アンディ・ルイス・ジュニア

メキシコのプロボクサー

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はポンセ第二姓(母方の)はルイスです。(Template:スペイン語圏の姓名

アンディ・ルイス・ジュニアAndy Ruiz Jr.1989年9月11日 - )は、メキシコアメリカ人のプロボクサー[1]カリフォルニア州インペリアル郡出身。元WBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級王者[1]。トレーナーはエディ・レイノソ。一部の媒体では「メキシコ人」と表記されるが、実際はアメリカ国籍である。

アンディ・ルイス・ジュニア
Andy Ruiz Jr.jpg
2019年
基本情報
本名 アンドレス・ポンセ・ルイス・ジュニア
通称 Destroyer(破壊者)
階級 ヘビー級[1]
身長 188cm
リーチ 188cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1989-09-11) 1989年9月11日(31歳)
出身地 カリフォルニア州インペリアル郡
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 36
勝ち 34[1]
KO勝ち 22
敗け 2
引き分け 0
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来歴

カリフォルニア州インペリアル郡で生まれ、両親はメキシコからの移民だった。野球をやっていたが、高校を喧嘩で退学になり、祖父がメキシコのメヒカリ に所有していたボクシングジムでボクシングを始めた。アマチュア時代は、両親がメキシコ出身であったため代表資格が得られる、メキシコ代表として大会に出場した[2]

アマチュア時代

2007年、アメリカ合衆国のシカゴで開催された2007年世界ボクシング選手権大会スーパーヘビー級(91kg超)で出場するが1回戦でマイケル・ハンターに敗退[3]

同年、中華人民共和国北京で開催されたプレオリンピック大会にスーパーヘビー級で出場するが準々決勝でチャン・ジュレイに敗退[4]

2008年北京オリンピックアメリカ大陸予選にスーパーヘビー級で出場するがロベルト・アルフォンソとオスカル・リバスに敗退して出場権を逃した[5][6]

プロ時代

2009年3月28日、プロデビュー戦でミゲール・ラミレスと対戦し、1回KO勝ちを収めた。

2013年27日、ジョー・ハンクスとWBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、4回TKO勝ちを収め王座を獲得した。

2013年11月24日、トアー・ハマーとWBOインターコンチネンタル王座防衛戦並びにNABF北米ヘビー級王座決定戦を行い3回終了後にハマーが棄権した為TKO勝ちとなり、WBOインターコンチネンタル王座初防衛とNABF王座を獲得した。

2014年5月17日、マヌエル・ケサダと対戦し2回TKO勝ちを収め、WBOインターコンチネンタル王座は3度目とNABF王座の初防衛に成功した。

2014年12月20日、セルゲイ・リャコビッチと対戦し、10回3-0(98-92、96-94、99-91)の判定勝ちを収め、WBOインターコンチネンタル王座は4度目とNABF王座は2度目の防衛に成功した。しかしルイスは試合中に右拳を骨折した[7]

2015年9月26日、ジョエル・ゴドフリーと対戦し、8回3-0(80-72×3)の判定勝利した。

2016年12月10日、オークランドベクター・アリーナタイソン・フューリーの王座返上に伴いWBO世界ヘビー級1位のジョセフ・パーカーとWBO世界ヘビー級王座決定戦を行いメキシコ出身ボクサーとして初となるヘビー級での世界王座戴冠を目指したが[1]、プロ初敗戦となる12回0-2(114-114、113-115×2)の判定負けを喫した[8][9]。同日ルイスをWBO世界ヘビー級6位にランクインした[10][11]

2019年1月11日、アル・ヘイモンと契約し、トップランク社から離脱すると共にTGBプロモーションズに移籍した[12]

2019年4月20日、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークにてダニー・ガルシアVSエイドリアン・グラナドスの前座でアレクサンダー・ディミトレンコと対戦し、5回終了時KO勝ちを収めた[13]。この試合でルイスは20万ドル(約2100万円)、ディミトレンコは7万5千ドル(約800万円)のファイトマネーを稼いだ[14]

2019年6月1日、ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンWBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアに挑戦する予定だったジャーレル・ミラーPEDs英語版のドーピング検査で薬物違反となり資格停止となったため、ルイスが代替選手として急遽ジョシュアと対戦し、7回1分27秒TKO勝ちを収め王座の獲得に成功した[15][16]

2019年12月7日、サウジアラビアディルイーヤのディルイーヤ・アリーナで元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者でWBA世界ヘビー級2位、IBF世界ヘビー級5位並びにWBO世界ヘビー級3位のアンソニー・ジョシュアとダイレクトリマッチで再戦し、12回0-3(110-118×2、109-119)の判定負けを喫し、WBAスーパー王座、IBF王座、WBO王座の初防衛にそれぞれ失敗、王座から陥落した[17][18][19][20][21]。ジョシュアが、第一戦目から4.8キロ減の107.5キロに体重を減らして試合に臨んだのに対し、ルイスは、逆に7.1キロ増量して128.6キロで試合に臨んでいたが[22]、試合後記者会見で、ルイスは、トレーナーとチームの言うことを聞かずに3ヶ月間パーティーと祝勝会三昧であったために、トレーニング不足から太り過ぎであったことを認め、その影響でゲームプラン通りの試合ができなかったことを謝罪した[23]

