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アントワーヌ・グリーズマン

フランスのサッカー選手

アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann(フランス語発音: [ɑ̃.twan ɡʁiɛzman])、1991年3月21日 - )は、フランスブルゴーニュ地域圏マコン出身のドイツ系フランス人サッカー選手リーガ・エスパニョーラFCバルセロナ所属。フランス代表。ポジションはフォワード

アントワーヌ・グリーズマン Football pictogram.svg
FRA-ARG (10).jpg
フランス代表でのグリーズマン (2018年)
名前
本名 Antoine Griezmann
愛称 Grizi
基本情報
国籍 フランスの旗 フランス
生年月日 (1991-03-21) 1991年3月21日(28歳)
出身地 マコン
身長 176cm[1]
体重 73kg[1]
選手情報
在籍チーム スペインの旗 FCバルセロナ
ポジション FW
背番号 17
利き足 左足
ユース
1997–1999 フランスの旗 ECマコン
1999–2005 フランスの旗 UFマコネー
2005–2009 スペインの旗 レアル・ソシエダ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2014 スペインの旗 レアル・ソシエダ 180 (46)
2014-2019 スペインの旗 アトレティコ・マドリード 179 (94)
2019- スペインの旗 FCバルセロナ
代表歴2
2010  U-19フランス 7 (3)
2011  U-20フランス 8 (1)
2010-2012  U-21フランス 10 (2)
2014- フランスの旗 フランス 69 (28)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年5月12日現在。
2. 2019年3月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

なお本人によれば Griezmann は「グリエズマン」と発音されるとのことである[2]

クラブ経歴編集

レアル・ソシエダ編集

13歳のときにASサンテティエンヌのトライアル生として大会に参加していた所、レアル・ソシエダのスカウトに才能を見込まれ下部組織に入団した[3]

プレシーズン、その夏にBチームへ昇格したばかりだったにもかかわらず5ゴール(チーム1位)を挙げ、一躍注目を浴びた。開幕からトップチームに帯同し、2009年9月6日のレアル・ムルシア戦で途中出場して18歳でリーガデビューすると、9月27日のSDウエスカ戦では初先発と初得点を記録し、その後はレギュラーの座を確保した。

アトレティコ・マドリード編集

プレミアリーグアーセナルトッテナム・ホットスパーなどからオファーがあったものの、2014年7月28日、アトレティコ・マドリードへの移籍合意が発表[4]。翌29日に正式に移籍が発表された。契約期間は6年[5]。アトレティコではディエゴ・シメオネの下で2トップの一角としてプレーする。1年目の前半戦は苦労したが、アトレティコ式の守備を覚えた後半戦は好調を維持し、22ゴールと結果を残した。2年目の2015-16シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグバルセロナバイエルン・ミュンヘン相手にゴールを上げ、チームをファイナルへ進出させる原動力となった。2016年6月21日、アトレティコと2021年6月30日まで契約を延長することを発表した。

2017-18シーズンのUEFAヨーロッパリーグ決勝では母国のオリンピック・マルセイユ相手に2ゴールを決め、アトレティコの優勝に貢献した。さらに、後半終了間際にはシーズン終了後アトレティコを離れることが決まっていたフェルナンド・トーレスへの交代をベンチに要求し、トーレスは優勝の瞬間ピッチに立つことができた。

2019年5月14日、2018-19シーズン限りでの退団を発表した。「多くの愛情をくれたファンに伝えたかった。僕はここから離れ、自分の実力を試すために新しいチャレンジをすることを決めた。このクラブで最初のトロフィーを獲得することができ、とてもかけがえのない5年間だった。君たちに対しては感謝しかない。」と、クラブ公式SNSで感謝の意を述べた[6]

FCバルセロナ編集

2019年7月12日、FCバルセロナに移籍し、5年契約を結んだ[7]。バルセロナから契約解除金の1億2000万ユーロがアトレティコ・マドリードに支払われ、バルセロナは8億ユーロの契約解除条項を設定した。背番号は17番を選択した[8]

