アレクサンダー・クリストフ
アレクサンダー・クリストフ(Alexander Kristoff、1987年7月5日 - )は、ノルウェー、オスロ出身の自転車競技(ロードレース)選手。
| |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本情報 | |||||||||||||||||||||||||||
本名 |
Alexander Kristoff アレクサンダー・クリストフ | ||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1987年7月5日(37歳) | ||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ノルウェー | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 181cm | ||||||||||||||||||||||||||
体重 | 71kg | ||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||
所属 | Uno-X・モビリティ | ||||||||||||||||||||||||||
分野 | ロードレース | ||||||||||||||||||||||||||
特徴 | スプリンター | ||||||||||||||||||||||||||
アマチュア経歴 | |||||||||||||||||||||||||||
2006 | グルッド & マルストランド・ホルセンス | ||||||||||||||||||||||||||
プロ経歴 | |||||||||||||||||||||||||||
2007–2009 2010–2011 2012–2017 2018-2021 2022-2022 2023- |
マクセボ・ビアンキ BMC・レーシング チーム・カチューシャ カチューシャ・アルペシン UAE チーム・エミレーツ アンテルマルシェ Uno-X・モビリティ | ||||||||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | |||||||||||||||||||||||||||
ロンド・ファン・フラーンデレン (2015) | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
最終更新日 2024年5月6日 |
経歴
編集2010年、BMC・レーシングチームに移籍。
2012年、チーム・カチューシャに移籍。ロンドン五輪・個人ロードでは追走集団でのスプリントを制し、銅メダルを獲得した[1]。
2013年、ツール・ド・スイス第5ステージにて登りスプリント制してワールドツアー初勝利を挙げた[2]。
2014年、ミラノ〜サンレモにて小集団でのスプリントを制して大金星を挙げ、ノルウェー人初の大会優勝者となった[3]。続くツール・ド・フランスでも2勝し[4][5]、グランツールでは初勝利となる。そして、ヴァッテンフォール・サイクラシックスでも勝利を勝ち取り[6]、今シーズン世界最多の14勝目を飾った。
2015年、ロンド・ファン・フラーンデレンでは初のノルウェー人大会制覇者となり[7]、GP西フランス・プルエーも制する事で[8]、昨年よりも多い今シーズン世界最多の20勝目を飾った。
2017年、ヨーロッパ選手権ロードレースにて優勝。
2018年、UAE チーム・エミレーツに移籍。ツール・ド・フランス最終ステージにて4年ぶりのツールでの勝利を獲得。
2020年、ツール・ド・フランス第1ステージにて集団スプリントを制し2年ぶりにツールで勝利を挙げ、自身初めてマイヨ・ジョーヌを着用した[9]。
主な戦績
編集2007年
編集2008年
編集- リンゲリケGP 区間優勝(第4ステージ)
- ノルウェー選手権・クリテリウム 優勝
2009年
編集- リンゲリケGP 区間優勝(第3ステージ)
- ノルウェー選手権・U23部門・ロードレース 優勝
2010年
編集2011年
編集- ノルウェー選手権 優勝(ロードレース)
- グランプリ・ド・フルミー 2位
2012年
編集- デ・パンネ3日間 ポイント賞(第3aステージ優勝)
- ロンドン五輪・個人ロード 3位
- デンマーク一周 ポイント賞(第4ステージ優勝)
- ワールド・ポーツ・クラシック ヤングライダー賞
- グランプリ・ド・フルミー 2位
2013年
編集- ミラノ〜サンレモ 8位
- デ・パンネ3日間 総合2位、ポイント賞(第3aステージ優勝)
- ロンド・ファン・フラーンデレン 4位
- パリ〜ルーベ 9位
- ツアー・オブ・ノルウェー 区間優勝(第1,2,5ステージ)
- ツール・ド・スイス 区間優勝(第5ステージ)
- ツール・ド・フィヨルズ 区間優勝(第2,3(TTT)ステージ)
- ヴァッテンフォール・サイクラシックス 3位
2014年
編集- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第2ステージ)
- ミラノ〜サンレモ 優勝
- ルント・ウム・デン・フィナンツプラッツ・エシュボルン=フランクフルト 優勝
- ツアー・オブ・ノルウェー ポイント賞、区間優勝(第1,5ステージ)
- ツール・ド・フィヨルズ 総合優勝、ポイント賞(第2,4,5ステージ優勝)
- ツール・ド・フランス 区間優勝(第12,15ステージ)
- アークティック・レース・オブ・ノルウェー 総合2位、ポイント賞(第2,4ステージ優勝)
- ヴァッテンフォール・サイクラシックス 優勝
2015年
編集- ツアー・オブ・カタール 総合3位、ポイント賞(第2,4,5ステージ優勝)
- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第3ステージ)
