アンジャッシュ

日本のお笑いコンビ

アンジャッシュは、プロダクション人力舎に所属する児嶋一哉渡部建からなる日本のお笑いコンビ司会者。1994年デビュー。略称は「アンジャ」。爆笑オンエアバトル第5代目チャンピオン。ともに東京都八王子市出身。

アンジャッシュ
メンバー 児嶋一哉
渡部建
結成年 1993年
事務所 プロダクション人力舎
活動時期 1994年 - 2020年
2022年 -
出身 スクールJCA1期(児嶋)
スクールJCA2期(渡部)
影響 明石家さんま
ノンキーズ
とんねるず
あさりど
さまぁ〜ず
Take2
ジュンカッツ
出会い 東京都立日野高等学校
旧コンビ名 UNJASH
現在の活動状況 コンビでの活動は再開
芸種 コント
ネタ作成者 両者(+構成作家)
現在の代表番組 白黒アンジャッシュ
過去の代表番組 ゴッターニ!
みんなのウマ倶楽部
メンB
アンデュ
めざせ!会社の星
など
同期 児嶋
大九明子
陣内智則
中川家
ケンドーコバヤシ
ハリウッドザコシショウなど
渡部
飯塚悟志東京03
小籔千豊
ダンディ坂野
ユリオカ超特Q
COWCOWなど
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
1997年 第7回ニッポン放送高田文夫プロデュースOWARAIゴールドラッシュII優勝
1998年 第10回ニッポン放送高田文夫プロデュースOWARAIゴールドラッシュII第2回グランドチャンピオン大会優勝
2000年 ヒロミが選ぶ!ベスト芸人2000! 銅賞
2001年 国立演芸場 花形演芸大賞 銀賞
2003年 爆笑オンエアバトル 第5代チャンピオン
輝け!2005年お笑いネタのグランプリ 放送委員会特別賞
爆笑オンエアバトル - ゴールド&プラチナバトラー
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コンビ名の由来はJoy(喜)、Angry(怒)、Sad(哀)、Happy(楽)の頭文字を並べた「JASH」に否定を表す接頭辞の「UN」をつけた物で、「喜怒哀楽がない」といった意味である[1]

メンバー編集

児嶋 一哉(こじま かずや、1972年7月16日(49歳) - )
黒沢清監督映画『トウキョウソナタ』で役者デビューした[2]
渡部 建(わたべ けん、1972年9月23日(49歳) - )
基本的にボケとツッコミは分かれていないが、一部のコントで児嶋がボケ、渡部がツッコミを担当している。

来歴編集

1993年、渡部が大学2年時に高校(東京都立日野高等学校)の同級生だった児嶋から「一緒にお笑いをやらないか」「おまえしかいない」と誘われ、大学の遊びも落ち着いていた時期だったこともあり面白そうだと考えて快諾、現在のコンビを結成する(しかし、後に児嶋から「実は5人目に(渡部を)誘っていた」ことを打ち明けられている)。初舞台はブッチャーブラザーズ主催の「アーバン寄席」。スクールJCA出身コンビ第1号ということもあり出世が早く[3]、同世代の芸人たちよりもテレビへの露出は結成当初から多かった[4]

1999年から開催された『爆笑オンエアバトル』では常連出演者であり、『爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』には第1回から出場、2003年に第5回チャンピオンとなる。しかし『オンバト』時代は他の出演番組がなくライブではいつもウケるのに借金は膨らんでゆくという状況で、一時は解散も過ぎったほどの苦しい時期だった[5]。2003年放送開始の『エンタの神様』への出演をきっかけに仕事が安定するようになる[6]

2020年6月9日、渡部が自身のスキャンダルを理由に芸能活動の自粛を申し入れた[7]ため、コンビ活動は事実上休止となったが児嶋や関係者は解散について「ない」と否定した[8]。 2022年2月、渡部が芸能活動を再開。『白黒アンジャッシュ』(チバテレビ)の2月15日放送回がコンビ活動再開後初のコンビでのテレビ出演となった[9]

2022年2月22日放送の『白黒アンジャッシュ』にて、立ち位置を今までと逆の渡部が左、児嶋が右にすること、オアシズ大久保佳代子に考案してもらった決めポーズを毎回すること、「大島さん」「児嶋だよ!」のいじりの流れの後には「スケベさん」「渡部だよ!」といじり返すことなどを決め「新生アンジャッシュ」として活動することが決まった[10]