2020年5月5日、トレーナーをこれまでのマニー・ロブレスからエディ・レイノソに変更したことを発表した[24]

2021年5月1日、約1年半ぶりに試合を行いカリフォルニア州のディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコークリス・アレオーラとノンタイトル12回戦で対戦。ルイス・ジュニアは体重をパーティー三昧で太り過ぎだった前戦のアンソニー・ジョシュア戦よりも以前の体重に戻して試合に臨み、12回判定で勝利した。この試合でルイスは100万ドル(約1億1千万円)、アレオーラは30万ドル(約3200万円)のファイトマネーを稼いだ[25]

獲得タイトル

  • WBOインターコンチネンタルヘビー級王座
  • NABF北米ヘビー級王座
  • WBA世界ヘビー級スーパー王座(防衛0)
  • IBF世界ヘビー級王座(防衛0)
  • WBO世界ヘビー級王座(防衛0)
  • IBO世界ヘビー級王座

ペイ・パー・ビュー売上げ

日付 イベント 売上げ テレビ局
2021年5月1日 アンディ・ルイス・ジュニア vs. クリス・アレオーラ 12万5千件 - 15万件[26] FOX

脚注

  1. ^ a b c d e No shortcuts for Andy Ruiz Jr. entering first world title bout ESPN.com(英語) 2016年12月3日
  2. ^ Andy Ruiz Jr: Marked for Victory”. PBC (2019年4月16日). 2020年1月4日閲覧。
  3. ^ 14.World Championships - Chicago, USA - October 23 - November 3 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月28日閲覧。
  4. ^ Pre-Olympic Tournament - Beijing, China - November 17-22 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年7月13日閲覧。
  5. ^ American Olympic Qualifications - Port of Spain, Trinidad & Tobago - March 12-18 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年7月13日閲覧。
  6. ^ American Olympic Qualifications - Guatemala City, Guatemala - April 25-30 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年7月13日閲覧。
  7. ^ Andy Ruiz Fractured Right Hand With Liakhovich”. Boxing Scene.com (2014年12月21日). 2014年12月22日閲覧。
  8. ^ Parker edges Ruiz for WBO heavyweight title Fightnews.com 2016年12月10日
  9. ^ パーカーがNZ初世界王者、WBOヘビー級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月11日
  10. ^ WBO RANKING DECEMBER 2016 WBO公式サイト 2016年12月10日
  11. ^ 世界4団体最新ランキング、大石豊ら初ランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月21日
  12. ^ Andy Ruiz Inks Agreement With Al Haymon, Heads To PBC Boxing Scene.com(英語) 2019年1月11日
  13. ^ Andy Ruiz Breaks Down, Stops Alexander Dimitrenko Boxing Scene.com(英語) 2019年4月20日
  14. ^ Purses: Danny Garcia $1M, Adrian Granados $400K Boxing News 24(英語) 2019年4月20日
  15. ^ 大番狂わせ!ルイスが3冠王者に ジョシュアを7回TKO スポニチアネックス 2019年6月2日
  16. ^ まさかの大番狂わせ! ジョシュア7回TKO負け ルイスがメキシコ系初のヘビー級王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2019年6月2日
  17. ^ Anthony Joshua dominates Andy Ruiz Jr. to win rematch ESPN.com(英語) 2019年12月7日
  18. ^ Anthony Joshua Boxes Past Andy Ruiz To Reclaim World Titles Boxing Scene.com(英語) 2019年12月7日
  19. ^ ジョシュアがルイスJr破り王座奪回「3度目を」 日刊スポーツ 2019年12月8日
  20. ^ ジョシュアが王座奪回 ルイスに判定勝ち スポニチアネックス 2019年12月8日
  21. ^ ジョシュア雪辱、ルイスJrに大差の勝利 半年ぶりにヘビー級統一王者復帰 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年12月8日
  22. ^ ジョシュアがルイスJr破り王座奪回「3度目を」”. 日刊スポーツ (2019年12月8日). 2020年1月4日閲覧。
  23. ^ Andy Ruiz: 3 Months of Partying, Celebrating Got Best of Me!”. Boxing Scene.com (2019年12月8日). 2020年1月4日閲覧。
  24. ^ Andy Ruiz's Pact With Eddy Reynoso is Made Official”. Boxing Scene.com (2020年5月5日). 2020年5月12日閲覧。
  25. ^ Andy Ruiz Jr. vs. Chris Arreola Fight Purse: How Much Did the Boxers Make?”. EssentiallySports (2021年5月3日). 2021年5月14日閲覧。
  26. ^ 125,000 buys at $49.99, and the final number could approach 150,000”. Mike Coppinger (2021年月日). 2021年5月14日閲覧。

関連項目

外部リンク

前スーパー王者
アンソニー・ジョシュア
WBA世界ヘビー級スーパー王者
2019年6月1日 - 2019年12月7日
次スーパー王者
アンソニー・ジョシュア
前王者
アンソニー・ジョシュア
IBF世界ヘビー級王者

2019年6月1日 - 2019年12月7日

次王者
アンソニー・ジョシュア
前王者
アンソニー・ジョシュア
WBO世界ヘビー級王者

2019年6月1日 - 2019年12月7日

次王者
アンソニー・ジョシュア