アントアン・リチャードソン

アントアン・エドワード・リチャードソン(Antoan Edward Richardson、1983年10月8日 - )は、バハマナッソー出身の元プロ野球選手外野手)。右投両打。2020年シーズンよりMLBサンフランシスコ・ジャイアンツで一塁コーチを務める。

アントアン・リチャードソン
Antoan Richardson
サンフランシスコ・ジャイアンツ コーチ #00
Antoan Richardson on September 14, 2014.jpg
ニューヨーク・ヤンキースでの現役時代
(2014年9月14日)
基本情報
国籍 バハマの旗 バハマ
出身地 ニュープロビデンス島ナッソー
生年月日 (1983-10-08) 1983年10月8日(36歳)
身長
体重
5' 8" =約172.7 cm
165 lb =約74.8 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 外野手
プロ入り 2005年 MLBドラフト35巡目
初出場 2011年9月4日ロサンゼルス・ドジャース
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
国際大会
代表チーム イギリスの旗 イギリス
WBC 2013年

21世紀で唯一のバハマ出身のメジャーリーガーである[1]

経歴編集

プロ入り前編集

2001年MLBドラフト27巡目(全体803位)でボルチモア・オリオールズから指名されるも拒否。

2002年MLBドラフト27巡目(全体796位)で前年と同じオリオールズから指名されるも拒否。

2004年MLBドラフト13巡目(全体375位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されるも拒否。

プロ入りとジャイアンツ傘下時代編集

2005年MLBドラフト35巡目(全体1062位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、6月16日に契約。この年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。53試合に出場して打率.321、1本塁打、10打点、40盗塁と結果を残し、アリゾナリーグのオールスターに選出された。

2006年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツ英語版でプレーし、124試合に出場して打率.292、2本塁打、28打点、66盗塁を記録した。

2007年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ英語版でプレーし、107試合に出場して打率.279、2本塁打、29打点、43盗塁を記録した。

2008年はAA級コネチカット・ディフェンダーズでプレーし、123試合に出場して打率.241、5本塁打、31打点、33盗塁を記録した。

2009年もAA級コネチカットでプレーし、50試合に出場して打率.207、6打点、6盗塁を記録した。7月24日に自由契約となった。

独立リーグ時代編集

2009年シーズン途中に独立リーグであるノーザンリーグシャンバーグ・フライヤーズに入団。27試合に出場し、打率.287・6打点・20盗塁だった。

2010年1月12日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだが、4月3日に自由契約となった。その後ノーザンリーグのシャンバーグに復帰し、4試合に出場。

ブレーブス時代編集

2010年5月26日にブレーブスと再びマイナー契約を結んだ[2]。この年は傘下のAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、74試合に出場して打率.279、20打点、24盗塁を記録した。8月にAAA級グウィネット・ブレーブスへ昇格。AAA級グウィネットでは7試合に出場した。

2011年、マイナーでははAA級ミシシッピでプレーし、91試合に出場して打率.283、21打点、17盗塁を記録した。9月4日にメジャー初昇格を果たし、同日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。5回裏に代打として出場し、クレイトン・カーショウからメジャー初安打を放った[3]。この年メジャーでは9試合に出場して打率.500を記録した。オフの11月2日にFAとなった。

オリオールズ傘下時代編集

2011年12月16日にオリオールズとマイナー契約を結んだ。

2012年シーズンは傘下のAA級ボウイ・ベイソックスとAAA級ノーフォーク・タイズでプレー。AA級ボウイでは90試合に出場して打率.279、1本塁打、15打点、26盗塁を記録した。オフの9月16日に第3回WBC予選のイギリス代表に選出された事が発表され[4]代表入りした[5]。オフの11月3日にFAとなった。

ツインズ傘下時代編集

2013年2月1日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。開幕から傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、33試合に出場して打率.336、14打点、14盗塁を記録した。5月にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。AAA級ロチェスターでは82試合に出場して打率.265、29打点、25盗塁を記録した。オフの11月5日にFAとなった。

