アレクサンドル・シャルパンティエ

アレクサンドル・シャルパンティエ(Alexandre-Louis-Marie Charpentier、1856年6月10日 - 1909年3月4日)はフランスの彫刻家、彫金家、工芸家、家具デザイナーである。

アレクサンドル・シャルパンティエ
Alexandre Charpentier
誕生日 1856年6月10日
出生地 フランス、パリ
死没年 1909年3月4日
死没地 フランス、ヌイイ=シュル=セーヌ
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略歴 編集

パリの労働者の家に生まれた。版画家の弟子になり、レリーフなどの彫金の技法も学んだ。1871年から1875年の間はパリ国立高等美術学校で彫刻家のユーベル・ポンスカルム(Hubert Ponscarme)に学んだ。1877年から、彫金作品やレリーフをパリのサロンに出展するようになり、1890年のブリュッセルの「20人展」にマクシミリアン・リュスカミーユ・ピサロポール・シニャックらとともに作品を出展した。多くの有名人のレリーフを制作した。

活動分野は彫刻に留まらず、パリのキャバレー、ル・シャ・ノワールの装飾や[1]、ポスターの制作、家具のデザインもした。1900年のパリ万国博覧会に、『ベナール邸の食堂』のアール・ヌーボー様式の内装を出展し大賞を受賞し、この作品は、オルセー美術館に展示されている[2]。1896年にフランソワ=ルペール・カラバンらのアールヌーボーのアーティストたちと「Les Cinq」というグループを結成し、1899年にこのグループは「L'Art dans Tout」に発展した[1]

1900年にレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受勲した[3]

作品 編集

脚注 編集

  1. ^ a b Jean-David Jumeau-Lafond, « Rossella Froissart Pezone . L’Art dans tout. Les arts décoratifs en France et l’utopie d’un art nouveau », La Tribune de l'art, 13 juin 2005
  2. ^ Madeleine Charpentier-Darcy, Alexandre Charpentier (1856-1909) - Naturalisme et Art Nouveau, Éditions Nicolas Chaudun (ISBN 978-2-35039-045-1).
  3. ^ Charpentier, Alexandre-Louis-Marie. In: Base Léonore

参考文献 編集

  • Madeleine Charpentier-Darcy: Alexandre Charpentier (1856–1909) – Naturalisme et Art Nouveau. Editions Nicolas Chaudun, Paris 2007, ISBN 978-2-35039-045-1