アーマン・マヌーキアン
アーマン・マヌーキアン（Arman Tateos Manookian、アルメニア語表記: Արման Թադէոս Մանուկեան; 1904年5月15日 - 1931年5月10日）はアルメニア系アメリカ人の画家、イラストレーターである。ハワイの情景を描いた。
| アーマン・マヌーキアン Arman Manookian | |
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| 誕生日 | 1904年5月15日 |
| 出生地 | トルコ,イスタンブール |
| 死没年 | 1931年5月10日 |
| 死没地 | USA,ホノルル |
略歴 編集
イスタンブールのアルメニア人キリスト教徒の家に生まれた[1]。第一次世界大戦後のトルコでのアルメニア人虐殺を逃れて、16歳の1920年にアメリカ合衆国に移住した。プロビデンスの私立の美術学校、ロードアイランド・デザイン学校でイラストレーションを学んだ。アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークでも学んだが、1923年にアメリカ海兵隊に召集された。海兵隊ではホノルルで海兵隊の広報誌を編集し、海兵隊の歴史の著作を行ったことで知られるマクレラン少佐(Edwin North McClellan)の事務係に選ばれ、マクレランの業務を手伝った。海兵隊の公式雑誌「Leatherneck Magazine」にマクレランが海兵隊の歴史の記事を連載した時、マヌーキアンは挿絵を描いた。この時描いた挿絵は現在、ホノルル美術館に収蔵されている。
1927年に退役したが、そのままハワイに残り、ハワイの新聞「Honolulu Star-Bulletin」や雑誌「Paradise of the Pacific」の挿絵を描く仕事をした。1929年に最初の個展を開いた。
1931年に鬱状態となり、ホノルルで自殺した。亡くなった直後にホノルル美術協会が追悼展が開かれ、2010年から回顧展が開かれた。「ハワイのゴッホ」と表現されたこともあった[2]。
作品 編集
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海兵隊を率いるサミュエル・ニコラス -
木版画 "Canoe Reflection" -
壁画「ハワイの少年と少女」 -
油絵、Greeting by Chiefs
脚注 編集
参考文献 編集
- Forbes, David W., Encounters with Paradise: Views of Hawaii and its People, 1778-1941, Honolulu Academy of Arts, 1992, 212-256.
- Gard, Rowan, “Escape into Color”, Innov8, Mar/April 2011, pp. 36–39.
- Papanikolas, Theresa, "Meaning in Color/ Expression in Line: Arman Manookian’s Modernism", Honolulu Academy of Arts, Vol. 82, No. 6, Nov/Dec 2010, pp. 4–5.
- Papanikolas, Theresa and DeSoto Brown, Art Deco Hawai'i, Honolulu, Honolulu Museum of Art, 2014, ISBN 978-0-937426-89-0, pp. 86–93
- Sandulli, Justin M., Troubled Paradise: Madge Tennent at a Hawaiian Crossroads, Durham, NC: Duke University, 2016.
- Seed, John, "Arman Manookian: Fragile Paradise". Honolulu Magazine. Retrieved 2011-04-02.
- Seed, John Seed, John. "Rare Manookian Paintings Removed from the Hotel Hana-Maui". Huffington Post. Archived from the original on 19 July 2010. Retrieved 2010-07-14.
- Seed, John A., Arman Manookian: An Armenian Artist in Hawai'i, Published by blurb.com, 2011, 36.
- Severson, Don R., Finding Paradise, Island Art in Private Collections, University of Hawaii Press, 2002, 124.