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ウィガン・アスレティックFC

ウィガン・アスレティック・フットボール・クラブWigan Athletic Football Club [ˈwɪɡən])は、イングランド北西部・マンチェスター郊外の都市ウィガンをホームタウンとする、イングランドプロサッカーリーグ(フットボールリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。2019-20シーズンはEFLチャンピオンシップに所属する。

ウィガン・アスレティックFC
原語表記 Wigan Athletic Football Club
愛称 The Latics, The Tics
クラブカラー 青と白
創設年 1932年
所属リーグ EFL
所属ディビジョン チャンピオンシップ
ホームタウン ウィガン
ホームスタジアム DWスタジアム
収容人数 25,138
代表者 イングランドの旗 デイヴィッド・ウィーラン
監督 イングランドの旗 ポール・クック
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要編集

1932年に創立。当時の下位カテゴリーに当たる3部リーグ所属のウィガン・ボロが経営危機に陥り消滅したのに伴い結成された。

1978年にプロリーグに昇格。マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティボルトンと同じ地域でありながら、ウィガンだけは元来ラグビー(厳密にはラグビーリーグ、日本で言うラグビーはラグビーユニオン)の強い土地柄であり、サッカーはトップリーグに縁がなく、地元のラグビーリーグチームであるウィガン・ウォリアーズの成功とは対照的に影の薄いチームであった。非常に貧乏なクラブで、当時所属していた3部の中でも見劣りしていた。

 
JJBスタジアム

1995年に現オーナーであるデーヴィッド・ウィーランが就任。この人物は、イギリス全土に展開する大型スポーツ用品店チェーンJJBの創業者で、JJBを売却後、現在は DWスポーツという用品店チェーンを経営しており 、その資産は500億を超えるとも言われる。1996-97シーズンにディヴィジョン3(実質4部)で1位となり、ディヴィジョン2(実質3部)昇格を決めたが、翌シーズン以降もそれほど成績はパッとせず、中位を維持するだけであった。

2001年、新築のJJBスタジアムに移転。ポール・ジュエルが監督に就任してから、ウィガンは本気でプレミアリーグへの昇格を目指すこととなる。潤沢な資金力で、急速にチーム力を上げ、2002-03シーズンにはチャンピオンシップ(実質2部)に昇格。2004-05シーズンには同ディビジョンで2位となり、2005-06シーズンにクラブ初のプレミアリーグ昇格を果たした。

ウィガンは「イングランドの最上位リーグから一度も降格したことのない唯一のクラブ」であった。その急速な躍進は、同時期に巨大資産を持つオーナーが就任したチェルシーに例えられ、「チャンピオンシップリーグのチェルシー」とも揶揄された。プレミアリーグ昇格後も積極的に補強を行い、現代の昇格チームとしては異例ともいえる10位でシーズンを終え、大躍進の1年となった。

2006-07シーズンは終始残留争いを強いられるも、最終節で勝利し、2年連続の残留を決めた。ウィガン躍進の功労者ジュエルはシーズン終了後に辞任し、後任にはコーチを務めていたクリス・ハッチングスが昇格したがわずか6ヶ月で解任、11月にバーミンガム・シティからスティーヴ・ブルースを引き抜いた。

ホームスタジアムであるDWスタジアムはラグビーリーグチームのウィガン・ウォリアーズも使用している。前述の通り、ウィガンは古くからラグビーの町であり、ウィガン・ウォリーアーズは、これまで数々のタイトルを獲得している強豪である。

2012-13シーズン、FAカップで快進撃を見せ、決勝でマンチェスター・シティを破り初優勝を成し遂げる。しかしリーグでは不振が続き、第37節でアーセナルに1-4で敗れ、8季連続で守ってきたプレミアリーグからの降格が決定した。

2014-15シーズンはウーヴェ・レスラーが2014年11月13日に解任され[1]、後任にはマーキー・マッケイが就任したものの、2015年4月6日にホームでダービー・カウンティに0-2で敗れて残留圏との勝ち点差が8となり、シーズン残り5試合を残して解任された[2]。4月28日、21位のロザラム・ユナイテッドレディングに2-1で勝利したため、シーズン残り1試合を残してリーグ1への降格が決定した[3]