芸風編集

コント専門で、「すれ違いコント」もしくは「勘違いコント」と呼ばれる手法を十八番としている[11][注 1]。互いに何らかの誤解を抱えたまま会話が進行し、話がかみ合わないままエスカレートするというもの。児嶋曰くこの手法は、「アーバン寄席」でジュンカッツ(名倉潤がいたコンビ)が演じていた、それぞれ別々に電話している二人の発話が変にかみ合ってしまうというネタを参考にしたものだという[12]

ネタによっては2人以外の脇役が起用される集団劇になることもある。過去には事務所の後輩であるいけだてつや早出明弘、「山田ジャパン」の女優・羽鳥由記などが参加した[13]

「すれ違いコント」は彼らの代名詞とも言える芸風となっており、渡部の活動自粛中に児嶋が出演した2020年8月19日放送の『水曜日のダウンタウン』では「すれ違いコント、今ならしれっと自分のものに出来る説」として3組のコンビが新ネタの「すれ違いコント」を用意して披露する『キングオブすれ違いコント』が開催された[注 2][14]

DVD編集

  • アンジャッシュベストネタライブ「キンネンベスト」
  • アンジャッシュ〜クラダシ〜
  • アンジャッシュ単独ライブ〜THIRD EYE:開〜
  • アンジャッシュネタベスト
  • アンジャッシュ「五月晴れ」
  • 爆笑オンエアバトル(アンジャッシュ9ネタ収録)
  • 白黒アンジャッシュ1〜5
  • アンジャッシュのタイツくん〜男のたしなみ〜ON盤
  • アンジャッシュのタイツくん〜男のたしなみ〜OFF盤

出演編集

バラエティ番組編集

現在のレギュラー番組編集

過去のレギュラー番組編集

その他出演番組編集

CM編集

ドラマ編集

劇場アニメ編集

ミュージックビデオ編集

  • Sowelu 『I Wonder』(2007年1月)※顔全体はほとんど映っていない。

ライブ編集

単独ライブ編集

1997年
  • 7月15日 - 「Joy! Angry! Sad! Happy!」
1998年
  • 8月7日 - 「Fashionable and Nice」
1999年
  • 7月18日 - 「Are we cool?」
  • 12月21日 - 「2000年問題」
2000年
  • 6月28日 - 「さわやかな風ときれいな水」
2001年
  • 7月10日 - 「21世紀のJoy! Angry! Sad! Happy!」
    • 1997年の「Joy! Angry! Sad! Happy!」のリバイバルライブ。同じコントを21世紀のアンジャッシュが演じたらどうなるかというコンセプト。
2002年
  • 8月15日 - 「アンジャッシュのおかえりなさい」
    • 開催時期がお盆なので、帰省したような感覚で見られるライブというコンセプト。
2003年
  • 8月25日、8月26日 - 「THIRD EYE:開」
  • 9月30日 - 「Have a good time with you and me!」
    • アンジャッシュメルマガ会員限定ライブ
2004年
  • 10月30日 - 「柿くへば鐘が鳴るなりアンジャッシュ」
    • 秋に単独ライブをしたことが無かったので秋に開催した。秋っぽいコントをテーマに開催。
2005年
  • 3月30日 - 「卒業おめでとう」
    • 2005年卒業の高校生のみを招待してライブを行った。学園コントをテーマに開催。
  • 4月5日 - 「入学おめでとう」
    • 2005年入学の高校生のみを招待してライブを行った。学園コントをテーマに開催。
2006年
  • 7月15日 - 「肩と腰」
    • 渡部が肩と腰を痛めたためこのタイトルになった。
2007年
  • 6月15日 - 「5人目の渡部」
    • 児嶋がコンビを組む人物を探していて渡部に声をかけたのが5人目だったため、このタイトルになった。児嶋へのサプライズとして1人目に声をかけた同級生が出演した。
2008年
  • 1月8日 - 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
    • 2人は紋付袴で登場、正月という事で冒頭に漫才を披露した。漫才を披露したのは初めて。
2009年
  • 6月27日 - 「キンネンベスト」
    • 今までに演じたことがあるネタの中からベストなネタを選び、再演した。
  • 8月18日 - 「トウキョウアンジャッシュ」
    • 児嶋が『トウキョウソナタ』に出演したためこのタイトルになった。俳優・映画をテーマに開催。
2011年
  • 5月8日 - 「五月晴れ」

