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ウィリアムズFW27 (Williams FW27) は、ウィリアムズ2005年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーで、サム・マイケルロイック・ビゴワが設計した。2005年の開幕戦から最終戦まで実戦投入された。

ウィリアムズ FW27
2005年カナダGPでのFW27 ニック・ハイドフェルドがドライブ
カテゴリー F1
コンストラクター ウィリアムズ
デザイナー サム・マイケル
(テクニカルディレクター)
ロイック・ビゴワ
先代 ウィリアムズ・FW26
後継 ウィリアムズ・FW28
主要諸元
エンジン BMW P84/5
主要成績
チーム BMW ウィリアムズ F1チーム
ドライバー マーク・ウェバー
ニック・ハイドフェルド
アントニオ・ピッツォニア
出走時期 2005年
コンストラクターズ
タイトル
0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 66
初戦 2005年オーストラリアGP
最終戦 2005年中国GP
出走優勝表彰台ポールFラップ
190410
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FW27編集

デザイン部門の顔であったパトリック・ヘッドがテクニカルディレクターを辞し、後任のサム・マイケルがFW27開発の責任者となった。

エアロダイナミクス面ではFW26の後期型を踏襲しているが、フロントノーズはより高く薄くなっているほか、サイドポンツーンもこれまでのマシンの中では最小といわれるほど小型化を果たした。その代償で排熱が厳しくなったため、かなり大き目のチムニーダクトが装着された。そのチムニーの後にはウイングレットが装着されている。

リヤサスペンションはFW26を踏襲しているが、フロントサスペンションが特徴的なツインキールからFW25までと同様のシングルキール方式に戻された。

当初、BMWは2005年用のエンジンとしてP85を開発していたが、2004年の途中で発表された「2グランプリ1エンジン」規則に対応できないことがわかり、FW26で使用されたP84をベースにP85のパーツを使用し、耐久性をもたせたP84/5を開発した。

開幕戦から大量の新規パーツを投入。第2戦でバージボードを装着。また、第3戦ではエンジンカウルが新型化された。第10戦でサイドポンツーンがモディファイされ、第14戦から新型フロントウイングが投入された。終盤の第18戦には、ルノー R25で実戦投入された2段式のフロントウイングも使用された。

2005年シーズン編集

ドライバーは2名とも交代し、新たにマーク・ウェバーニック・ハイドフェルドが加入した。

第2戦でハイドフェルドが3位を、第6戦モナコGPで2-3フィニッシュ。第7戦ではハイドフェルドが初ポールポジションから2位表彰台を獲得。このシーズンはこの4回しか表彰台に上ることができず、コンストラクターズランキングも5位に落ちた。

ハイドフェルドは、第14戦終了後のイタリアモンツァ合同テスト時のクラッシュでイタリアGPベルギーGPの欠場を発表。その後のブラジルGPからの復帰を目指したトレーニング中に再度負傷してしまい、結局2005年シーズンは復帰できなかった。この間の代役はテストドライバーのアントニオ・ピッツォニアが務めた。

シーズン途中でBMWザウバーを買収して2006年からBMWザウバーとして参戦することを決定。マシンの開発も滞り気味となってしまった。

スペック編集

シャーシ編集

エンジン編集

 
BMW P84/5

記録編集

No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ポイント ランキング
AUS
 
MAL
 
BHR
 
SMR
 
ESP
 
MON
 
EUR
 
CAN
 
USA
 
FRA
 
GBR
 
GER
 
HUN
 
TUR
 
ITA
 
BEL
 
BRA
 
JPN
 
CHN
 
2005 7   ウェバー 5 Ret 6 7 6 3 Ret 5 DNS 12 11 NC 7 Ret 14 4 NC 4 7 66 5位
8   ハイドフェルド Ret 3 Ret 6 10 2 2 Ret DNS 14 12 11 6 Ret INJ INJ INJ INJ INJ
  ピッツォニア 7 15 Ret Ret 13

2005年-2006年シーズンオフ編集

2006年は新たにコスワースのCA2006エンジンを搭載することが決まっていたため、FW28が完成するまでの間にFW28用のエンジンとギヤボックスを搭載したFW27Cが製作され、テストで使用された。カラーリングはフランク・ウィリアムズピアス・カレッジと共にF1に参戦をした1969年当時のカラーリングをモチーフにしたものに変更された。

脚注編集