ウィークエンドネットワーク
注意:スポンサーの記載は行わないこと。記載した場合は削除対象となる。(プロジェクト:放送番組での合意に基づく)。 |
ウィークエンドネットワークは、TBSラジオをキーステーションに、JRN系列で放送されている土曜夕方の報道ミニ番組。
ウィークエンドネットワーク | |
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ジャンル | 報道番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1990年4月7日 - |
放送時間 | 毎週土曜 17:45 - 17:50(5分) |
放送局 | TBSラジオ |
ネットワーク | JRN |
パーソナリティ | 中村尚登、柴田秀一、近藤美矩 |
かつては全局同時ネットであったが、1995年4月からMBSラジオが『ネットワーク1・17』の番組スタートに合わせて同番組内包の企画ネットに転換。放送上は、『MBSニュース』(同局の自社制作による定時ニュース)の一部として扱われている。
放送時間編集
TBSラジオ・JRN系列各局編集
- 毎週土曜日 17:45 - 17:50(実際の本編は17:49で終了)
MBSラジオ編集
- 毎週土曜日 17:00頃 - 17:05頃
- 基本として自社制作の生ワイド番組(2020年3月28日以降は『豊永真琴のMBSミュージックパーク』)に内包されているため、放送時間は目安。特別編成によって内包先番組の放送を17:00より前に終了する場合には、単独番組として17:40 - 17:43に放送する。
出演者編集
TBSラジオ(全国ネット)での出演者編集
- 1990年4月〜1995年3月 高橋進(番組初期に担当)
- 1995年4月〜2013年3月 今村稔(TBSキャスター、過去には『ネットワークトゥデイ』も担当していた)
- 2013年4月〜2017年9月 内山研二
- 2017年10月〜 柴田秀一、中村尚登、近藤美矩(全員元TBS報道記者。ローテーションで交互出演)
MBSラジオ自社制作版の出演者編集
大半の週では自社制作の生ワイド番組に内包されているため、本編前後のアナウンスのみ担当。本編では、他の曜日・時間帯の『MBSニュース』と同じく、シフト勤務で報道フロアに待機しているアナウンサーがストレートニュースを伝えている。
- 1995年4月〜2007年3月 魚住由紀(当時の内包先番組であった『ネットワーク1・17』のパーソナリティ)
- 2007年4月〜2010年3月 西靖(毎日放送アナウンサー、当時の内包先番組であった『土曜リクエスト』シリーズのパーソナリティ)
- 2010年4月〜2017年3月 河田直也(同上)
- 2017年4月〜2020年3月14日 井上雅雄(同上)
- 2020年3月28日〜 豊永真琴(内包先番組『豊永真琴のMBSミュージックパーク』のメインパーソナリティ)
番組概要編集
- 当番組も『ネットワークトゥデイ』同様に『ニュースハイライト』の流れを汲む。『ニュースハイライト』時代は月曜から土曜まで放送していたが、1990年4月に平日が『イブニングネットワーク』となったことに合わせ、現在の『ウィークエンドネットワーク』となった。
- 『ネットワークトゥデイ』同様、昼11:45の「JNNニュース」で使用した記者リポートを録音・編集して流すことがある(ただし枠が4分しかないため流せる記者リポートは1本のみ)。
- 当番組は平日に、本編自社制作版の『ネットワークトゥデイ』を放送する和歌山放送(WBS)もTBSラジオからの音声を放送する。
- MBSラジオでは放送時間を基本として、17時の時報明け(以前は17:30〜17:35)に設定。本編をMBSで制作するため、関西地方のローカルニュースを中心に放送する。あくまでも企画ネットであるため、ネットスポンサーが付いている場合には、本編の前後にスポンサーのCMを流す。
各局の放送事情編集
TBSラジオ編集
※2000年代以降
- 2001年から2005年、および2007年のナイターオフシーズンにおいては、TBSラジオではスポーツ情報番組の1コーナーとして放送(2005年までは『スポーツBOMBER!』、2007年度は『元木大介のエキサイトベースボールサタデー』)。
- 2006年1月から3月24日までの3ヶ月間は、その前枠である17:30〜17:45に『ウィークエンドTOKYO』が放送されていた(内容は首都圏の1週間を振り返るもの)。パーソナリティは『ウィークエンドネットワーク』と同じく今村稔。引き続き放送される、実質 17:50までの放送であった。
- 2010年度 - 2017年度までは、17:30からの30分(もしくは60分)番組『サタデースポーツ&ニュース』を放送していた。『ウィークエンドネットワーク』はそのニュースパートという位置付けとなっていた。これは土曜・日曜の定期ナイター中継廃止により、その前座枠の番組を土曜夕方に集約させて始まった番組である。
CBCラジオ編集
- CBCラジオでは、17時台に編成される生ワイド番組に内包されている(2020年4月以降、2020年11月現在は『大前りょうすけのちょいバズ!』)。例えば『ドラゴンズワールド』に内包されていた時は通常、パーソナリティの若狭敬一アナウンサーが「次は東京のスタジオから、全国のニュースです」と言った後、本編に入っていた。なお、2007年6月2日 放送分のようにトークに夢中になりすぎて、タイトルコールなしで『ウィークエンドネットワーク』の音声が入る事もあった。
