アンテア (パルミジャニーノ)

アンテア』(伊: Antea)、は、1525年頃に制作された、イタリアマニエリスムの芸術家パルミジャニーノによる絵画である。絵画は現在、イタリアナポリにあるカポディモンテ美術館に所蔵されている。

『アンテア』
イタリア語: Antea
Parmigianino 007.jpg
作者パルミジャニーノ
製作年1525年頃
寸法136 cm × 86 cm (54 in × 34 in)
所蔵カポディモンテ美術館ナポリ

歴史編集

この作品は、1671年にパラッツォ・デル・ジャルディーノのファルネーゼ・コレクションの一部として言及されている。17世紀の終わりに、絵画は、パルマのパラッツォ・デッラ・ピロッタにあるドゥカール・ギャラリーに移された。 1816年から1817年のパレルモでの短期間を除けば、1734年以来ナポリにある。第二次世界大戦中、絵画はモンテ・カッシーノに移され、そこを占領中のドイツ軍に盗まれて、ベルリンに運ばれ、次にオーストリアのアルタウッセの岩塩鉱山に移されて、そこから1945年にイタリアに戻った。

ファルネーゼ・ドゥカール・ギャラリー(1725年)の解説では、ベンヴェヌート・チェッリーニピエトロ・アレティーノの両方によってローマの有名な遊女として言及されている「アンテアの肖像」、または「パルミジャニーノの最愛の人物」であると記載されている。この帰属は、パルミジャニーノがローマにいた時代(1524年から1527年)までとする、作品の伝統的な年代測定と同様に、後に疑問に付された。豪華であり、かつ流行であった衣服の研究により、女性がパルミジャニーノの娘、恋人、または使用人のいずれかである可能性があるという仮説が導かれた。

この時期の芸術家の間で一般的長な慣習であったように、パルミジャニーノは後に作品に戻って、以後の作品で再利用するために要素を借りた。特にアンテアの顔は、未完成の『長い首の聖母』中の中心人物のグループに付きそう天使の一人として再登場している[1]

参考文献編集

  1. ^ Ekserdjian, David (2006). Parmigianino. New Haven: Yale University Press. pp. 154 

出典編集

  • de Castris, Pierluigi Leone (2003). Parmigianino e il manierismo europeo. Cinisello Balsamo: Silvana editoriale. pp. 236–237. ISBN 88-8215-481-5 

外部リンク編集