歴史とエピソード編集

  • 昇格1年目は例に漏れず前評判は高くなく、タイムズ紙は「奇跡でも起きなければ残留は不可能だ」と酷評していた。
  • 初昇格の2005-06プレミアリーグでの開幕戦は前年王者であるチェルシーをホームに迎えての一戦となった。ここでウィガンはチェルシーを完全に圧倒し、試合を支配していた。しかし、両者ともに得点は入らず、試合終了直前にチェルシーのエルナン・クレスポが決勝点を叩き込み、試合終了となった。圧倒的に攻めていたウィガンにとっては大金星を逃し、残念な開幕戦となった。クレスポの得点の後に、チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョがウィガンのポール・ジュエル監督に歩み寄り声をかけている。試合終了後のモウリーニョ監督のコメントは、「どちらが王者で、どちらが昇格チームかわからないほどだった」と述べている。ジュエル監督は終了後の記者会見の場で、モウリーニョ監督から「なんて不公平な結果だ」と声をかけられ、「人生やサッカーとはそういうものさ」と答えたことを記者達に向けて発言し、最後に「しかし我々は胸を張って次戦に臨める」と答えた。
  • 2009年11月22日に行われたトッテナム・ホットスパー戦で1-9という大敗を喫した。これを受けて選手達が、アウェイまで来てくれたサポーターにチケット代を自主的に返金した。[4]

クラブ各種記録編集

一試合最多観客動員数

一試合最多得点勝利試合

一試合最多失点敗戦試合

タイトル編集

国内タイトル編集

  • FAカップ:1回
    2012-13
  • フットボールリーグ1:2回
    2015-16, 2017-18
  • フットボール・セカンドディヴィジョン:1回
    2002-03
  • フットボールリーグ・サードディビジョン:1回
    1996-97
  • フットボールリーグトロフィー:2回
    1984-85, 1998-99
  • ノーザンプレミアリーグ:2回
    1970-71, 1974-75
  • ノーザンプレミア・カップ:1回
    1971-72
  • ノーザンプレミア・シールド:3回
    1972-1973, 1973-1974, 1975-1976
  • ランカシャー・コンベイション:4回
    1947-1948, 1950-1951, 1952-1953, 1953-1954
  • チェシャーリーグ:4回
    1933-1934, 1934-1935, 1935-1936, 1964-1965

