アリス・バーバー・スティーブンス
アリス・バーバー・スティーブンス（Alice Barber Stephens、1858年7月1日 - 1932年7月13日）は、アメリカ合衆国の画家、版画家、イラストレータである。「Scribner's Monthly」、「Harper's Weekly」、「Ladies Home Journal」といった雑誌に多くの挿絵を描いた。
| アリス・バーバー・スティーブンス Alice Barber Stephens | |
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| 誕生日 | 1858年7月1日 |
| 出生地 | USA,セイラム |
| 死没年 | 1932年7月13日 |
| 死没地 | USA,Rose Valley, Pennsylvania |
略歴 編集
ニュージャージー州セイラムの近く[1]のクエーカー教徒の家に生まれた[2]。ニュージャージーから家族はフィラデルフィアに移り、15歳からフィラデルフィア女子デザイン学校で木版画を学び[2]、雑誌に挿絵を描くようになった。
1876年に名門の美術学校、ペンシルベニア美術アカデミーが女性の入学を認めるようになり、アリスも美術アカデミーに進学した。同時期の美術アカデミーの学生には、スーザン・マクダウェルやフランク・スティーブンス、ジョーダン(David Wilson Jordan)、エヴィングハウゼン(Lavinia Ebbinghausen)、トマス・アンシュッツらがいて、後にアリスと結婚するチャールズ・H・スティーブンスもいた[3]。美術アカデミーではトマス・エイキンズに学び、版画だけでなく油絵、水彩画も含むさまざまな絵画技法を学んだ[4] 。1879年にエイキンズに選ばれて、月刊誌「Scribner's Monthly」に掲載される、授業風景の挿絵を描いた。
1886年から1年間、パリに留学し、イタリアも旅した。パリではアカデミー・ジュリアンとアカデミー・コラロッシで学び、1887年のサロン・ド・パリに出展した[2][5]。帰国後は「Ladies' Home Journa」の定期寄稿者になり、多くの書籍の挿絵を描いた。
1888年から母校のフィラデルフィア女子デザイン学校で教え始め、教えた学生には、有名なイラストレータになったシャーロット・ハーディング（Charlotte Harding）がいた[4]。
1890年にペンシルベニア美術アカデミーの展覧会に出展した優れた女性画家に与えるメアリー・スミス賞を受賞した。1890年に美術アカデミーの教員になっていた元クラスメートのチャールズ・H・スティーブンスと結婚した。
作品 編集
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「5番街のクリスマスの買い物」 -
「美術学校の女子クラス」 (1879) -
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参考文献 編集
- ^ Falk, Peter Hastings (1998). Record of the Carnegie Institute's International exhibitions, 1896-1996. Madison, CT: Sound View Press. p. 3161. ISBN 0-932087-55-8
- ^ a b c Notable American Women: 1607–1950. Cambridge, Massachusetts: Harvard University Press. (1971)
- ^ Rena Robey. "Alice Barber Stephens, Artist of Women Live and Work". arttimesjournal.com. Retrieved May 4, 2017
- ^ a b Taraba, Frederic (1998). “Alice Barber Stephens: The First Famous Female Illustrator”. Step by Step Graphics 14 (6): 98–105.
- ^ Carol Kort; Liz Sonneborn (May 14, 2014). A to Z of American Women in the Visual Arts. Infobase Publishing. p. 206. ISBN 978-1-4381-0791-2