イオンタウン姶良(イオンタウンあいら)は、鹿児島県姶良市イオンタウン株式会社が運営しているGMS(総合スーパー)を核テナントとするショッピングモールである。

イオンタウン姶良[1]
ÆON TOWN AIRA
イオンタウン姶良 店舗外観
(西街区西側・2016年3月撮影)
店舗概要
所在地 899-5421
鹿児島県姶良市西餅田264—1[2]
開業日 西街区:
2016年3月8日ソフトオープン
2016年3月10日※グランドオープン
東街区:2017年4月22日[2]
正式名称 イオンタウン姶良
土地所有者 西街区:姶良市土地開発公社[2]
東街区:
イオンタウン株式会社[3]
施設管理者 イオンタウン株式会社[2]
敷地面積 108,650 m²
延床面積 82,900 m² 
商業施設面積 55,100 m²
中核店舗 西街区:イオン姶良店(2代目)
東街区:シネマサンシャイン姶良
店舗数 174
営業時間 イオン姶良店
食品売場9:00-22:00
その他売場9:00-21:00専門店10:00-21:00[2]
駐車台数 2970台[2]
前身 サンシティ・リブレ

姶良サティ

イオン姶良ショッピングセンター
最寄駅 JR日豊本線帖佐駅
最寄IC 九州自動車道桜島スマートIC[4]
外部リンク 公式サイト
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イオン姶良ショッピングセンター
ÆON Aira Shopping Center
イオン姶良SC 店舗外観
(施設東側・2013年2月撮影)
店舗概要
所在地 899-5421
鹿児島県姶良市東餅田336
座標 北緯31度43分56.1秒 東経130度37分33.6秒 / 北緯31.732250度 東経130.626000度 / 31.732250; 130.626000 (イオンタウン姶良)座標: 北緯31度43分56.1秒 東経130度37分33.6秒 / 北緯31.732250度 東経130.626000度 / 31.732250; 130.626000 (イオンタウン姶良)
開業日 1988年11月25日[5]
閉業日 2016年2月14日
施設所有者 イオン九州株式会社[3]
施設管理者 イオン九州株式会社
商業施設面積 13,856 m²[5]
中核店舗 ショッピングデパートエビスヤ

姶良サティ

イオン姶良店(初代)
店舗数 ÆONと25の専門店
営業時間 イオン食品フロア8:00-21:00
イオンその他9:00-21:00
専門店9:30-20:00[6]
駐車台数 950台[5]
前身 サンシティ・リブレ

姶良サティ
後身 イオンタウン姶良
外部リンク 公式サイト
KYUSHU
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シネマサンシャイン姶良
CINEMA SUNSHINE AIRA

シネマサンシャイン姶良のロビー
情報
正式名称 シネマサンシャイン姶良
完成 2017年
開館 2017年4月22日
開館公演美女と野獣』(ビル・コンドン監督)他
収容人員 (9スクリーン)1,272[7]
客席数 1番館:250
2番館:155
3番館:81
4番館:81
5番館:301(BESTIA[7]
6番館:92(4DXシアター[7]
7番館:104
8番館:104
9番館:104
設備 ドルビーデジタル5.1ch
DTS:X(5番館のみ)
MasterImage 3D[7]
用途 映画上映
運営 佐々木興業株式会社
所在地 899-5421
鹿児島県姶良市東餅田336
イオンタウン姶良東街区 3階
外部リンク シネマサンシャイン姶良
特記事項 九州地方初のシネマサンシャイン直営館。鹿児島県内の映画館の新規開業は、2012年5月3日オープンの「天文館シネマパラダイス」(鹿児島市天文館)以来5年ぶり。
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本項では、前身のサンシティ・リブレ姶良サティ(あいらサティ)→イオン姶良ショッピングセンター(イオンあいらショッピングセンター)についても記述する。

