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パラセル諸島。東北部がアンフィトリテ諸島(Amphitrite Group)
アンフィトリテ諸島(Amphitrite Group)
アンフィトリテ諸島(Amphitrite Group)

アンフィトリテ諸島[1]又はアムフィットライト諸島[2]英語: Amphitrite Group中国語: 宣德環礁)は、パラセル諸島(西沙諸島)の東北部を占める群島である[1][3]

なお、パラセル諸島(西沙諸島)の西南部を占める群島は、クレスセント諸島[1]又はクレセント諸島[2]英語: Crescent Group中国語: 永樂環礁)と呼ばれる。

目次

領有をめぐる状況編集

全ての島礁を中国実効支配しているが[4][5]、ベトナム及び台湾中華民国)も領有権を主張している[6]。中国は、同国が「七連嶼」と呼んでいる本諸島の7つの島や岩礁をつなぐ埋立工事を進めている。埋立後の人工島は面積15km2程度となると見込まれており、滑走路等も建設されるという[7][8]

アンフィトリテ諸島の島礁編集

名称[注 1] 英語名 中国語名 ベトナム語名 位置 面積 (km2) 備考
アンフィトリテ諸島 Amphitrite Group 宣德環礁
(Xuande Qunjiao)
Nhóm An Vĩnh 北緯16度53分 東経112度16分 / 北緯16.883度 東経112.267度 / 16.883; 112.267 -
ウッディー島 Woody Island 永興島
(Yongxing Dao)
Đảo Phú Lâm 北緯16度50分00秒 東経112度20分20秒 / 北緯16.83333度 東経112.33889度 / 16.83333; 112.33889 2.1 滑走路あり
Rocky Island 石島
(Shidao)
Đảo Đá 北緯16度50分40秒 東経112度20分50秒 / 北緯16.84444度 東経112.34722度 / 16.84444; 112.34722 0.08 埋め立てによりウッディー島と繋がっている。
West Sand 西沙洲
(Xisha Zhou)
Cồn cát Tây 0.04 砂州。[注 2]
ツリー島 Tree Island 趙述島
(Zhaoshudao)
Đảo Cây 北緯16度58分50秒 東経112度16分20秒 / 北緯16.98056度 東経112.27222度 / 16.98056; 112.27222 0.22 [注 2]
ノース島[9] North Island 北島
(Bei Dao)
Đảo Bắc 北緯16度57分50秒 東経112度18分40秒 / 北緯16.96389度 東経112.31111度 / 16.96389; 112.31111 0.4 [注 2]
ミドル島[9] Middle Island 中島
(Zhong Dao)
Đảo Trung 北緯16度57分20秒 東経112度19分30秒 / 北緯16.95556度 東経112.32500度 / 16.95556; 112.32500 0.2 [注 2]
South Island 南島
(Nan Dao)
Đảo Nam 北緯16度56分50秒 東経112度20分00秒 / 北緯16.94722度 東経112.33333度 / 16.94722; 112.33333 0.17
North Sand 北沙洲
(Bei Shazhou)
Cồn cát Bắc 0.02 砂州。[注 2]
Middle Sand 中沙洲
(Zhong Shazhou)
Cồn cát Trung 0.05 砂州。[注 2]
South Sand 南沙洲
(Nan Shazhou)
Cồn cát Nam 0.06 砂州。[注 2]
西新沙洲
(Xixin Shazhou)
- 0.002 砂州
東新沙洲
(Dongxin Shazhou)
- 0.004 砂州
Iltis Bank 銀鑠灘
(Yin Shuo Tan)
Bãi Bình Sơn -

脚注編集

注釈編集

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  1. ^ 新聞報道等により日本語名称を確認できるもののみ記載。
  2. ^ a b c d e f g 中国が「七連嶼」(Qilian Yu)と呼ぶ島礁のひとつ。

出典編集

  1. ^ a b c 小谷俊介(国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課)「南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 」、レファレンス平成25年11月号、29ページ
  2. ^ a b 南シナ海問題(みなみシナかいもんだい)とは コトバンク
  3. ^ 上野英詞(日本安全保障戦略研究所 上席研究員)「南シナ海仲裁裁判所の裁定:その注目点と今後の課題」、海洋安全保障情報特報、笹川平和財団
  4. ^ 小谷俊介(国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課)「南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 」、レファレンス平成25年11月号、30ページ
  5. ^ “ベトナム、西沙・南沙諸島の主権示す文書展示へ 実効支配する中国に対抗”. 産経ニュース (産経デジタル). (2015年5月16日). http://www.sankei.com/world/news/150516/wor1505160026-n1.html 2015年7月29日閲覧。 
  6. ^ 小谷俊介(国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課)「南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 」、レファレンス平成25年11月号、28ページ
  7. ^ 【中国全人代2016】 安倍政権の二面性が「日中関係を阻害」と王毅外相 「敵か友人か」日本に択一迫る 産経新聞、2016年3月9日
  8. ^ 中国:西沙諸島でも埋め立て 毎日新聞、2016年3月7日
  9. ^ a b 中国がパラセル諸島をさらに埋め立て 米シンクタンク指摘 港湾建設も 産経ニュース、2017年8月12日

外部リンク編集