インターコンチネンタルカップ (サッカー)1992

インターコンチネンタルカップ1992は、1992年12月13日に東京の国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で開催された、サッカー世界一決定戦である。トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ(トヨタカップ)の名称での開催は13回目。2-1でサンパウロが優勝を果たした[1]

インターコンチネンタルカップ1992
開催日 1992年12月13日
会場 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場(東京)
最優秀選手 ブラジルの旗 ライー
主審 アルゼンチンの旗 フアン・カルロス・ロウスタウ英語版
観客数 60,000人
1991
1993

試合 編集

概要 編集

バルセロナは、大会規定で4人目の外国人選手の出場が認められたことから、中盤にリチャード・ビチュヘが入った。サンパウロのトニーニョ・セレーゾにとっては、サンプドリアの選手として同年5月のチャンピオンズカップ決勝で敗れたバルセロナとの再戦となった。

前半12分、フリスト・ストイチコフの意表を突いたミドルシュートが決まり、バルセロナが先制した[2]。サンパウロはミューレルアルベルト・フェレールをかわしてクロス、これをライーが腹部辺りで合わせ同点とした[2]。サンパウロは後半78分にペナルティーエリア外でFKを得る、ライーが一度カフーに渡し、カフーが戻したボールをライーが決め、これが決勝点となりサンパウロが勝利した[1]

詳細 編集

 
 
 
 
 
 
 
 
バルセロナ
 
 
 
 
 
 
 
サンパウロ
GK 1   アンドニ・スビサレッタ
DF 2   アルベルト・フェレール   88分
DF 4   ロナルド・クーマン
DF 5   エウセビオ
MF 7   ギジェルモ・アモール
MF 3   ジョゼップ・グアルディオラ
MF 10   リチャード・ビチュヘ
MF 6   ホセ・マリ・バケーロ     52分
FW 11   アイトール・ベギリスタイン   43分   81分
FW 9   ミカエル・ラウドルップ
FW 8   フリスト・ストイチコフ
控え選手:
GK 13   カルレス・ブスケツ
DF 12   ホセ・ラモン・アレサンコ
MF 14   ミゲル・アンヘル・ナダル   81分
DF 15   フアン・カルロス
FW 16   ヨン・アンドニ・ゴイコエチェア   89分   52分
監督:
  ヨハン・クライフ
 
GK 1   ゼッチ
DF 2   ヴィトール英語版
DF 3   アジウソン英語版
DF 4   ロナウダン   26分
DF 6   ロナウド・ルイス英語版
MF 5   ピンタード
MF 8   トニーニョ・セレーゾ   58分   82分
MF 10   ライー
FW 11   カフー
FW 9   パリーニャ
FW 7   ミューレル  
控え選手:
GK 12   マルコス・ボネキーニ英語版
DF 13   ヴァウベル英語版
MF 14   ジーニョ英語版   82分
FW 15   カテ英語版
FW 16   エリベウトン
監督:
  テレ・サンタナ

脚注 編集

  1. ^ a b トヨタカップの歴史”. 日本テレビ. 2022年3月13日閲覧。
  2. ^ a b ドリームチームを破ったライーとサンパウロ”. ゴールコム. 2022年3月15日閲覧。