概要 編集

サンシティ・リブレ→姶良サティ→イオン姶良SC 編集

旧:イオン姶良ショッピングセンターは、1988年昭和63年)11月に旧加治木町と旧姶良町にてスーパーマーケットを運営していた株式会社ヱビスヤが、株式会社九州ニチイとの合弁事業として開業した「サンシティ・リブレ」が前身である。開業当初の核店舗は「ヱビスヤ」で、サンシティ・リブレのロゴマークはニチイと同じ赤い鳩マークだった。県都・鹿児島市に隣接してベッドタウンとして人口増が進んでいた姶良町に初めて開業した本格的な郊外型ショッピングセンター。1994年平成6年)には国分隼人テクノポリス地域として発展著しい隼人町に隼人国分サティ(現・イオン隼人国分ショッピングセンター)も開業させ、姶良・国分地区を代表する大型ショッピングセンター2施設を運営。1997年(平成9年)に「南九州ファミリーデパート」と合併して社名を「マイカル南九州」に変更。引き続き業績も比較的好調であった。同時期には県道391号線を挟んで隣接する地区に寿屋(現:カリーノ)グループが、隣にサンシティ・リブレの数倍以上の売場規模(50,000㎡クラス)で「仮称・姶良ショッピングセンター」設置計画を発表。対抗処置として、温浴施設やレジャー施設などを核とした新館計画を発表した。しかし、寿屋グループとマイカルグループが両者ともに破綻したことから両社の計画は白紙となった。

2000年(平成12年)のマイカル南九州がマイカル九州へ統合されたことに伴い、店名を「姶良サティ」に変更。その後、2001年(平成13年)に親会社・株式会社マイカルが破綻し、イオングループの傘下となったことなどから2007年(平成19年)にイオン九州の運営となり、2011年(平成23年)に商号の統一の為、「(初代)イオン姶良店」および「イオン姶良ショッピングセンター(SC名)」へと名称変更された。

2012年(平成24年)、千葉県千葉市に本社を置くイオンタウン株式会社が、県道391号線を挟んで隣接する地区32,000㎡(寿屋のライバル店候補地だった地区)に現施設との一体になったショッピングセンター計画(現:イオンタウン姶良)を発表[2]。そのため、当SCはイオンタウン姶良開業と前後して閉鎖、解体後にイオンタウン姶良の別館(娯楽施設部分)として建て替え予定となっている[8]。そして、2016年(平成28年)1月15日に現在のイオン姶良店を同年2月14日をもって閉店することが発表[5]され、2月14日の21時[9]を以て閉店した。閉店後、跡地は解体され、同年8月19日にはイオン九州が所有していた旧イオン姶良SCの土地をイオンタウンに売却した[3]

イオンタウン姶良 編集

2016年(平成28年)3月8日、イオンタウン姶良(西街区)がソフトオープンし、3月10日にはグランドオープンした[2]。核店舗は(2代目)イオン姶良店となっている。一部の店舗(後述)が旧店舗から引き続き入居している。

2017年(平成29年)4月22日に(初代)イオン姶良店跡地に東街区が開業[2]シネマコンプレックスシネマサンシャイン姶良』もオープンした。

核店舗・テナント 編集

イオンタウン姶良 編集

詳しくは「フロアガイド」を参照

旧店舗時代 編集

下記は閉店日の2016年(平成28年)2月14日時点のものである[10]、◎印のついている店舗は同年3月10日開業のイオンタウン姶良に移転して引き続き入居したテナント。☆印の付いている店舗はサンシティ・リブレとしての開業時から営業しているテナント[11]

核店舗 編集

イオン姶良店◎

テナント 編集

1F物販・サービス

1Fレストラン街

2F物販・サービス

3F物販・サービス

その他敷地内の施設・テナント 編集

ヤマダデンキ(旧店舗時代はヤマダ電機)とペトラスは建て替え後も建物は変わらずに営業している。

過去にあった施設・テナント 編集

  • お好み焼き 向日葵
  • 和食 丼匠
  • 餃子 王さん亭
  • ファミザラス(ゲームショップ)
  • 風月堂(菓子)
  • イタリアントマトカフェJr.(喫茶・スイーツ)
  • 彦一だんご(和菓子)
  • 古市庵(寿司・惣菜)
  • グルメピアザ(フードコート)
  • リブレ文化教室(カルチャー教室)
  • ホッとりぼん鹿児島(保険代理店)
  • ダイセン(紳士カジュアル)
  • Mr.フルーツマン(フルーツジュース・アイス)
  • ドリームタウンミスミ(CDショップ)

最寄りの交通機関 編集

関連項目 編集

周辺の主な競合商業施設 編集

  • コミュニティープラザあいら 売場面積4,416㎡
(核店舗:Aコープ姶良店/主要テナント:リリーズ、バースディ、サンゲームス、ブランジェール、モスバーガー)
(核店舗:ニシムタ姶良店/主要テナント:地球文化屋)
  • マイコープタウン姶良 売場面積2,986㎡
(核店舗:コープ姶良店/主要テナント:ミドリ薬品、ダイソー、ユニクロ、シュープラザ、西松屋、ミスタードーナツ)
  • グラード姶良店
(核店舗:グラード姶良店/主要テナント:宝くじチャンスセンター)
(核店舗:タイヨー重富店・ベリーマッチ重富店)
  • ソレイユタウン(旧:寿屋) 売場面積9,712㎡
(核店舗:タイヨー西加治木店・エディオン鹿児島姶良加治木店/主要テナント:ガスト、マツモトキヨシ、やよい軒、医療モール)

