イミシュリ県 (イミシュリけん、İmişli) はアゼルバイジャン南部のアラン経済地区の県。 県都はイミシュリ英語版

イミシュリ県

İmişli
 県
イミシュリ県の位置
イミシュリ県の位置
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
県都 イミシュリ英語版
面積
 • 合計 1,820 km2
人口
(2011年)
 • 合計 116,600人
 • 密度 64人/km2
郵便番号
3000
車両番号
30
電話番号 (+994) 21[1]
ウェブサイト www.imishli.com

2011年の人口は11万6600人。

イミシュリ県と北東に隣接するサビラバド県の間には、国内最大のサリュス湖英語版が有る。

歴史 編集

ロシア・ツァーリ国時代 (1547年 - 1721年)、カラドンル英語版ジャヴァドゥ・カン英語版が統治していた。 カラドンル地方はアラス川に近く肥沃な土地で、隊商の道も通っていた。

1906年、カラドンル地方で初めての学校が設立された。

1917年十月革命初期に灌漑が整備された。

1930年8月、カラドンルがミル・ムガン歴史地区に編入された。

1933年、カラドンル歴史地区にトラクター工場が建てられた。 アラトゥ英語版からエレバンに鉄道が通った事で、カラドンルから郊外への移住が進んだ。 人口増加につれてカラドンルとイミシュリ村には2階建ての煉瓦の家が建つようになった。 イミシュリ村は急速に拡大し、政府庁舎も建てられ県都のようになっていった。

1944年、イミシュリ村は町に昇格した。

1959年en:Bəhramtəpə地区に当時としては珍しい貯水施設が造られた。 バシュ・ムガム灌漑とアジズバイオブ灌漑はイミシュリ県だけでなく、ビラスヴァル県英語版サアトル県英語版まで水を供給した。

1960年、イミシュリ町は市に昇格した。

地理 編集

北から時計回りに

に接する。

脚注 編集

  1. ^ Şəhərlərarası telefon kodları”. Aztelekom MMC. Aztelekom İB. 2015年8月19日閲覧。 (アゼルバイジャン語)

座標: 北緯39度52分09秒 東経48度03分36秒 / 北緯39.8692度 東経48.060度 / 39.8692; 48.060