バッグバルブマスク

口腔より他動的に換気を行う医療機器。アンブバッグ
アンビューバッグから転送)

バッグバルブマスク: Bag valve mask, BVM)は、口腔よりマスクにて他動的に換気を行うための医療機器である。

アンブバッグ(Ambu bag)
1.顔を覆う フレキシブル マスク 部
2.送気逆流弁/細菌フィルター部
3.圧力をかけるためのバッグ

一般的にデンマークアンブ(Ambu)の製品が知られているため医療関係者には「Ambu bag(アンブバッグ)」「蘇生バッグ」[1]等とも呼ばれている。

使用編集

  1. まずは気道確保を実施し、十分な換気経路を確保する。
  2. マスクにて患者の口腔から鼻腔までを覆い、一人で行う場合は片手、二人で行う場合は両手で固定する。固定方法の有名なものにEC法がある。
  3. バッグを押し送気を行う。十分に換気が行われていれば、肺が膨張し胸郭が上昇する。

製品編集

アンブバッグ編集

アンブバッグ (Ambu bag) は、バッグに送気逆流弁と自動膨張機能を設置したBVMで、元々はデンマークのアンブ社のオリジナル製品。 1953年にドイツ出身のオルガー・ヘッセ博士とデンマーク麻酔科医ヘニング・ルーベンによって開発された。救急現場の第一線で幅広く用いられる。

現在、複数の会社から製造販売されているが、アンブ社の製品が有名なため世界的にアンブバッグの名が一般化している。

ジャクソンリース編集

ジャクソンリース (Jackson Rees) は、バッグに換気調整弁を有し、気道内圧調整能を有したBVMで、主に人工呼吸器使用時に用いられる。一般に病院での手術時に用いられるBVMである。

オプション編集

マスクの部分を以下の物に交換できる。

関連項目編集

出典編集

  1. ^ 蘇生バッグの組立て間違いについて”. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構( https://www.pmda.go.jp/ ). 2016年5月13日閲覧。