インドロ・モンタネッリ
インドロ・モンタネッリ(Indro Montanelli, 1909年4月22日 - 2001年7月22日)はイタリアの著述家。
インドロ・モンタネッリ Indro Montanelli | |
---|---|
誕生 |
1909年4月22日 イタリア・フチェッキオ |
死没 |
2001年7月22日(92歳没) イタリア・ミラノ |
職業 | ジャーナリスト、著述家 |
国籍 | イタリア |
代表作 | 『ローマの歴史』 |
主な受賞歴 | アストゥリアス皇太子賞コミュニケーションおよびヒューマニズム部門(1996) |
ウィキポータル 文学 |
20世紀イタリアを代表したジャーナリストだったが、1977年にミラノで赤い旅団のテロ襲撃(鉛の時代 (イタリア)参照)で脚を撃たれ負傷している。
来歴
編集- 1938年、コリエーレ・デラ・セラに入社。
- 1957年、発表した『ローマの歴史』が、ベストセラーになった。
- 1973年、コリエーレ・デラ・セラを退職。
- 1974年、日刊紙「イル・ジョルナーレ」を設立、1994年まで編集にかかわった。
- 1996年、アストゥリアス皇太子賞コミュニケーションおよびヒューマニズム部門を受賞。
- 2000年、IPI(国際新聞編集者協会)により「過去50年間における報道の自由の英雄50人」に選ばれた。
著書(イタリア史のみ)
編集単著
編集- Storia di Roma, Milano, Rizzoli (以下略), 1957
- Storia dei Greci, 1959
- 『ギリシャの歴史』(谷口伊兵衛訳「物語ギリシャ人の歴史」文化書房博文社、2011年)
- L'Italia giacobina e carbonara (1789-1831), 1971
- L'Italia del Risorgimento (1831-1861), 1972
- L'Italia dei Notabili (1861-1900), 1973
- L'Italia di Giolitti (1900-1920), 1974
- L'Italia in camicia nera (1919-3 gennaio 1925), 1976
- イタリア史シリーズ・単著(フランス革命期から第一次世界大戦後まで)
共著
編集- L'Italia dei comuni, 1965
- L'Italia dei secoli bui, 1965
- L'Italia dei secoli d'oro, 1967
- 『ルネサンスの歴史 上巻 黄金世紀のイタリア』
- L'Italia della Controriforma, 1968
- 『ルネサンスの歴史 下巻 反宗教改革のイタリア』
各・藤沢道郎訳(中央公論社、1981-82年/中公文庫、1985年2月、改版2016年11月)
- 『ルネサンスの歴史 下巻 反宗教改革のイタリア』
- L'Italia del Seicento, 1968
- L'Italia del Settecento, 1970
- Storia d'Italia, 1979-2000(全13作品)
- マリオ・チェルヴィ(Mario Cervi, 1921-2015)との共著で、1925年から1997年までの「20世紀イタリア史シリーズ」
- Milano ventesimo secolo, 1990[2]
脚本
編集- Tombolo, paradiso nero、1947
- ロドルフォ・ソネゴ、ジョルジョ・フェローニ、グラウコ・ペレグリーニ、ロドルフォ・ソネゴ、ピエロ・テッリーニなどとの共同執筆。