アルファヴィル
『アルファヴィル』(仏語: Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution, 直訳「アルファヴィル、レミー・コーションの不思議な冒険」)は、フランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールによる映画作品。1965年公開。製作国はフランス及びイタリア。1965年ベルリン国際映画祭において最高賞である金熊賞を受賞、同年のトリエステSF映画祭でもグランプリを受賞。
アルファヴィル | |
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Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution | |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
脚本 | ジャン=リュック・ゴダール |
製作 | アンドレ・ミシュラン |
出演者 | アンナ・カリーナ |
音楽 | ポール・ミスラキ |
撮影 | ラウール・クタール |
編集 | アニエス・ギュモ |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 99分 |
製作国 |
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言語 | フランス語 |
製作費 | $220,000 |
「実験的、芸術的、冒険的、半SF」とゴダール自身が名付けたSFによる文明批評映画。ディストピア的未来都市・アルファヴィルを描写するに当たり、セットやミニチュア等は用いられておらず、全て現実のパリ市街を使って撮影されている。
助監督をシャルル・L・ビッチ、ジャン=ポール・サヴィニャック、エレーヌ・カルーギン、そして俳優のジャン=ピエール・レオが固めた。
ストーリー編集
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コードナンバー003を持つシークレット・エージェント、レミー・コーションは「フィガロ=プラウダ紙のジャーナリスト、イワン・ジョンソン」を名乗り、感情や思想の自由など個人主義的な思想が排除された都市・アルファヴィルへと潜入する。彼の目的は、失踪したエージェントのアンリ・ディクソンを探すこと、アルファヴィルを建設したフォン・ブラウン教授を逮捕または抹殺すること、アルファヴィルを管理する人工知能アルファ60を破壊することであった。
キャスト編集
- エディ・コンスタンティーヌ (レミー・コーション)
- アンナ・カリーナ(ナターシャ)
- エイキム・タミロフ (アンリ・ディクソン)
- ハワード・ヴェルノン (レオナール・ノスフェラチュ・フォン・ブラウン教授)
- クリスタ・ラング (誘惑者)
- ジャン=ルイ・コモリ (ジャッケル教授)
- ジャン=アンドレ・フィエシ (ヘッケル教授)
- ラズロ・サボ (主任技師)
- ジャン=ピエール・レオ
評価編集
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは47件のレビューで支持率は91%、平均点は8.40/10となった[1]。
出典編集
- ^ “Alphaville (1965)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年9月18日閲覧。