
コミックアライブPlus
2010年8月31日、ケータイコミックレーベルとして「コミックシーモア」内で配信開始[10]。すべて描きおろしの作品を掲載[10]。毎週火曜日更新[10]
Comic CYUTT
『Comic CYUTT』(コミックキュット)は、オリジナルの電子書籍漫画誌[11]。パピレスとメディアファクトリーの提携により制作[11]。2009年12月11日より配信開始[11]。毎月第2・第4金曜日発売で、毎号描きおろされた4作品を掲載。本誌は「電子書店パピレス」と「電子貸本Renta!」にて販売された[11]。連載作品については電子書籍はパピレス、紙の単行本はメディアファクトリーが刊行[11]。「『恋』『癒し』『ドラマ』『夢』『笑い』など」をテーマとした作品を掲載[11]
コミックキューン
本誌創刊100号記念企画として雑誌内雑誌の形で掲載された4コマ誌。2014年10月号から2015年9月号まで掲載され、その後独立創刊した。詳細はコミックキューンを参照。
コミックアライブ+
2022年6月27日、『月刊コミックアライブ』2022年8月号誌上にて、「アライブ16周年一大プロジェクト」の一環として「アライブ+」がWebレーベルとして創刊されることを発表[12]。本誌から派生したレーベルとして、同年7月27日に誕生[13]。「もっとたくさんの、もっと幅広い作品と繋がっていきたい、読者に届けたいという思い」が込められ、レーベルが生まれている[14]。本誌の作品のリバイバル掲載や、オリジナル作品、本誌から移籍した作品を公開[13]。多種多様なジャンルの作品が掲載される[14]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2009年10月号より数度の読切掲載を経て連載開始。
  2. ^ 2023年9月号よりタイトルが『takt op.Destiny はるか追憶のアンナ 〜Harmony of Hope〜』から『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』に変更された[4]
  3. ^ 2018年7月号よりタイトルが『緋弾のアリア』から『緋弾のアリア 紫電の魔女』に変更され、2019年12月号よりタイトルに再変更。

出典 編集

  1. ^ “「これはレアだ!!」「ヤバいから…」編集者が太鼓判を押す25作品”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月2日). https://natalie.mu/comic/column/462685 2022年2月3日閲覧。 
  2. ^ a b “アライブでコミカライズ一挙4作品始動、付録は袴姿のレム&ラムポスター”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年3月27日). https://natalie.mu/comic/news/275447 2024年3月27日閲覧。 
  3. ^ a b “「戦闘員、派遣します!」「自称Fランク」マンガ版が6年の連載に幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年3月27日). https://natalie.mu/comic/news/566913 2024年3月27日閲覧。 
  4. ^ a b “「SYNDUALITY Noir」恋するドリフター・エリーが主人公のスピンオフ、アライブで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年7月27日). https://natalie.mu/comic/news/534511 2023年7月27日閲覧。 
  5. ^ “「よう実」2年生編のコミカライズが始動、「ひまわりさん」は本編最終回”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月25日). https://natalie.mu/comic/news/459365 2022年1月27日閲覧。 
  6. ^ コミックアライブ 2020年3月号”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. 2020年8月26日閲覧。
  7. ^ a b 「CONTENTS」『月刊コミックアライブ』2024年4月号、KADOKAWA、2024年2月27日。 目次より。
  8. ^ 『ドラキュラやきん!』のコミカライズ連載がコミックアライブ5月号より開始”. ラノベニュースオンライン. Days (2021年3月29日). 2022年8月3日閲覧。
  9. ^ 「Lie:verse Liars 偽想廻明 連載中止のお詫び」『月刊コミックアライブ』2024年1月号、KADOKAWA、2023年11月27日、735頁、ASIN B00GJXOHRO 
  10. ^ a b c “「世紀末オカルト学院」コミカライズなど携帯コミックで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年8月23日). https://natalie.mu/comic/news/36541 2022年7月30日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f “「世紀末オカルト学院」コミカライズなど携帯コミックで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年12月8日). https://natalie.mu/comic/news/24878 2022年7月30日閲覧。 
  12. ^ “幼なじみとの交際0日婚から始まる同居ラブコメがアライブで開幕、創刊16周年企画も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年6月27日). https://natalie.mu/comic/news/483192 2022年7月30日閲覧。 
  13. ^ a b “アライブ+誕生、人気作のリバイバル連載やにじさんじ新企画のコミカライズなど展開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月27日). https://natalie.mu/comic/news/487131 2022年7月30日閲覧。 
  14. ^ a b みんなを元気にする新たなWEBレーベルがオープン!『ようこそ実力至上主義の教室へ』はじめ人気作品が1話から読める!『アライブ+』始動!!”. アニメ!アニメ!. イード (2022年7月29日). 2022年7月30日閲覧。

外部リンク 編集