アルファヴィル』(仏語: Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution, 直訳「アルファヴィル、レミー・コーションの不思議な冒険」)は、フランス映画監督ジャン=リュック・ゴダールによる映画作品。1965年公開。製作国はフランス及びイタリア1965年ベルリン国際映画祭において最高賞である金熊賞を受賞、同年のトリエステSF映画祭でもグランプリを受賞。

アルファヴィル
Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution
監督 ジャン=リュック・ゴダール
脚本 ジャン=リュック・ゴダール
製作 アンドレ・ミシュラン
出演者 アンナ・カリーナ
音楽 ポール・ミスラキフランス語版
撮影 ラウール・クタール
編集 アニエス・ギュモ
配給 日本の旗 日本アート・シアター・ギルド
公開 フランスの旗 1965年5月5日
日本の旗 1970年5月30日
上映時間 99分
製作国 フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
言語 フランス語
製作費 $220,000
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「実験的、芸術的、冒険的、半SF」とゴダール自身が名付けたSFによる文明批評映画。ディストピア的未来都市・アルファヴィルを描写するに当たり、セットやミニチュア等は用いられておらず、全て現実のパリ市街を使って撮影されている。

助監督シャルル・L・ビッチジャン=ポール・サヴィニャックエレーヌ・カルーギン、そして俳優のジャン=ピエール・レオが固めた。

ストーリー編集

コードナンバー003を持つシークレット・エージェント、レミー・コーションは「フィガロ=プラウダ紙のジャーナリスト、イワン・ジョンソン」を名乗り、感情や思想の自由など個人主義的な思想が排除された都市・アルファヴィルへと潜入する。彼の目的は、失踪したエージェントのアンリ・ディクソンを探すこと、アルファヴィルを建設したフォン・ブラウン教授を逮捕または抹殺すること、アルファヴィルを管理する人工知能アルファ60を破壊することであった。

キャスト編集

評価編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは47件のレビューで支持率は91%、平均点は8.40/10となった[1]

出典編集

  1. ^ Alphaville (1965)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年9月18日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集