イオンモール広島府中

イオンモール広島府中(イオンモールひろしまふちゅう、AEON MALL HIROSHIMAFUCHU )は、広島県安芸郡府中町にある、イオンモールが運営しているショッピングセンターである。

イオンモール広島府中
AEON MALL HIROSHIMA-FUCHU
イオンモール広島府中
イオンモール広島府中
店舗概要
所在地 広島県安芸郡府中町大須2-1-1
座標 北緯34度23分40.9秒 東経132度29分59.2秒 / 北緯34.394694度 東経132.499778度 / 34.394694; 132.499778
開業日 2004年3月24日
施設所有者 キリンホールディングス株式会社[2] →
イオンモール株式会社[3]
施設管理者 株式会社ダイヤモンドシティ
イオンモール株式会社
設計者 大成建設[5]
施工 大成建設・ 大林組戸田建設フジタJV
敷地面積 約114,000 m2[4]→ 約126,000[1]
延床面積 約218,000 m2[4] → 約256,000[1]
商業施設面積 約81,000 m2[4] → 約98,000[1]
中核店舗

核テナント
イオンスタイル広島府中[補足 1]
サブ核ゾーン「L.A.S」[1]
1F : ROJI Dining[4][補足 2]
2F : FLAXUS
3F : フタバ図書TERA
その他のサブ核テナント

広島バルト11[1]
スポーツオーソリティ[1]
トイザらスベビーザらス[1]
コジマ×ビックカメラ[1]
キッズリパブリック[1]
店舗数 約200店舗[4] → 約280店舗
駐車台数 約4,300台 → 約5,000台[1]
前身 キリンビール広島工場

ダイヤモンドシティ・ソレイユ

イオンモール広島府中ソレイユ
商圏人口  約84万人(平日)
約132万人(土日祝)[1]
外部リンク 公式サイト
Aeonmall store logo.svg

目次

概要編集

ダイヤモンドシティ・ソレイユ(DIAMOND CITY SOLEIL)として開業。開業当初は約200店舗だった。2007年9月22日に、運営会社のダイヤモンドシティがイオンモールと合併した事に伴い、イオンモール広島府中ソレイユに変更。更に、2011年10月21日には現名称イオンモール広島府中に再改称された[補足 3]

旧名称の一部であるソレイユ(SOLEIL)とは、「太陽」を意味するフランス語で、建物は太陽をイメージしたデザインとなっている。店舗スペースは、店舗棟が1階から3階までの全フロアと4階の一部(シネマコンプレックス)に設けられ、それ以外のスペースは開放式の駐車スペースになっている。駐車場棟が5階建てで、敷地面積約126,000 m2、延床面積約256,000 m2、店舗面積約98,000 m2[補足 4]の中にビールの香りが残る活気と賑わいのある街づくりをコンセプトに作られ、インフォメーションに蒸留釜を流用されている他、以前は工場時代の煙突がシンボルタワーとして活用されていたりと、所々にビール工場の名残を伝える物が残されている。また、天井は非常に高く設定されている。

キリンビアパーク広島(キリンビール広島工場跡)の敷地内にあり、施設所有者はキリンビール。

イオンと、専門店の一部店舗で電子マネー「WAON」「ICOCASuicaなどの相互利用が可能な、交通ICカードも可)」「iD」「QUICPay」が使用できる。

核テナントは、建物の西側にイオンスタイル広島府中(1F・2F)[補足 1]。東側にサブ核ゾーンのL.A.S(1F - ROJI Dining[補足 2]、2F - FLAXUS(フラクサス)、3F - フタバ図書TERA)。その他のサブ核店舗は、南側の増床棟にコジマ×ビックカメライオンモール広島府中店、キッズリパブリック[1]。従来棟にシネマコンプレックス広島バルト11ナムコランドスポーツオーソリティトイザらスベビーザらス[1]、その他約280店舗が出店している[1]

敷地内にある国鉄C11形蒸気機関車は、かつて可部線三段峡駅に静態保存されていたものである。

歴史編集

出店まで編集

1998年8月27日に閉鎖になった旧キリンビール広島工場の跡地に商業施設を招致する方針が、同年9月4日にキリンビールより発表[7]。1999年秋頃までに核店舗を決定し文化・娯楽施設を併設をめざし[7]、誕生時には中国地方最大級の商業施設が出来ると報じられた[7]

