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インディアン・スーパーリーグ

インディアン・スーパーリーグIndian Super League (ISL)、スポンサー名義でHero Indian Super League)は、インドのプロサッカーリーグ。Iリーグとは別組織。略称:ISL

インディアン・スーパーリーグ
加盟国 インドの旗 インド
大陸連盟 AFC
創立 2013年10月21日[1]
参加クラブ 10
リーグレベル 第3部
国内大会 スーパーカップ
国際大会 AFCカップ
最新優勝クラブ チェンナイイン (2回目) (2017-18)
最多優勝クラブ ATK
チェンナイイン(2回)
テレビ局 Star Sports (live telecast)
Hotstar (online streaming)
公式サイト indiansuperleague.com
2018-19

概要編集

リライアンス・インダストリーズ社(石油やガス開発などの事業を手がける国内最大の企業)、 IMG社(世界でスポーツ事業を展開するアメリカの企業)、そしてスター・インディア社(インド最大のテレビ局)の3社と、AIFF(全インドサッカー連盟)によって2013年10月21日に創設された。最初のシーズンは2014年10月12日に開幕、12月20日に閉幕し、8チームが参加する[2]。後述するIリーグとの統合問題なども抱えながら、2017年シーズンには2チームが新たに参加し、10チームでの大会になり試合数も増加した。

インドではこれまでIリーグが存在した(スーパーリーグ発足後も引き続き存続)が、新リーグは2026 FIFAワールドカップサッカーインド代表を出場させることを目標に、更なるサッカー文化改革の推進を目指して発足したものである。国際的なスポーツマン・芸能人のマネージメントを引き受けるIMGや、インド最大のエンターテインメント企業であるSTARとのタイアップを図ることで、国技であるクリケットに次ぐインド国民が熱狂するスポーツエンターテインメントの確立を目指している。そのため現地インド人の選手を育成するだけでなく、世界の主要リーグで活躍した選手を助っ人として参戦させることが構想されている。また参加クラブの本拠地もインドの全国主要8都市に置き都市対抗」のスタイルを取り入れるとともに、地方に眠る若い才能の発掘にも力を入れている[要出典][3]

Iリーグとの統合問題編集

FIFAは原則1国1リーグ制を定めており、インドに関しては先に発足しているIリーグが公認のリーグとされていた。そのため、ISLにはAFCチャンピオンズリーグなどの出場権は与えられることはなかった(2017-2018シーズンから、優勝チームはAFCカップには出場可能となった。後述)。だが、ISLが初年度から観客動員数などに於いて商業的に一定の成功を収めたため、Iリーグとの統合の議論がなされることになった[4]。しかし、統合後におおよそISLが1部リーグ、Iリーグが2部と言う扱いになることに対するIリーグ側からの反発や、資金力の圧倒的な差が埋まらないため、2017年時点でもまだ統合には至っていない。その中でも、2016-17シーズンまでIリーグに所属していたベンガルールFCは、スポンサーの力が大きいことやインドのスター選手、スニル・チェトリを抱えるなどの理由で翌シーズンよりISLに移籍することとなった。全体的な統合に向けてはまだ課題が山積している。

2019-20シーズン所属クラブ編集

クラブ名 ホームタウン ホームスタジアム 収容人数 加盟年
ATK 西ベンガル州コルカタ ソルトレイク・スタジアム 85,000 2014
ベンガルールFC カルナータカ州バンガロール シュリー・カンティーラヴァ・スタジアム 24,000 2017
チェンナイインFC タミル・ナードゥ州チェンナイ ジャワハルラール・ネルー・スタジアム 26,976 2014
デリー・ディナモスFC デリー ジャワハルラール・ネルー・スタジアム 34,230 2014
FCゴア ゴア州マーガオ ファトルダ・スタジアム 19,088 2014
ハイデラバードFC テランガーナ州ハイデラバード 2019
ジャムシェードプルFC ジャールカンド州ジャムシェードプル JRD・タタ・スポーツコンプレックス 23,542 2017
ケーララ・ブラスターズFC ケーララ州コーチ ジャワハルラール・ネルー・スタジアム 61,148 2014
ムンバイ・シティFC マハーラーシュトラ州ムンバイ ムンバイサッカー場 9,300 2014
ノースイースト・ユナイテッドFC アッサム州グワーハーティー インディラ・ガンディー陸上競技場 25,549 2014
FCプネー・シティ マハーラーシュトラ州プネー ベルエワディ・スタジアム 9,110 2014

