アンデパンダン展

アンデパンダン展(-てん、仏:salon des artistes indépendants)は、フランスパリ1884年以降開催されている無鑑査・無褒賞・自由出品の美術展の名称。サロン・デ・ザルティスト・ザンデパンダンやサロン・デ・ザンデパンダンとも呼ばれている。また各国にも影響を与えており、同じアンデパンダンの名を冠し、パリの同展の形態を理想とした独自の展覧会が日本でも開催されている。

1884年ジョルジュ・スーラポール・シニャックらによってパリにアンデパンダン美術協会(独立芸術家協会、sociétés des artistes indépendants)が設立され、同年、保守的な審査のサロンに対抗して、審査を介さず作品を来場者に直接問うことを目的に、会費を払えば誰でも無審査で出展できる展覧会(アンデパンダン展)を行った。

アンデパンダン展出身の画家としてアンリ・ルソーらがよく知られている。

日本人では、藤田嗣治小柳正板東敏雄田中保岡鹿之助高野三三男長谷川潔長谷川路可などが出品している。

2006年以降、パリグラン・パレ内のLe nefホールに於いて、アンデパンダン展、コンパレゾン展、ル・サロン展などの合同サロン展Art en capitalが開催されている。

各国への影響編集

アンデパンダン美術協会の活動は各国に大きな影響を及ぼし、ベルギーではアンデパンダン美術協会(1886年)、ドイツ圏のミュンヘンウィーンなどでは分離派が結成された。

日本でもパリのアンデパンダン展から着想を得て、戦後に日本アンデパンダン展(1947年- )、読売アンデパンダン展(1949-1963年)が開催され(いずれも無審査の展覧会)、日本アンデパンダン展は現在も日本美術会の主催で毎年3月前後に東京で開催されている。

公式サイト編集