1999年8月18日に、ジャスコ三菱商事が共同出資するデベロッパーダイヤモンドシティに委託する事を正式に決定[8]。工場の施設をモニュメントとして活用して、2004年にオープンするとした[8]。また、土地はキリンビールが継続所有するとし[9]イトーヨーカ堂マイカルイズミフジなどの案から、府中町が当時掲げていた『水緑定住都市』のコンセプトに合致していたダイヤモンドシティの案が選ばれた[9]

2000年12月8日、ダイヤモンドシティとジャスコの共同記者会見が広島市内のホテルで行われ、核テナントはジャスコに[10]、12館以上のシネマコンプレックスや行政機関の窓口、サテライトスタジオの設置などを検討していると発表した[10]。その前日の中国新聞のダイヤモンドシティへの取材で、店舗形態はノードストロームのような「カジュアルデパート」をめざし、百貨店の招致[11]。約2000人の雇用が発生するとした[11]

2003年3月には、商業施設開設に合わせて後の天神川駅の設置を協議していることが明らかになった[12][13]

2003年9月30日にキリンビールが、開業する商業施設の名称を「ダイヤモンドシティ・ソレイユ」になることを正式発表した[14]。約10シアターのシネマコンプレックス、180店の専門店を設置し、既存のキリンビアホール広島も改装することが明らかになった[14]

2003年11月末時点で、3分の1のテナントが決定[15]

2004年2月4日に、開業日を同年3月24日にすることを発表[16]ナフコ21スタイルスポーツオーソリティなどの大型店舗の出店[16]。車で40分圏内の約110万人を基本商圏と位置づけ[16]、30代の夫婦をメインターゲットに位置づけ「上質で感性のある店づくり」をコンセプトにした[16]。年間2000万人の集客および500億円の売り上げを目指すとした[16]。また、カード会員向けに19日から23日までプレオープンするとした[16]

2004年3月13日には、天神川駅が開業[17]

キリンビアパーク広島内に2004年3月24日(プレオープンは3月18日)にオープンした[18]

出店後編集

2010年1月から4月にかけて、全てのテナントの3分の1が入れ替わるリニューアルを順次行い、既存店についてもリニューアルや建物内の移転が行われた。その中で、L.A.Sの1Fにモスドが4月に日本国内で初出店した[19]

また、キリンビアパーク広島にレストラン棟が存在した時は、建物内にある『キリンプラザ キッチン1938』なども、ソレイユの店舗の1つとして扱われたりもしていた。

開店時から2013年まで広島府中限定のメンバーカードを導入していたが、2013年7月に各モール共通のイオンモールメンバーズカードに移行した。新旧カード共に、割引クーポンの配布や駐車時間の延長サービスなどがあった。2016年8月31日をもってイオンモールメンバーズカードのポイント付与が終了し[20]、イオンの共通ポイントカードであるスマートWAONに移行された。

2016年11月18日に増床棟がグランドオープン[21]。2016年11月の増床オープンで約210店舗のリニューアルを行い、約280店舗になった[1]。この増床により総賃貸面積が中四国最大のショッピングモールとなり、イオンモールの中でもイオンレイクタウンイオンモール幕張新都心mozo ワンダーシティに次ぐ4位となった。  

広島バルト11編集

広島バルト11
Hiroshima Wald 11
情報
正式名称 広島バルト11
完成 2004年
開館 2004年3月24日
開館公演 クイール
テキサス・チェーンソー
ペイチェック 消された記憶
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
ONE PIECE 呪われた聖剣[22]
収容人員 (11スクリーン)1,957人
設備 ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS
用途 映画上映
運営 株式会社ティ・ジョイTOHOシネマズ株式会社
共同経営(ティ・ジョイ主体)
所在地 735-0021
広島県安芸郡府中町大須2-1-1 イオンモール広島府中4F
アクセス 当該項目参照
公式サイト http://kinezo.jp/pc/wald11

