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イングリア人(Ingrians、フィンランド語: inkeriläiset, inkerinsuomalaiset; ロシア語: Ингерманландцы, Ingermanlandtsy), またはイングリア・フィン人は、ロシアイングリアに住むフィン人である。フィンランドとイングリアがスウェーデンの支配下にあった17世紀に移住してきたフィン人に起源を持つ。第二次世界大戦前後の強制域外追放によって、多くがソビエト連邦の別地域に移住させられた。今日、イングリア人はロシア連邦のフィン人の最も大きな割合を占める。ある記録では、サンクトペテルブルクに25,000人のイングリア人が住んでいる。

イングリア人
inkeriläiset
Ингерманландцы
(part of Finns)
Flag of Ingrians
総人口
c. 50,000
居住地域
フィンランド, ロシア
フィンランドの旗 フィンランド25,000[1]
ロシアの旗 ロシア20,300 (2010)[2]
ウクライナの旗 ウクライナ768 (2001)[3]
カザフスタンの旗 カザフスタン373 (2009)[4]
エストニアの旗 エストニア369 (2011)[5]
ベラルーシの旗 ベラルーシ151 (2009)[6]
言語
ロシア語, フィン語
宗教
ルター派
関連する民族
フィン人

スカンジナビア人種の容貌を持つコーカソイドであるが、モンゴロイドの遺伝子であるハプログループNも低頻度でもっている。

脚注 編集