代表経歴編集

フランス代表として各年代の代表でプレーし、2010年に開催されたUEFA U-19欧州選手権においては、U-19フランス代表の一員としてピッチに立ち、チームの優勝に貢献した。また、この時のメンバーにはアレクサンドル・ラカゼットらがいた。

2012年11月、U-21代表の招集中にヤン・エムヴィラウィサム・ベン・イェデルクリス・マヴィンガエムベイェ・ニアンらと共に夜遊びをし、2013年12月31日まで世代別代表を含む代表戦への出場停止処分を受けた[9]

出場停止解除後の2014年3月5日、オランダとの親善試合でA代表初出場を果たした[10]。同年6月1日のパラグアイとの親善試合で代表初得点を記録[11]2014 FIFAワールドカップ本大会では、得点こそなかったが大会直前に離脱したフランク・リベリーの穴を埋める活躍をみせた。

地元開催となったUEFA EURO 2016本大会では、グループステージ第2戦のアルバニア戦で途中出場ながら、試合終了間際に均衡を破るヘディング弾を決めた[12]。ラウンドオブ16のアイルランド戦では同点、逆転となる2得点を挙げ勝利に貢献した[13]。準々決勝のアイスランド戦では、チームの4得点目にしてUEFA EURO 2016本大会通算100得点目を決めた。準決勝のドイツ戦でも2得点を挙げ、1984年大会ミシェル・プラティニの9得点に次ぐ、史上2位となる大会通算6得点を記録[14]。決勝のポルトガル戦では得点を奪えずフランスも準優勝に終わったが[15]、ゴールデンブーツ(得点王)[15]に加え、最優秀選手賞を審査員の全会一致で受賞した[16]

2018 FIFAワールドカップでは、初戦のオーストラリア戦、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦でペナルティーキックで得点を記録。準々決勝ウルグアイ戦では自身のシュートが相手キーパーフェルナンド・ムスレラのミスを誘いゴールを奪った。決勝クロアチア戦では、18分に自ら蹴ったフリーキックから相手チームのマリオ・マンジュキッチのオウンゴールを誘発し先制点をもたらすと、38分にはペナルティーキックでゴールを挙げ4-2の勝利に貢献。大会通算4得点でブロンズボール賞、シルバーブーツ賞を受賞。フランスの優勝に貢献した。

人物編集

少年時代は細くて小さい体だったため、9クラブの入団テストに落ちている[3]

憧れの選手はオリンピック・リヨンで2年連続リーグ・アン得点王を獲得したソニー・アンデルソン[3]デイヴィッド・ベッカムの大ファンであり、好んで着用している「背番号7」と「長袖」は彼から影響を受けている[17]。 また、幼い頃からオリンピック・マルセイユのファンであることを公言している[18]

ゴール後に行うダンスセレブレーションはカナダのミュージシャンドレイクの楽曲「Hotline Bling」から来ている[19]。ゲーム「フォートナイト」のプレイヤーであり、インタビュー動画にてゲーム内に登場するダンス「エモート」を踊っている[20]。また、2018年頃から行っているゴールパフォーマンスとして「負け犬が!」のエモートを踊っている。

個人成績編集

 
アトレティコ・マドリードでのグリエーズマン(2015年)
クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 欧州カップ戦 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
レアル・ソシエダ 2009–10 39 6 0 0 39 6
2010–11 37 7 2 0 39 7
2011–12 35 7 3 1 38 8
2012–13 34 10 1 1 35 11
2013–14 35 16 7 3 8 1 50 20
合計 180 46 13 5 8 1 201 52
アトレティコ・マドリード 2014–15 37 22 5 1 9 2 53 25
2015–16 38 22 3 3 13 7 54 32
2016–17 36 16 5 4 12 6 53 26
2017–18 32 19 3 2 14 8 49 29
2018-19 36 15 2 2 8 4 47 21
合計 179 94 18 12 56 27 253 133
通算 360 140 31 17 64 28 454 185