ヤンキース時代編集

2013年11月11日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、2014年1月29日に球団が発表した[6]。この年マイナーでは傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、93試合に出場して打率.271、3本塁打、22打点、26盗塁を記録した。9月2日にヤンキースとメジャー契約を結び[7]、13試合に出場。打率.313、1打点、5盗塁を記録した。オフの11月3日に40人枠を外れ、AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格し、11月6日にFAとなった。

ヤンキース退団後編集

2014年12月11日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[8]

2015年3月11日にメジャー契約となった[9]が、3月27日に椎間板ヘルニアの手術を受け[10]、4月2日に60日間の故障者リスト入りした。10月21日に40人枠から外れ、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[11]。オフに自由契約となり、12月14日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結ぶ。

2016年4月25日に自由契約となる。5月29日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、6月22日に自由契約となる。7月8日に独立リーグであるアトランティックリーグサザンメリーランド・ブルークラブスと契約。

2017年3月7日に33歳で引退した。

引退後編集

2020年シーズンからはジャイアンツの一塁兼外野守備コーチに就任した[12]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2011 ATL 9 4 4 2 2 0 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .500 .500 .500 1.000
2014 NYY 13 17 16 2 5 0 0 0 5 1 5 0 0 0 1 0 0 3 0 .313 .353 .313 .665
MLB:2年 22 21 20 4 7 0 0 0 7 1 6 0 0 0 1 0 0 3 0 .350 .381 .350 .731

年度別守備成績編集



中堅(CF) 右翼(RF)
























2014 NYY 1 0 0 0 0 ---- 5 8 0 0 0 1.000
MLB 1 0 0 0 0 ---- 5 8 0 0 0 1.000

背番号編集

  • 4(2011年)
  • 63(2014年)

代表歴編集

脚注編集

  1. ^ Players born in Bahamas Baseball Reference (英語)
  2. ^ http://www.tribune242.com/06012010_Richardson_sport/
  3. ^ http://atlanta.braves.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20110904&content_id=24201966&notebook_id=24201972&vkey=notebook_atl&c_id=atl
  4. ^ GREAT BRITAIN ANNOUNCES ROSTER FOR WORLD BASEBALL CLASSIC QUALIFIER British Baseball Fedetration (2012年9月6日) 2015年10月11日閲覧
  5. ^ 2012 Qualifier Roster WBC.com (英語) 2015年10月11日閲覧
  6. ^ Yankees 2014 Spring Training invitees”. MLB.com Yankees Press Release (2014年1月29日). 2014年1月30日閲覧。
  7. ^ Yankees make flurry of moves, recall four”. MLB.com (2014年9月3日). 2014年12月13日閲覧。
  8. ^ Mark Polishuk (2014年12月11日). “Minor Moves: Villarreal, Noonan, Rangers”. MLB Trade Rumors. 2014年12月13日閲覧。
  9. ^ Elliot Smith (2015年3月11日). “Rangers place Perez on 60-day DL, add Richardson”. CBS Sports FANTASY (CBSSports.com). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/rangers-place-perez-on-60-day-dl-add-richardson/ 2015年10月9日閲覧。 
  10. ^ T.R. Sullivan (2015年3月25日). “Rangers awaiting the results of Tolleson's MRI”. MLB.com. http://m.rangers.mlb.com/news/article/114863306/rangers-awaiting-the-results-of-shawn-tollesons-mri 2015年10月9日閲覧。 
  11. ^ Stefan Steveson (2015年10月21日). “Bonilla claimed by Dodgers; four other Rangers sent to Round Rock”. Star-Telegram. http://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article40777338.html 2015年10月22日閲覧。 
  12. ^ Giants add Antoan Richardson, Nick Ortiz to Major League coaching staff” (英語). MLB.com (2020年1月7日). 2020年1月26日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集