アンセル・エルゴート

アメリカの俳優 (1994-)

アンセル・エルゴート(Ansel Elgort, 1994年3月14日 - )は、アメリカ合衆国俳優DJ。身長193センチメートル。

アンセル・エルゴート
Ansel Elgort
Ansel Elgort
2017年
生年月日 (1994-03-14) 1994年3月14日(30歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク市
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 193 cm
職業 俳優DJ
活動期間 2012年 -
主な作品
映画
ダイバージェント』シリーズ
きっと、星のせいじゃない。
ベイビー・ドライバー
ウエスト・サイド・ストーリー
テレビドラマ
TOKYO VICE
テンプレートを表示

経歴

編集

アメリカ合衆国ニューヨーク市で生まれる[1]。父親アーサーはファッション誌ヴォーグ写真家、 母親グレテ・バレット・ホルビーはオペラの舞台演出家振付師ドラマトゥルクプロデューサー。父親はロシア系ユダヤ人、母親はノルウェー系、イングランド系、ドイツ系。兄に映像編集者ウォーレン、姉に写真家ソフィーがいる。 9歳の時、バレエ学校で試演、12歳の頃に演技クラスに通う。高校の演劇やオフ・ブロードウェイで演じた[2]

また、DJとしての活動もしており、Ansolo名義で2015年にも来日しULTRA JAPANでパフォーマンスを行った。

2013年に公開されたキンバリー・ピアース監督のホラー映画『キャリー』で映画役者デビュー、クロエ・グレース・モレッツジュリアン・ムーア等と共演した。

ニール・バーガー監督の2014年のSFアクション映画『ダイバージェント』にシェイリーン・ウッドリーテオ・ジェームズアシュレイ・ジャッド等とともに出演、シェイリーン・ウッドリーが演じる主人公ベアトリス・“トリス”・プライアーの兄ケイレブ・プライアーを演じた。また、ジョン・グリーンの小説『さよならを待つふたりのために』を原作とする2014年のロマンス映画『きっと、星のせいじゃない。』にシェイリーン・ウッドリーの相手役として主演した。

2017年には、エドガー・ライト監督作『ベイビー・ドライバー』にベイビー役として主演を務め、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

2020年6月、2014年に当時17歳の女性が当時20歳のエルゴートから性的暴行にあったことを告発する[3][4]。エルゴートはインスタグラム上で"合法かつ完全合意の上での短期間の関係"だったと述べ、告発について否認した。アカウントは2023年9月に停止したが、2024年1月に復帰した[5][6][7]

フィルモグラフィ

編集

映画

編集
題名 役名 備考 吹き替え
2013 キャリー
Carrie
トミー・ロス 細谷佳正[8]
2014 ダイバージェント
Divergent
ケイレブ・プライアー
ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界
Men, Women & Children
ティム・ムーニー (吹き替え版なし)
2015 きっと、星のせいじゃない。
The Fault in Our Stars
オーガスタス・ウォーターズ 逢笠恵祐
ペーパータウン
Paper Towns
メイソン カメオ出演
ダイバージェントNEO
Insurgent
ケイレブ・プライアー 細谷佳正
2017 ダイバージェントFINAL
The Divergent Series: Allegiant
ベイビー・ドライバー
Baby Driver
ベイビー / マイルズ 下川涼[9]
2018 クリミナル・タウン
November Criminals
アディソン・シャクト (吹き替え版なし)
ビリオネア・ボーイズ・クラブ
Billionaire Boys Club
ジョー・ハント 草尾毅
2019 ジョナサン -ふたつの顔の男-
Jonathan
ジョナサン / ジョン 川田紳司
ザ・ゴールドフィンチ
The Goldfinch
テオドア・“テオ”・デッカー 細谷佳正[10]
2022 ウエスト・サイド・ストーリー
West Side Story
トニー 宮野真守[11]

テレビシリーズ

編集
題名 役名 備考 吹き替え
2022-2024 TOKYO VICE
Tokyo Vice
ジェイク・アデルスティーン 兼製作総指揮 [12]

脚注

編集
  1. ^ Film: Ansel Elgort”. 2014年8月30日閲覧。
  2. ^ Ansel Elgort Goes from High School to Off Broadway in Regrets”. 2014年8月30日閲覧。
  3. ^ Keeley, Matt (June 20, 2020). “Ansel Elgort Says Relationship With Accuser Was Consensual, Not Assault.”. Newsweek. オリジナルのJune 22, 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200622062929/https://www.newsweek.com/ansel-elgort-says-relationship-accuser-was-consensual-not-assault-1512368 June 21, 2020閲覧。 
  4. ^ Stedman, Alexander (June 20, 2020). “Ansel Elgort Denies Accusation of Sexually Assaulting a Teenage Girl”. Variety. Penske Media Corporation. June 21, 2020時点のオリジナルよりアーカイブJune 21, 2020閲覧。
  5. ^ Andreeva, Nellie; Petski, Denise (June 20, 2020). “Ansel Elgort Denies Sexual Assault Allegation”. Deadline Hollywood (Penske Media Corporation). オリジナルのJune 21, 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200621054405/https://deadline.com/2020/06/ansel-elgort-denies-sexual-assault-allegation-2014-1202964183/ June 21, 2020閲覧。. 
  6. ^ Trepany, Charles (June 21, 2020). “Actor Ansel Elgort denies accusations of sexually assaulting 17-year-old girl”. USA Today. オリジナルのJune 21, 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200621220645/https://www.usatoday.com/story/entertainment/celebrities/2020/06/21/ansel-elgort-denies-he-sexually-assaulted-17-year-old-girl/3224507001/ June 21, 2020閲覧。 
  7. ^ “Ansel Elgort Denies Sexual Assault Allegations” (英語). Vanity Fair. (2020-06-22). オリジナルのMarch 21, 2023時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230321011736/https://www.vanityfair.com/hollywood/2020/06/ansel-elgort-allegations-statement 2022年9月19日閲覧。. 
  8. ^ キャリー”. ふきカエル大作戦!!. 2021年12月11日閲覧。
  9. ^ ベイビー・ドライバー”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年12月11日閲覧。
  10. ^ ザ・ゴールドフィンチ(配信のみ)”. ワーナー公式. 2021年12月11日閲覧。
  11. ^ "宮野真守、藤原夏海、諏訪部順一らが「ウエスト・サイド・ストーリー」吹替版声優に". 映画ナタリー. ナターシャ. 3 February 2022. 2022年2月3日閲覧
  12. ^ "TOKYO VICE". WOWOW. 2022年3月23日閲覧

外部リンク

編集