イタリアの地震リスク階級

イタリアの地震リスク階級(イタリアのじしんリスクかいきゅう)とは、イタリア共和国の領土を地震のリスク別に分類したものである。

現在、イタリア領土の地震分類は、統計的および管理的側面のみを目的として使われている。2009年に施行された法案により、同年のラクイラ地震の後、このような統計的アプローチに基づく新しい計算方法が耐震設計の目的で使用された。イタリアの領土の各地点は、表面最大加速度 (PGA) によって特徴付けられる。

分類編集

2003年の規定により、すべてのイタリアの自治体(コムーネ)は、PGAおよび地震の頻度と強度に基づいて計算された地震リスクを示す4つの主要なカテゴリに分類された。コムーネの分類は、継続的に更新される。

  • ゾーン1:高い地震活動 (0.25 gを超えるPGA)は708のコムーネを含む。
  • ゾーン2:やや高い地震活動(PGA 0.15から0.25 g)は2345のコムーネを含む。
  • ゾーン3:やや低い地震活動(PGA 0.05〜0.15 g)、1.560の自治体を含む。
  • ゾーン4:低い地震活動(PGAが0.05 g未満)、3,488の自治体を含む。

ゾーン1は甚大な被害をおよぼす可能性があり、最も危険なゾーンとなる。ゾーン2も危険にさらされ、震度はそれほどではないが重大な損害を引き起こす可能性がある。

ゾーン3はやや低い地震活動とされるが、1971年のトスカーナ地震のように、特定の地質学的状況ではその影響を増幅させることがある。

ゾーン4は、わずかで散発的なショックが発生する可能性があり、損傷を引き起こす可能性が低いため、国土全体で地震リスクが最も低いゾーンである。