ウィーン自然史博物館

ウィーン自然史博物館ドイツ語: Naturhistorisches Museum Wien、NHMW)は、オーストリアウィーン自然史を専門とする博物館である。オーストリアで最も大きな博物館の一つであり、約3000万点の収蔵品を誇る。世界でも主要な博物館の1つとされる。

Japanese Map symbol (Museum) w.svg ウィーン自然史博物館
Naturhistorisches Museum Vienna June 2006 241.jpg
地図
施設情報
正式名称 Naturhistorisches Museum Wien
愛称 NHMW
前身 帝国自然史博物館
専門分野 自然史全般、特に動物学
研究職員 60人
年運営費 1450万ユーロ
延床面積 3万 m2(展示面積 8900 m2
開館 1889年
所在地  オーストリア ウィーン
外部リンク www.nhm-wien.ac.at
プロジェクト:GLAM
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フランツ1世(フランツ・シュテファン)1748年フィレンツェのジャン・ドゥ・バイユウから購入したコレクションが起源で、長く皇室で管理されていたが、フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンに移し1876年に帝国自然史博物館を設立し、1889年に公開した。

施設と展示品は国有だが、運営団体は民間である。運営資金は主に国の補助金で、入館料など施設からの収入はごく一部である。

ほぼ同じ外観の美術史博物館が隣接する。

この博物館には1807年に開設され、550万点の標本を擁する植物標本室が存在し、植物学の文献においてはWと略記される[1]

脚注編集

  1. ^ Naturhistorisches Museum Wien”. Index Herbariorum. NYBG Steere Herbarium. 2022年9月16日閲覧。

外部リンク編集