アンフィトリテ (小惑星)

アンフィトリテ (29 Amphitrite) は小惑星帯（メインベルト）の小惑星の中でも比較的大きなものの一つ。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。

アンフィトリテ 29 Amphitrite
分類	小惑星
軌道の種類	小惑星帯 （アンフィトリテ族?）
発見
発見日	1854年3月1日
発見者	アルベルト・マルト
軌道要素と性質 元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5)
軌道長半径 (a)	2.555 AU
近日点距離 (q)	2.369 AU
遠日点距離 (Q)	2.741 AU
離心率 (e)	0.073
公転周期 (P)	4.08 年
軌道傾斜角 (i)	6.10 度
近日点引数 (ω)	63.32 度
昇交点黄経 (Ω)	356.50 度
平均近点角 (M)	350.51 度
物理的性質
直径	212.22 km
質量	1.0 ×1019 kg
平均密度	2.0 g/cm³
表面重力	0.0593 m/s²
脱出速度	0.1122 km/s
自転周期	5.390 時間
スペクトル分類	S
絶対等級 (H)	5.85
アルベド（反射能）	0.1793
表面温度	~170 K
色指数 (B-V)	0.838
色指数 (U-B)	0.449
■Template （■ノート ■解説） ■Project

1854年4月1日にアルベルト・マルトによってロンドンのリージェンツ・パークにあったジョージ・ビショップ天文台で発見された。これは彼の発見した唯一の小惑星である。

ギリシア神話の女神、アムピトリーテーから名付けられた。

アンフィトリテによる恒星の掩蔽が観測された際のデータから、衛星を保有するのではないかと考えられている。

関連項目

• 小惑星の一覧 (1-1000)

外部リンク

• アンフィトリテの軌道要素（JPL、英語）
• Listing of Family: Kozai 18

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