広島バルト11(ひろしまバルトいれぶん)は、イオンモール広島府中4Fにある映画館シネマコンプレックス)。

2004年3月24日のソレイユの開店に合わせて開場した。ティ・ジョイ(出資率51%)、TOHOシネマズ(出資率49%)共同経営で、ティ・ジョイが運営主体になっている。

バルト11は、他の映画館の閉館などを伴わない新規開場の劇場だが、開業時には広島市内に存在した映画会社系の映画館は、2000年代後半の劇場の統廃合で、松竹東洋座・広島名画座は2008年4月30日に、広島東映・広島ルーブルは2009年11月13日に閉館。そして、残った広島宝塚1・2・3も2011年8月末で閉館したので、特に運営母体の東映・東宝系の広島地区での封切館の役割を果たす事になる。

名称の『バルト(WALD)』はドイツ語で『森』を意味し[22]、バルト11以外に同様の名称を持つシネコンは、同じくティ・ジョイが運営主体でTOHOシネマズが共同運営している『新宿バルト9(新宿三丁目イーストビル内)』がある。

開業時より中四国最大の、11スクリーン・一般席1,957人+車いす席23人の計1,980人収容[22]。一番入場人数が多いシアター10『バルト・ゴールド・シアター』は402人収容できる。他、内装や音響に配慮されている。また、座席はアーウィン社と共同開発した『バルトモデル』を使用。また開業時は、シアター10・11がデジタルシアターに対応していたが[22]、現在では全シアターが対応している。

バルト11での独自の施策として、地元ブライダル会社と共同で映画館を使った結婚式『シネマウェディング』を日本初の継続実施[23][24]や、サルベージ・マイスの世界初としている生放送による予告編放映などが行われている。

シアター名 一般座席数
(HGS含む)
HGS数 車いす席数 備考
シアター 1 273席 0席 2席
シアター 2 121席 0席 2席
シアター 3 152席 0席 2席
シアター 4 152席 0席 2席
シアター 5 123席 0席 2席
シアター 6 103席 0席 2席
シアター 7 101席 0席 2席
シアター 8 148席 0席 2席
シアター 9 98席 0席 1席
シアター10 402席 20席 4席 開業時よりデジタルシアター対応
バルト・ゴールド・シアター
シアター11 284席 20席 2席 開業時よりデジタルシアター対応
総数 1957席 40席 23席

HGSは『ハイグレード席』の意味

交通アクセス編集

 
ノンストップシャトルバス
 
ノンストップシャトルバス
(有料化後)
 
つばきバス

鉄道

バス

  • 広島駅新幹線口」より広電バスによるノンストップシャトルバスを往復運行している[補足 5]
  • 広島バスセンター」より広島バス郊外線29号(深川)線系統、矢賀・大須経由「小河原車庫」行、「矢賀新町2丁目」または「矢賀駅入口」または「大須3丁目」下車
  • 県庁前」より広電バス市内線2号線系統(「八丁堀」「広島駅前(16番乗り場)」「東区役所前」経由)
    • 「府中山田」行きは「キリンビアパーク・イオンモール広島ソレイユ」下車(早朝の一部便は通過のため「矢賀新町」下車)
    • 「温品4丁目」行きは「矢賀新町2丁目」または「矢賀駅入口」下車
    • 「府中ニュータウン」行き、「府中永田」行きは「矢賀新町」下車
  • 府中町営「つばきバス」が同施設内にあるバスターミナルを起終点として運行(左回り、右回り)

自家用車

駐車・駐輪場編集

駐車場棟5階建てとなっていて、店舗棟と密接している。外部の平面駐車場を加えて駐車場の容量は5,000台で、平日は4時間まで、休日は3時間まで無料で駐車できる。映画を観覧する人は、2時間無料時間が延長される。それ以降の料金は30分間200円になっている。周辺の渋滞対策のため、モールの周辺には、1周するループ道が敷地内に整備されている。

