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アラン・マクファーレン

アラン・ドナルド・ジェームズ・マクファーレン(Alan Donald James Macfarlane, 1941年12月20日 - )は、イギリス人類学者、歴史学者、歴史人類学者。 ケンブリッジ大学キングスコレッジ社会人類学名誉教授。 イギリス学士院、王立歴史協会Royal Historical Society会員。

略歴編集

1960年から1963年までオクスフォード大学で近代史を専攻し、1967年にPh.D.博士号を取得。学位論文は「エセックスの魔女裁判1560-1680: 社会学的分析」。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにおいて博士号(Master of Philosophy)を取得、学位論文は「17世紀イングランドにおける婚姻と恋愛関係における規則」。1972年にロンドン大学東洋アフリカ研究学院において博士。学位論文は「中央ネパールにおける人口と資源」。

1975年からケンブリッジ大学のフェロー。1986年、英国学士院会員に選出。1991年、ケンブリッジ大学人類学教授就任。2009年、名誉教授。

人類学者エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャードとルーシー・メア(Lucy Mair)やアナール学派の影響を受け、近代世界の起源についての比較人類学研究を主要研究テーマにし、著書に は、『イギリスの個人主義の起源』(1978)、『平和の残酷な戦争』(1997、イギリスと日本に関して)がある。

日本、中国、ネパールについても著作があり、2007年には『鏡の国の日本』を刊行、『近代世界の形成』(2002)ではフレデリック・メイトランドアダム・スミスモンテスキュートクヴィルアーネスト・ゲルナーと並んで近代世界を作った6人の偉大な思想家の一人として福澤諭吉を論じた。

デジタルヒマラヤプロジェクトや世界口承文芸プロジェクト座長などを務める。またYoutubeに多数の動画をあげていることでも知られる。

著作編集

邦訳

発言編集

2005年一般向けの啓蒙書「リリーへの手紙」を刊行した際に、海外における日本像について次のように発言している[1]

日本の社会がどのように機能しているかについて、英語で書かれた一般向けの本はありません。専門書はありますが、社会学、人類学の学問用語が多く、一般の人には読みにくいです。世界では歪められた日本像が形成されています。ほとんどの人が日本のことを全く理解していません。世界の異なる社会の人々に日本のことを理解してもらうのみならず、日本人自身にも、私の目を通して、外の人たちが日本をどう見ているかということを知ってもらうのは、人類学の仕事です。

脚注編集

外部リンク編集