MBSラジオ編集
- MBSの自社制作による午後~夕方帯の生ワイド番組(2020年3月28日以降は『豊永真琴のMBSミュージックパーク』)に内包されている。ただし、特別番組などを編成する関係で16時台で終了する場合には、単独番組として17:40(以前は17:38)から3分間放送。プロ野球シーズン中にデーゲーム中継の延長によって、当該番組を休止する場合は中継の終了後に単独番組として放送するか、本編を休止したうえでCMをナイトゲームの中継内で流す。ちなみに、単独番組として編成する場合のタイトルは、『ウィークエンドネットワーク』ではなく『MBSニュース』である。
その他編集
- 一部のネット局(ネット局の項を参照)では独立番組として放送しているため、本編に入る前は、予告コールではなく、CMになっている。
放送の流れ編集
全国ネット版編集
- 17:45.00 BGMが流れ、「○月○日、ウィークエンドネットワーク」 と言う。
- 17:46.30 ニュースを2〜3本紹介する。
- このうち、1本は上記記述の昼のJNNニュースの音声を放送する。
- 17:48.50 「ウィークエンドネットワーク。以上、今日これまでのニュースをまとめて お伝えしました。以上、ニュースでした」 と言って、番組が終了する。
- 17:49.00 番組終了
※2007年6月までと2012年8月 - 10月中旬頃は提供クレジットも読まれていた。
かつての番組の流れ編集
- 番組開始〜2000年3月までは17:45〜18:00までの15分番組で、17:52を境に前半は全国ニュース、後半はプロ野球直前情報やスポーツ情報という、平日版『イブニングネットワーク』と同じスタイルで放送していた。
- 開始当初のごく一時期は男性のナレーターが事前に収録した「ウィークエンドネットワーク!!」のコールと、女性アナウンサーの提供読みがあったが、のちに生放送でテーマ音楽をバックに、現在の形にほぼ近い「○月○日、ウィークエンドネットワーク。○○の提供でお送りします」とコールし、CM明けに「こんにちは[1]。○○(キャスター名)です」とあいさつしていた。現在はキャスター名を一切名乗っていない。
- 後半のスポーツ情報は長らく渡辺謙太郎が担当。この当時はコーナー名称は特になく、ニュースが終了するとすぐにスポーツ情報へと繋がっていた。
- その後(時期不明・新キャタピラー三菱がスポンサーになった頃からと思われる)スポンサーが前半のニュース部分のみとなり、前半終了時にクレジット付きのエンディングが、後半開始時にオープニングが入るようになる。後半には「ウィークエンドスポーツ」「プロ野球スクランブル」などの名称が付けられた。
- TBSで『栗山英樹のスポーツBEAT ON!』(1995年4月 - 1996年9月)→『サタデー・デイ・キャッチ!スポーツ』(1996年10月 - 1997年3月)に内包されていた時期は、同番組の出演者である栗山英樹と三井ゆりとがそのまま後半を担当していた。
- TBSでは、ナイターインには後半コーナーを地方局への裏送りとし、前半の全国ニュースの終了時に飛び降り、ナイター中継を放送していた時期があった。
MBSラジオ制作版編集
- 「MBS交通情報」から直結する格好で、「続いて『ウィークエンドネットワーク』です。CMを挟んで、報道フロアから『MBSニュース』をお伝えします」
- 『土曜リクエスト』シリーズまでは、番組のジングルに続いて、「この後、CMを挟みまして、ウィークエンドネットワーク。今日のニュースのまとめです」というアナウンスを入れていた。
- 60秒間CM(PT。20秒×3回)
- 「ニュースの担当は○○アナウンサーです」(他の生ワイド番組に『MBSニュース』を内包する場合と同じ文言)
- 『土曜リクエスト』シリーズでは、「ウィークエンドネットワーク。この時間の担当は、○○アナウンサーです」。
- 報道フロアから、「お伝えします」(ストレートニュースを3項目伝えてから)「この時間のニュースは以上です」
- 「ニュースの担当は○○アナウンサーでした」(他の生ワイド番組に『MBSニュース』を内包する場合と同じ文言)
- 『土曜リクエスト』シリーズまでは、「ありがとうございました。この時間の担当は、○○アナウンサーでした」というアナウンスに続いて、番組のジングルを流していた。
単独番組として放送する場合には、放送上のタイトルを『MBSニュース』で統一するほか、単独番組用のタイトルコールの音源を冒頭に流す。
プロ野球のデーゲーム放送時の各局の対応編集
TBSラジオ(野球)編集
2009年までは、当番組の時間帯でデーゲーム中継が放送している場合でも、中継を中断したうえで当番組を放送していた。土・日曜日のプロ野球中継の放送業務から撤退した2010年以降は、クライマックスシリーズの時期でも定時番組の放送を優先。平日の中継放送業務から撤退した[2]2018年以降は、デーゲームの有無にかかわらず、当番組を定時で放送している。
HBCラジオ編集
ファイターズ戦のデーゲーム中継が長引いた場合、CMのみの放送となる場合がある。ただし、パ・リーグチーム主催のデーゲームは13時開始が多いため、本番組の放送時間まで長引いた事例が少ない。