駐輪場は2,500台分確保されている。

脚注編集

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補足編集

  1. ^ a b ジャスコ広島府中店」としてオープンし、ストアブランド変更後は「イオン広島府中店」だった。
  2. ^ a b 2015年7月開業[4]。2015年まではアバンセ(ユアーズ系列)が入店していた。
  3. ^ テナントの中には2016年11月時点でも、旧称の「ソレイユ」・「ダイヤモンドシティ」を名乗っている店も存在している[6]
  4. ^ オープンから増床前までは、敷地面積約114,000 m2、延床面積約218,000 m2、店舗面積約81,000 m2だった。
  5. ^ 開業時から2014年1月13日までは無料運行されていたが、翌日より有料化。片道100円・小学生以下無料・割引適用者50円。PASPY割引・乗継割引無し[25]

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「イオンモール広島府中 11月18日10:00 第3期リニューアル 増床棟オープン - イオンモール株式会社 2016年9月29日
  2. ^ 平成24年度大規模小売店舗立地法法第6条第2項(変更)届出の概要【2012年9月末】 - 経済産業省 2012年11月11日閲覧
  3. ^ 『広島府中店の土地建物売却 キリンHD、イオンへ』 - 中国新聞アルファ 2017年6月2日
  4. ^ a b c d e f ~サブ核ゾー"L.A.S"に新たな食の空間が完成~ イオンモール広島府中 「ROJI Dining(ロジダイニング)」7月10日(金)AM10:00 リニューアルオープン - イオンモール 2015年4月20日
  5. ^ 大成建設>実績紹介>ダイヤモンドシティ・ソレイユ - 2012年11月11日閲覧
  6. ^ ショップリスト - イオンモール広島府中
  7. ^ a b c 『キリンビール広島工場跡地 大型商業施設を建設 社長表明 文化・娯楽施設を付加』 - 中国新聞 1998年9月5日 9ページ
  8. ^ a b 『キリン広島工場跡地計画始動 地元、拠点性アップ期待 流通業界 競争激化を懸念』 - 中国新聞 1999年8月19日 11ページ
  9. ^ a b 『走査線 キリン広島工場跡地再開発 多用さで地元と共存を』 - 中国新聞 1999年8月21日 11ページ
  10. ^ a b 『広域からの集客期待 キリン広島SC計画 開発会社社長らが会見』 - 中国新聞 2000年12月9日 11ページ
  11. ^ a b 『キリン広島SC計画 開発会社の山中専務インタビュー 2000人雇用見通し 百貨店、地場も候補に』 - 中国新聞 2000年12月8日 10ページ
  12. ^ 『広島-向洋JR新駅 府中大川西側が有力』 - 2003年3月15日 31ページ
  13. ^ 『広島-向洋に新駅 市、JRと協議入り キリン跡地を拠点化』 - 中国新聞 2003年3月14日 1ページ
  14. ^ a b 『ダイヤモンドシティ・ソレイユ キリン広島商業施設 正式名称決まる』 - 中国新聞 2003年10月1日 9ページ
  15. ^ 『ソレイユ2000人雇用へ 広島県府中の大型商業施設 9日に説明会』 - 中国新聞 2003年11月29日 8ページ
  16. ^ a b c d e f 『ソレイユ来月24日開業 広島・府中町 年間2000万人見込む』 - 中国新聞 2004年2月5日 7ページ
  17. ^ 『開業に合わせ天神川駅』 - 中国新聞 2004年1月3日 33ページ
  18. ^ 『地元経済引っ張って 広島県府中町 ソレイユ正式オープン』 - 中国新聞夕刊 2004年3月24日 3ページ
  19. ^ 広島にオープンした「モスド1号店」で店舗限定の新メニューを食べてきた - GigaZine 2010年04月26日
  20. ^ イオンモールメンバーズの大切なお知らせ - イオンモール広島府中公式ホームページ
  21. ^ イオンモール広島府中「増床棟」公開 中四国初の「フライングタイガー」も 広島経済新聞、2016年11月22日閲覧。
  22. ^ a b c d 中国新聞2004年3月24日朝刊 5ページ全面広告
  23. ^ asahi.com 結納DVD、シネコン挙式に親の代理婚活…熱い結婚商戦 - マイタウン広島
  24. ^ シネマウェディング
  25. ^ ★【バス】1/14(火)イオンモールシャトルバス 有料化のお知らせ”. 広島電鉄 (2013年12月27日). 2015年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月11日閲覧。

外部リンク編集