アルボリオ米(アルボリオまい、Arborio、アルボーリオ米)は、イタリア短粒米である。名称はポー平原にある町アルボーリオに因む。アルボリオ米はアメリカ合衆国アーカンソー州カリフォルニア州ミズーリ州でも栽培されている[1]アミロペクチンの含有量が多いため、調理するとその他の米と比較してやわらかく、滑らかで、コシが強い[2]。アルボリオ米はリゾットを作るためにしばしば使われる。カルナローリマラテッリ英語版バルドイタリア語版ヴィアローネ・ナノ英語版もリゾットに適している。アルボリオ米はライスプディングを作るためにも通常使われる[3][4]

アルボリオ米の粒
アルボリオ米の米粒の拡大写真

アルボリオはイネ Oryza sativaジャポニカ米に分類される栽培品種である。

出典 編集

  1. ^ US Arborio Rice” (2016年4月9日). 2017年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月10日閲覧。
  2. ^ Arborio Rice”. Cooks Illustrated (2008年5月1日). 2019年7月10日閲覧。(全文閲覧には要購読契約)
  3. ^ Dorie Greenspan (2006). Baking: From My Home to Yours. Houghton Mifflin Harcourt. pp. 412–. ISBN 0-618-44336-3. https://books.google.com/books?id=oCji-fn5qEUC&pg=PA412 
  4. ^ Michael Caines (27 November 2014). Michael Caines At Home. Random House. pp. 114–. ISBN 978-1-4481-4948-3. https://books.google.com/books?id=KpeZyzI0OXAC&pg=PA114 

関連項目 編集