- クールネ〜ブリュッセル〜クールネ 2位
- パリ~ニース 区間優勝(第1ステージ)
- ミラノ〜サンレモ 2位
- デ・パンネ3日間 総合優勝、ポイント賞(第1,2,3aステージ優勝)
- ロンド・ファン・フラーンデレン 優勝
- スヘルデプライス 優勝
- ツアー・オブ・ノルウェー ポイント賞、区間優勝(第1,2ステージ)
- ツール・ド・フィヨルズ ポイント賞(第1,2,3ステージ優勝)
- グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ 優勝
- ツール・ド・スイス 区間優勝(第7ステージ)
- アークティック・レース・オブ・ノルウェー ポイント賞(第1ステージ優勝)
- ヴァッテンフォール・サイクラシックス 2位
- GP西フランス・プルエー 優勝
- グランプリ・シクリスト・ド・ケベック 3位
2016年
編集- ツアー・オブ・カタール 総合2位、ポイント賞(第2,4,5ステージ優勝)
- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第3,6ステージ)
- クールネ〜ブリュッセル〜クールネ 2位
- デ・パンネ3日間 総合2位、ポイント賞(第1ステージ優勝)
- ロンド・ファン・フラーンデレン 4位
- ルント・ウム・デン・フィナンツプラッツ・エシュボルン=フランクフルト 優勝
- ツアー・オブ・カリフォルニア 区間優勝(第7ステージ)
- アークティック・レース・オブ・ノルウェー 区間優勝(第1ステージ)
- ツール・デ・フィヨルド 総合優勝、ポイント賞(第2,3,5ステージ優勝)
2017年
編集- エトワール・ド・ベセージュ ポイント賞(第2ステージ優勝)
- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第1,4,6ステージ)
- デ・パンネ3日間 区間優勝(第2ステージ)
- ルント・ウム・デン・フィナンツプラッツ・エシュボルン=フランクフルト 優勝
- ライドロンドン=サリー・クラシック 優勝
- ロードレース・ヨーロッパ選手権 優勝(ロードレース)
- アークティック・レース・オブ・ノルウェー 区間優勝(第2ステージ)
- ブルターニュ・クラシック 2位
2018年
編集- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第6ステージ)
- アブダビ・ツアー 区間優勝(第1ステージ)
- エシュボルン・フランクフルト 優勝
- ツール・ド・フランス 区間優勝(第21ステージ)
- ユーロアイズ・サイクラシックス 3位
2019年
編集- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第1ステージ)
- ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
- ロンド・ファン・フラーンデレン 3位
- ツアー・オブ・ノルウェー 総合優勝、 ポイント賞(第5ステージ優勝)
- グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ 優勝
- ドイツ・ツアー 区間優勝(第2ステージ)
- オコロ・スロベンスカ 区間優勝(第1aステージ)
2020年
編集- ツール・ド・フランス 区間優勝 (第1ステージ)
2021年
編集- アークティック・レース・オブ・ノルウェー ポイント賞
- ドイツ・ツアー 区間優勝(第2,4ステージ)
2022年
編集- クラシカ・デ・アルメリア 優勝
- スヘルデプライス 優勝
- ツアー・オブ・ノルウェー 区間優勝(第6ステージ)
- シルキュイ・フランコ・ベルジュ 優勝
- ドイツ・ツアー 区間優勝(第2ステージ)
2023年
編集- ヴォルタ・アン・アルガルヴェ 区間優勝(第1ステージ)
- ツアー・オブ・ノルウェー 区間優勝(第3ステージ)
2024年
編集- エルフステーデンロンデ 優勝
- アントワープ・ポート・エピック 優勝
- ツアー・オブ・ノルウェー 区間優勝(第4ステージ)
- ヘイストス・ペイル 優勝
- アークティック・レース・オブ・ノルウェー 区間優勝(第1,2ステージ)
- CROレース 区間優勝(第1, 5ステージ)
脚注
編集- ^ ロンドンオリンピック 男子ロードレースヴィノクロフが涙の金メダル 大本命イギリスは包囲網に敗れる
- ^ ツール・ド・スイス2013第5ステージ ロンドン五輪銅メダリストのクリストフが登りスプリントでサガンを下す
- ^ ミラノ〜サンレモ2014 ノルウェー人チャンピオン誕生 冷雨のサンレモで輝いたクリストフ
- ^ ツール・ド・フランス2014第12ステージ クリストフが念願のスプリント初勝利 サガンが4度目のステージ2位
- ^ ツール・ド・フランス2014第15ステージ 僅差で栄光を逃したバウアーとエルミガー 安定感あるクリストフが2勝目
- ^ ヴァッテンフォール・サイクラシックス2014 別府史之出場のドイツ最大ワンデーレースでクリストフがシーズン14勝目
- ^ ロンド・ファン・フラーンデレン2015 逃げのちスプリント勝利 力で他を圧倒したクリストフが第99代ロンドの王様に
- ^ GPウエストフランス・プルエー2015 別府史之がエスケープ GP西仏プルエーでクリストフがシーズン20勝目
- ^ “ツール・ド・フランス2020 第1ステージ選手コメント クリストフ「イエロージャージを着るのが夢だった」ピノ「キャリア最悪の日だ」”. cyclowired (2020年8月30日). 2020年9月21日閲覧。
参考文献
編集- アレクサンダー・クリストフ - サイクリングアーカイヴス
- アレクサンダー・クリストフ - Olympedia
- アレクサンダー・クリストフのプロフィール - ProCyclingStats