アルバー(Arbar) はフランス生まれの競走馬及び種牡馬である。

アルバー
欧字表記 Arbar
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1944年
死没 1959年
Djebel
Astronomie
母の父 Asterus
生国 フランスの旗 フランス
生産 Marcel Boussac
馬主 Marcel Boussac
調教師 Charles Semblat
競走成績
生涯成績 9戦7勝
勝ち鞍

ジャンプラ賞 (1948)
カドラン賞 (1948)

アスコットゴールドカップ (1948)
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マルセル・ブサックにより生産・所有され、兄弟に凱旋門賞カラカラなどがいる良血馬であり、アスコットゴールドカップなど長距離戦で活躍し、種牡馬としてグランクリテリウム優勝馬アブドスなどを輩出した。

出自編集

アルバーはノルマンディーマルセル・ブサック所有のフレズネイ=ル=ビュファール牧場で生産された。

父はブサックの代表的な生産馬で1940年の2000ギニー、1942年の凱旋門賞などを制したジェベルであり、アルバーはジェラルやクラリオンと同じくジェベルの初年度産駒であった。

母アストロノミーは、カドラン賞4連覇など27戦17勝のマルシャス、パリ大賞アスコットゴールドカップ凱旋門賞など8戦8勝のカラカラオークス馬アスメナなどを産んでいる。

なお、アルバーが生まれた当時のイギリスでは、ジャージー規則によりレキシントンなどのジェネラルスタッドブックに遡れない馬の血を引く馬は半血扱いされており、父父トウルビヨンの子孫が活躍し、規則が撤廃される1949年まではアルバーもサラブレッドとして認められていなかった。

アルバーはブサック所有馬として、ジェベル、マルシャス、カラカラ、コロネーション、ガルカドールなどと同じようにシャンティイの元騎手シャルル・センブラのもとで調教された。

競走馬時代編集

競走馬デビューは3歳となった1947年であり、フランス国内で3勝し、秋にはセントレジャーステークスに出走し、サヤジラオに頭差及ばず2着となったが、3着馬で後に凱旋門賞馬となるミゴリには3馬身差をつけていた。1か月後、再びイギリスのキングジョージ4世ステークス(2miles)に出走すると、3頭のライバルを打ち破り重賞初勝利をあげた。

翌1948年は5月にロンシャンのジャンプラ賞(3000m)で勝利すると、カドラン賞(4000m)でもベルギーのチャンピオンホース・Bayeuxを破って優勝した。6月にはアスコットゴールドカップにフランスを代表する馬として出走し、4馬身差で楽勝して兄弟制覇を達成し、ヨーロッパ最強ステイヤーと評価された。7月にはグッドウッドカップに出走し、フェデリコ・テシオのテネラニと対決したが、暑さの中落ち着きを欠き、残り5ハロンで故障を発生させると、テネラニに1馬身半差をつけられて敗れ、そのまま競走馬引退となった。

おもな産駒編集

  • Arbencia (FR,1954,鹿毛) - 1957年 ヴェルメイユ賞
  • Abdos (FR,1959,黒鹿毛) - 1961年 グランクリテリウム
  • アーコー (FR,1959,鹿毛) - 1962年 コンセイユミュニシパル賞
  • Astana (FR,1956,鹿毛) - 1960年 コンセイユミュニシパル賞
  • Argal (FR,1954,鹿毛) - 1958年 モーリスドニュイユ賞
  • Artania (GB,1959,鹿毛) - 1963年 フィユドレール賞
  • Amora (GB,1951,栗毛) - 1954年 チェシャーオークス

血統編集

アルバー血統 (血統表の出典)

Djebel
父の父
Tourbillon (FR)
Ksar Bruleur
Kizil Kourgan
Durban Durbar
Banshee
父の母
Loika (FR)
Gay Crusader Bayardo
Gay Laura
Coeur a Coeur Teddy
Ballantrae

Astronomie (FR)
Asterus (FR) Teddy Ajax
Rondeau
Astrella Verdun
Saint Astra
母の母
Likka (FR)
Sardanapale Prestige
Gemma
Diane Mallory Nimbus
Ferula (Family: 9-e)


外部リンク編集