著書編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 井山弘幸の『笑いの方程式』や武田砂鉄の『わかりやすさの罪』において、アンジャッシュのすれ違いコントはフランスの哲学者アンリ・ベルクソンが『笑い』の中で説いた笑いの三分類中の「交叉」であるとしている。
  2. ^ 優勝はさらば青春の光。他の出場コンビは空気階段(後に本家のキングオブコントで2021年に優勝)、野性爆弾
  3. ^ 渡部の活動自粛により、2020年6月9日の放送をもって一時休止。当面は別番組に差し替えたが同月30日より児嶋のみをMCとし、放送を再開した[15]
  4. ^ 当時はKBが現在の様に定まっておらず数字の1の位がバラバラであり、現在は奇数のみであるが当時は偶数も出ていた。また1KB差は誤差と見なされ、同点と判断されていた。
  5. ^ なお、翌年にシードとして出場した第6回チャンピオン大会ファイナルにおいては前年よりも高いKB(862KB)を記録したものの4位敗退となった。
  6. ^ 2番目に低いのは、第4回チャンピオン大会セミファイナルBブロックにおいて886KBでトップ通過したいつもここから

出典編集

  1. ^ バカリズム、アンジャッシュの由来を明かし渡部をイジりまくる” (日本語). RBB TODAY. 2020年6月10日閲覧。
  2. ^ Real Sound - アンジャッシュ・児嶋一哉、なぜ実力派監督に起用される? コントで培われた“くどくない個性”
  3. ^ 「ウレロ☆」で遅ればせながら夢が叶った
  4. ^ アンジャッシュ「コントをやらないのはずっと引っかかっている」 好調な仕事のウラにある”飢餓感”
  5. ^ 解散を考え、踏みとどまった結成9年目のある夜
  6. ^ Inc, Natasha. “アンジャッシュ「エンタの神様」に感謝、テレビを全部教えてもらった” (日本語). お笑いナタリー. 2021年10月10日閲覧。
  7. ^ “アンジャッシュ・渡部建 TV各局に番組出演の全面自粛申し入れ”. スポーツニッポン. (2020年6月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/06/09/kiji/20200609s00041000295000c.html 2020年6月9日閲覧。 
  8. ^ “アンジャッシュ渡部が複数女性と不倫…相方・児嶋ら関係者が意向「コンビ解散ない」”. サンケイスポーツ. (2020年6月12日). https://www.sanspo.com/article/20200612-R5Q46ONUMJPEVE2AHI3QFYA75M/ 2020年6月12日閲覧。 
  9. ^ “アンジャッシュ渡部建、1年8カ月ぶり復帰「本当にばかげたこと、心よりお詫びいたします」”. 日刊スポーツ. (2022年2月15日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202202150001362.html 2022年2月16日閲覧。 
  10. ^ アンジャッシュ・渡部建、児嶋一哉の名前いじり「スケベさん」の振りに大声で「渡部だよ!」 : スポーツ報知
  11. ^ アンジャッシュ “勘違いコント”のジャンルを築いた「コント職人のネクストステージ」
  12. ^ “テレビっ子”児嶋一哉インタビュー #1
  13. ^ 羽鳥由記
  14. ^ “松本人志が“すれ違いコント”を審査「そこがこのコントのつらいとこなんやけどね」”. ザテレビジョン. (2020年8月20日). https://thetv.jp/news/detail/241095/ 2021年3月22日閲覧。 
  15. ^ アンジャッシュ渡部建、全レギュラー番組8本消滅も テレビ関係者「復帰は難しい」”. スポーツ報知 (2020年6月11日). 2020年6月13日閲覧。
  16. ^ “アンジャッシュ渡部、佐々木希との結婚のうわさを完全否定!独身強調”. シネマトゥデイ. (2016年9月1日). http://www.cinematoday.jp/page/N0085690 2016年9月2日閲覧。 
  17. ^ “杏とアンジャッシュが「アンパンマン」新作映画にゲスト参加”. 映画ナタリー. (2018年2月22日). http://www.cinematoday.jp/page/N0085690 2018年2月22日閲覧。 
  18. ^ ザッツ「アンジャッシュ」メント インタビュー”. Yahoo!ブックス (2005年9月28日). 2022年3月28日閲覧。

外部リンク編集