イスラエル国旗(イスラエルのこっき)は1891年にデザインされ、1897年の第1回シオニスト会議シオニスト運動の旗として採択。第二次世界大戦中のユダヤ義勇軍の軍旗として使用され、1948年10月28日に国旗として正式に制定された。「六芒星旗」とも言われる。

イスラエルの国旗
イスラエルの旗
用途及び属性 市民・政府・軍隊陸上?
縦横比 8:11
制定日 1948年10月28日
使用色
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概要 編集

中央の六芒星ダビデの星

上下の帯はユダヤ教の男性が礼拝の際に用いるタリートと呼ばれる肩掛けの帯を表している[1]。タリートにはツィーツィートという房をつけ、その中にテヘーレトという青いを入れる。この青は高貴な色として使われていた。

また、帯については「約束の地」の境界線であるナイル川ユーフラテス川を表したものという異説もある[2]。この説に基づき、パレスチナでは国旗はイスラエルの侵略意図を示すものという主張がある[3][4]。アラブの作家のen:Saqr Abu Fakhrは、この説をユダヤ人に対するよくある誤解としている[5]

歴史的な旗 編集

脚注 編集

  1. ^ イスラエル独立宣言と国旗・国歌 - 駐日イスラエル大使館
  2. ^ 2007年5月4日(金) 「イスラエル国旗」と「日の丸」 - 土井敏邦
  3. ^ Playboy Interview: Yasir ArafatPLAYBOY』 1988年9月 (英語)
  4. ^ Shiloh, Scott. Mofaz: Hamas Acting Responsibly; Hamas: Israel Must Change Flag, Arutz Sheva, January 30, 2006. Accessed April 3, 2006.(英語)
  5. ^ Abu Fakhr, Saqr. "Seven Prejudices about the Jews", 『アル・ハヤト』1997年11月12日 - 14日号 (英語)

関連項目 編集