国際タイトル編集

なし

過去の成績編集

シーズン ディビジョン FAカップ リーグ
カップ
その他のカップ戦 最多得点者
リーグ 順位 選手 得点数
1998-99 ディビジョン2 46 22 10 14 75 48 76 6位 2回戦敗退 2回戦敗退 FLトロフィー 優勝 スチュアート・バーロウ 19
1999-2000 ディビジョン2 46 22 17 7 72 38 83 4位 3回戦敗退 2回戦敗退 FLトロフィー 2回戦敗退 スチュアート・バーロウ 18
2000-01 ディビジョン2 46 19 18 9 53 42 75 6位 2回戦敗退 2回戦敗退 FLトロフィー 2回戦敗退 サイモン・ハワース 11
2001-02 ディビジョン2 46 16 16 14 66 51 64 10位 1回戦敗退 1回戦敗退 FLトロフィー 1回戦敗退 アンディ・リデル 18
2002-03 ディビジョン2 46 29 13 4 68 25 100 1位 3回戦敗退 準々決勝敗退 FLトロフィー 2回戦敗退 アンディ・リデル 16
2003-04 ディビジョン1 46 18 17 11 60 45 71 7位 3回戦敗退 3回戦敗退 ネイサン・エリントン 18
2004-05 チャンピオン 46 25 12 9 79 35 87 2位 3回戦敗退 1回戦敗退 ネイサン・エリントン 24
2005-06 プレミア 38 15 6 17 45 52 51 10位 4回戦敗退 準優勝 アンリ・カマラ 12
2006-07 プレミア 38 10 8 20 37 59 38 17位 3回戦敗退 2回戦敗退 エミール・ヘスキー 8
2007-08 プレミア 38 10 10 18 34 51 40 14位 4回戦敗退 2回戦敗退 マーカス・ベント 7
2008-09 プレミア 38 12 9 17 34 45 45 11位 3回戦敗退 4回戦敗退 アムル・ザキ 10
2009-10 プレミア 38 9 9 20 37 79 36 16位 4回戦敗退 2回戦敗退 ウーゴ・ロダジェガ 10
2010-11 プレミア 38 9 15 14 40 61 42 16位 4回戦敗退 準々決勝敗退 シャルル・ヌゾクビア
ウーゴ・ロダジェガ
9
2011-12 プレミア 38 11 10 17 42 62 43 15位 3回戦敗退 2回戦敗退 フランコ・ディ・サント 9
2012-13 プレミア 38 9 9 20 47 73 36 18位 優勝 4回戦敗退 アルナ・コネ 11
2013-14 チャンピオン 46 21 10 15 61 48 73 5位 準決勝敗退 4回戦敗退 ヨーロッパリーグ GS敗退 ニック・パウエル
ジョルディ・ゴメス
7
2014-15 チャンピオン 46 4 14 28 36 91 26 24位 3回戦敗退 1回戦敗退 ジェームズ・マクレーン 6
2015-16 リーグ1 46 24 15 7 82 45 87 1位 1回戦敗退 1回戦敗退 FLトロフィー 準決勝敗退 ウィル・グリッグ 28
2016-17 チャンピオン 46 10 12 24 40 57 42 23位 4回戦敗退 1回戦敗退 ウィル・グリッグ 7
2017-18 リーグ1 46 26 8 6 81 27 54 1位 準々決勝敗退 2回戦敗退 FLトロフィー GS敗退 ウィル・グリッグ 26
2018-19 チャンピオン 46 13 13 20 51 64 52 18位 3回戦敗退 1回戦敗退 ジョー・ガーナー
ニック・パウエル
8
2019-20 チャンピオン 46

現所属メンバー編集

2019年1月10日現在
No. Pos. 選手名
1   GK クリスティアン・ウォルトン
2   MF ネイサン・バーン
3   DF アントニー・ロビンソン
4   MF ダロン・ギブソン
5   MF サム・モーシー ( )
7   FW ジェイミー・ウォーカー
8   FW ジェームズ・ヴォーン
9   FW ウィル・グリッグ
10   MF ジョシュ・ウィンダス
11   FW ギャヴィン・マージー
12   DF リース・ジェームズ
13   MF アンソニー・ピルキントン
14   DF アレックス・ブルース
15   MF カラム・マクマナマン
16   MF ショーン・マクドナルド
No. Pos. 選手名
17   MF マイケル・ジェイコブス
18   MF ギャリー・ロバーツ
19   MF レオナルド
20   MF カル・ネイスミス
21   DF セドリック・キプレ
22   DF シェイ・ダンクリー
23   GK ジェイミー・ジョーンズ
24   MF ジョーダン・フローレス
25   MF ニック・パウエル
26   DF カラム・コノリー
36   MF リー・エヴァンス
37   GK ダン・ラバーコム
38   FW ジョー・ゲルハルト
40   GK オーウェン・エバンス
41   FW ジョー・ガーナー
44   FW デヴァンテ・コール
監督

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍選手編集

in
No. Pos. 選手名
1   GK クリスティアン・ウォルトン (ブライトン)
3   DF アントニー・ロビンソン (エヴァートン)
No. Pos. 選手名
12   DF リース・ジェームズ (チェルシー)
26   DF カラム・コノリー (エヴァートン)
out
No. Pos. 選手名
No. Pos. 選手名

歴代監督編集

歴代所属選手編集

GK編集


DF編集


MF編集


FW編集


脚注編集

外部リンク編集

公式
ニュース
その他