TBCラジオ編集
イーグルス戦のデーゲーム中継が長引いた場合、CMのみの放送となり、ウィークエンドネットワークは休止となる。またクッション番組『あつらじ』放送する場合があり、この場合もCMのみの放送となり、休止になる場合となる。
CBCラジオ(野球)編集
ドラゴンズ戦のデーゲーム中継があるときはCMのみの放送になることがある(TBSラジオは2006年4月8日と6月24日は中日対巨人戦、7月8日は広島対巨人戦の中継を中断して放送した)。CMのみになる場合、「ウィークエンドネットワーク」の放送時刻より早くCMを聴けることもある(17:45前後に攻撃が終わった場合は、攻撃終了直後に放送)。特に2014年以降、中日主催デーゲームの試合開始時間が15:00となった為、シーズン中はCMのみ放送となることが多い。ただし、17時45分までに中継が終了した場合は通常通り、ウィークエンドネットワークを放送する。
MBSラジオ(野球)編集
『MBSベースボールパーク』としてデーゲーム(主に阪神タイガースの公式戦)を中継する日に、当該カードの試合展開に応じた中継時間の延長によって『豊永真琴のMBSミュージックパーク』17時台の放送を休止する場合には、『ウィークエンドネットワーク』の放送を休止する代わりにCMを流す。この体制は、3代前の番組である『西靖&桜井一枝のわくわく土曜リクエスト』時代の2006年から続いている。
ただし、2009年からは、土曜日のプロ野球中継のスポンサー協賛は(デーゲーム・ナイトゲーム問わず)阪神公式戦の開催時間に合わせている。『ウィークエンドネットワーク』の前後に流す予定だったCMについては、2018年まで、他球団同士のナイトゲーム中継(開催しない場合には当時土曜日の午後~夕方帯に放送されていた『土曜リクエスト』シリーズの「延長スペシャル」などの雨傘番組)の中で放送。2019年以降のレギュラーシーズンでは、阪神が関与しないナイトゲーム中継を原則として放送しないため、当該時間帯のスポットCM枠に上記のCMを組み込んでいる。
RKBラジオ編集
ホークス戦のデーゲーム中継が放送されている場合、以前は試合展開に関係なく17:45までに中継を終了してウィークエンドネットワークを放送していた。この場合、対戦相手地元局(対日本ハム戦のHBC、対楽天戦のTBC。交流戦では対中日戦でCBC、対広島戦でRCC)にネットされている場合は、17:45以降も該当局向けに裏送りで中継を継続していた。しかし、2018年現在では、TBSラジオを除いた上記各局同様に原則として試合終了まで放送しており、状況によってはウィークエンドネットワークを休止としてCMのみの放送とするようになっている。
ネット局編集
- 編成の都合上17:00頃から放送のMBSラジオを除いて、全局ともに17:45開始。
放送対象地域 | 放送局名 | その他 |
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関東広域圏 | TBSラジオ | 制作局 |
北海道 | 北海道放送(HBC) | 上半期は「Music Delivery BAN BAN RADIO!」内、下半期は独立番組 |
青森県 | 青森放送(RAB) | 独立番組 |
岩手県 | IBC岩手放送 | |
秋田県 | 秋田放送(ABS) | |
山形県 | 山形放送(YBC) | |
宮城県 | 東北放送(tbc) | |
福島県 | ラジオ福島(rfc) | 「ORANGE TIME サタデー」内 |
新潟県 | 新潟放送(BSN) | 独立番組 |
長野県 | 信越放送(SBC) | |
山梨県 | 山梨放送(YBS) | |
富山県 | 北日本放送(KNB) | |
石川県 | 北陸放送(MRO) | |
福井県 | 福井放送(FBC) | |
静岡県 | 静岡放送(SBS) | |
中京広域圏 | CBCラジオ | 「大前りょうすけのちょいバズ!」内 |
和歌山県 | 和歌山放送(wbs) | 「サタデーニュース&スポーツ」内 |
広島県 | 中国放送(RCC) | 独立番組 |
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | |
山口県 | 山口放送(KRY) | 「KRYニュースウェーブ・ウィークエンド」内 |
岡山県 | RSK山陽放送 | 独立番組 |
香川県 | 西日本放送(RNC) | |
愛媛県 | 南海放送(RNB) | |
高知県 | 高知放送(RKC) | |
徳島県 | 四国放送(JRT) | |
福岡県 | RKB毎日放送 | |
長崎県・佐賀県 | 長崎放送(NBC) NBCラジオ佐賀[3] | |
大分県 | 大分放送(OBS) | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | |
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | |
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | |
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | 「豊永真琴のMBSミュージックパーク」内 企画ネット番組 |