開催方式編集

2014年の創設以降のインディアン・スーパーリーグは「1ステージ制」である。

開催日時編集

インディアン・スーパーリーグはシーズンの開催期間を10月頃開幕・12月頃閉幕の「秋シーズン制」を採用している。

基本的に1日1試合というレギュレーションで開催される。

試合方式編集

  • 10チームによる2回戦総当りのホーム&アウェイ方式による1シーズン(通年制 18試合)の成績で順位を決定する。
  • 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方に1点、負け0点。最終的に勝ち点の多いチーム順に順位を決定する。その後シーズンを4位以内で終えた上位4チームによる、トーナメント形式のファイナルシリーズが行われ、グランドファイナルで優勝を決定する。

試合方式の変遷編集

  • 詳細な試合方式については各シーズンの項目を参照の事。
年度 試合数 延長戦 PK戦 勝ち点 備考
2014- 2回戦総当たり なし なし 90分勝ち:3点
引き分け:1点
負け:0点

AFC主催大会の出場権編集

2014年の創設以降、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するAFCチャンピオンズリーグ (ACL) やAFCカップなどの大会への出場権はISLでは得られなかった。しかしISLもこれらの大会への出場資格となるよう全インドサッカー連盟がAFCに提案、これをAFCが認可したため、ISLの優勝チームがAFCカップの予選に出場できることとなった(AFCカップ2019より。ISLのシーズンとしては2017-2018シーズンの成績)。ただしACL予選については従来通りIリーグ優勝チームが出場する。[5]

結果編集

シーズン 開催日 優勝 スコア 準優勝
2014 12月20日 アトレティコ・デ・コルカタ 1-0 ケーララ・ブラスターズ
2015 12月20日 チェンナイイン 3-2 ゴア
2016 12月18日 アトレティコ・デ・コルカタ 1-1 (4-3 pen) ケーララ・ブラスターズ
2017-18 3月17日 チェンナイイン 3-2 ベンガルール
2018-19 3月17日 ベンガルール 1-0 (a.e.t) ゴア

統計編集

クラブ別優勝回数編集

クラブ 優勝回数 準優勝回数 優勝年
ATK 2 0 2014, 2016
チェンナイイン 2 0 2015, 2017-18
ベンガルール 1 1 2018-19
ケーララ・ブラスターズ 0 2 -
ゴア 0 2 -

通算成績表編集

順位 クラブ シーズン 試合数 勝利 引分 敗北 得点 失点 得失点 勝ち点 最高位
1 チェンナイインFC 4 (2014–2018) 60 25 17 18 93 79 +14 92 1
2 FCゴア 4 (2014–2018) 60 26 13 21 107 85 +22 91 1
3 デリー・ディナモス 4 (2014–2018) 60 20 20 20 88 88 0 80 3
4 ケーララ・ブラスターズ 4 (2014–2018) 60 20 19 21 63 74 –11 79 2
5 ATK 4 (2014–2018) 60 19 21 20 74 74 0 78 2
6 ムンバイ・シティ 4 (2014–2018) 60 21 15 24 69 84 –15 78 1
7 プネー・シティ 4 (2014–2018) 60 21 14 25 72 77 –5 77 4
8 ノースイースト・ユナイテッド 4 (2014–2018) 60 17 13 30 55 77 –22 64 5
9 ベンガルールFC 1 (2017–2018) 18 13 1 4 35 16 +19 40 1
10 ジャムシェードプルFC 1 (2017–2018) 18 7 5 6 16 18 –2 26 5

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集