タイトル編集

チーム編集

クラブ編集

レアル・ソシエダ
アトレティコ・マドリード

代表編集

個人編集

代表歴編集

出場大会編集

代表編集

出典[21]


フランス代表国際Aマッチ
出場得点
2014 14 5
2015 10 1
2016 15 8
2017 10 5
2018 18 7
2019 5 3
合計 72 29

代表での得点編集

脚注編集

  1. ^ a b Antoine Griezmann”. Página oficial del Atlético de Madrid. 2019年5月18日閲覧。
  2. ^ leJDD(フランスの週刊紙『Le Journal du Dimanche』の記事 "Griezmann met l'accent là où il faut")
  3. ^ a b c Sportiva (2016年4月13日). “バルサ戦のカギ握るアトレティコのグリーズマン。「10クラブで落とされた」”. 2016年4月13日閲覧。
  4. ^ Goal.com (2014年7月28日). “アトレティコ、グリーズマン獲得合意を発表”. 2014年7月28日閲覧。
  5. ^ Goal.com (2014年7月29日). “アトレティコ、グリーズマン獲得を発表”. 2014年7月29日閲覧。
  6. ^ グリーズマン、今季での退団が決定「新しい挑戦のため」…バルサ行き加速か
  7. ^ FC バルセロナの新選手、アントワーヌ・グリーズマン” (日本語). www.fcbarcelona.jp. 2019年7月12日閲覧。
  8. ^ グリーズマン、背番号'17'”. www.fcbarcelona.jp. 2019年7月16日閲覧。
  9. ^ Goal.com (2012年11月9日). “FFFがU-21代表の夜遊びに厳罰”. 2012年11月9日閲覧。
  10. ^ Goal.com (2014年3月6日). “フランス、ホームでオランダに快勝”. 2014年3月6日閲覧。
  11. ^ SOCCER KING (2014年3月6日). “フランス代表のグリーズマン、パラグアイ戦で代表初ゴールを記録”. 2014年6月2日閲覧。
  12. ^ SOCCER KING (2016年6月16日). “フランスが決勝T進出一番乗り…グリエスマン決勝弾で堅守アルバニアを撃破”. 2016年6月27日閲覧。
  13. ^ SOCCER KING (2016年6月26日). “開始2分のPK献上からグリエスマン2発で逆転…フランスが波乱の一戦を制し8強入り”. 2016年6月27日閲覧。
  14. ^ Football ZONE web (2016年7月8日). “フランスがドイツを撃破しEURO決勝進出! 2得点グリーズマンは“将軍”プラティニ以来の大会6ゴール”. 2016年7月13日閲覧。
  15. ^ a b Goal.com (2016年7月11日). “ユーロ2016得点王はグリーズマン 決勝で得点逃すも、6ゴールでダントツの受賞”. 2016年7月13日閲覧。
  16. ^ Goal.com (2016年7月12日). “UEFA、ユーロ2016の大会MVPはグリーズマンと発表!”. 2016年7月13日閲覧。
  17. ^ Qoly (2016年8月25日). “グリーズマン、「長袖と7番」が好き!その理由を知ってる?”. 2016年9月4日閲覧。
  18. ^ [1]
  19. ^ Soccerking (2016年7月10日). “ユーロで輝くグリエスマン…あのゴールパフォーマンスの由来とは?”. 2018年3月13日閲覧。
  20. ^ ANTOINE GRIEZMANN RECREATES FORTNITE DANCES IN REAL LIFE!”. Theo Baker (2018年5月20日). 2018年7月16日閲覧。
  21. ^ Joueur - Antoine GRIEZMANN”. Fédération Française de Football. 2019年5月18日閲覧。

外部リンク編集