イオン姶良SC周辺の商業集積変遷 編集

1970年代、国鉄帖佐駅から徒歩約4分の帖佐変電所そばに「やなぎストアー(姶良市宮島町16-15)」開店。インストアベーカリーもあり、帖佐駅周辺初のスーパーストアとして繁盛した。やなぎに続いて、エーコープの食品スーパー(姶良市宮島町19付近・現住宅地)も開店。うどん・そば・おにぎり等の食べられる食堂を併設し人気を得ていった。2フロア構成で食品の他に衣類・寝具も扱った「ヱビスヤ帖佐店(姶良市宮島町19・エーコープと同ブロックで隣接)」は、店頭に小僧寿しのテイクアウトショップがあった。そして旧姶良町役場(現姶良市役所)そばに「スーパーこうか姶良店(姶良市宮島町32・現市役所駐車場)」等が開店。食品と軽衣料、更に2階にレストランもある施設であった。このように新店が開業するごとに駐車場の設置や売場・テナントの充実で時代のニーズに対応したものになった為、当時の「こうか」の繁盛ぶりは著しく、スーパーこうかは旧姶良郡内に食品スーパー5店舗(蒲生店→だいわ蒲生店→閉店。跡地はローソン、加治木店→山形屋ショッピングプラザ加治木店、隼人店→山形屋ショッピングプラザ隼人店、姶良店→跡地は現市役所駐車場、重富店→閉店)を運営する迄に成長。「やなぎ」から「こうか」につながる道沿いに洋品店・寝具店・金物店・菓子店等が集積して商店街化していった。1980年代には国道10号線沿いに「タイヨー姶良店(姶良市東餅田2372-1・現グラード姶良店)」も開店して、古くから商店街の発展していた旧加治木町を凌ぐ商業集積になりつつあったが、県内有数の流通大手進出でオーバーストア&競争激化となり、時代のニーズにそぐわなくなった店舗から閉店や移転を始める。その流れの中で、2フロア構成店舗ではありながら売場面積が小さく駐車場拡張もままならなかったヱビスヤが、マイカル九州の支援を得て本店である加治木の「ショッピングデパート・ヱビスヤ」を大きく上回る規模の本格的ショッピングセンター「sun city libre(サンシティ・リブレ)」を現在地に移転開業した。

店舗画像 編集

脚注・出典 編集

  1. ^ 平成27年度 大規模小売店舗立地法 法第5条第1項(新設)届出の概要 【2016年10月末】 (PDF)
  2. ^ a b c d e f g h i 4/22(土)イオンタウン姶良東街区グランドオープン - イオンタウン・イオン九州共同ニュースリリース、2018年12月31日閲覧。
  3. ^ a b c 固定資産の譲渡及びそれに伴う特別利益の計上に関するお知らせ - イオン九州公式ウェブサイト、2016年7月22日配信・同8月31日閲覧。
  4. ^ ETC搭載車のみ利用可能。一般車の最寄りは姶良ICである。
  5. ^ a b c d イオン姶良店閉店に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2016年1月15日http://aeon-kyushu.info/files/management_news/1015/pdf.pdf2017年4月27日閲覧 
  6. ^ イオン姶良ショッピングセンター公式ホームページ :: 営業時間のご案内 - イオン姶良ショッピングセンター、2016年2月16日閲覧。
  7. ^ a b c d 劇場設備&サービス”. シネマサンシャイン姶良. 佐々木興業株式会社. 2017年4月27日閲覧。
  8. ^ イオンタウン/2016年春、鹿児島県姶良市に「イオンタウン姶良」 - 流通ニュース、2015年8月23日閲覧。
  9. ^ ロッテリアのみ最終日は18時で閉店している。
  10. ^ イオン姶良ショッピングセンター (PDF) - イオン九州株式会社 (2016年2月15日閲覧)
  11. ^ イオン姶良店は3月に生まれ変わります!!”. イオン九州株式会社. 2016年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月15日閲覧。

出典・参考文献 編集

外部リンク 編集