ウェストバンク・プレミアリーグ
ウェストバンク・プレミアリーグ(英: West Bank Premier League[1])は、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区におけるサッカーリーグのトップディビジョンである。
ウェストバンク・プレミアリーグ | |
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加盟国 |
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大陸連盟 | AFC |
創立 | 2010 |
ディビジョン | 1 |
参加クラブ | 12 |
国内大会 |
アッ・シャヒード・アブー・マンマール・カップ パレスチナ・カップ |
国際大会 | AFCカップ |
最新優勝クラブ | ジャバル・アル・ムカビル (2回目) |
最多優勝クラブ | シャバーブ・アル・ハリールSC (6回) |
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概要編集
2010年創設。パレスチナにはこのリーグ以外に、ガザ地区リーグが存在するが、ウェストバンク・プレミアリーグが国内最高峰のリーグとして扱われている。パレスチナ国内におけるサッカーリーグはイスラエルが独立する以前の1930年代より存在していたが、政治的な色合いが濃く反映されていた。1977年に西岸地区でリーグが結成されたが、第三次中東戦争など国土が戦場となることが多く、リーグの安定した開催は困難であった。パレスチナ自治政府により国内情勢の安定が図られ、リーグがウェストバンク・リーグ・ディヴィジョンAとして2007年より開催されるようになった。2010年にプロリーグへ移行し、名称もウェストバンク・プレミアリーグに変更。
リーグ形式編集
リーグは12チームで構成され、2回戦総当りの計22試合を戦う[2]。優勝クラブはAFCプレジデンツカップ出場権を獲得し、下位2チームがウェストバンク・リーグ・ファーストディヴィジョンに降格となる。
ただし、2011-12シーズンは10チームでリーグを開催した。
参加クラブ(2017-18シーズン)編集
歴代優勝クラブ編集
- 1977:シルワンSC
- 1982:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 1984:マルカズ・タルカレム
- 1985:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 1986:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 1997:マルカズ・シャバーブ・アル・アムアリー
- 1999:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 2006:マルカズ・タルカレム
- 2007:タルジー・ワーディ・アル・ニースSC
- 2008-09:タルジー・ワーディ・アル・ニースSC
- 2009-10:ジャバル・アル・ムカビル
- 2010-11:マルカズ・シャバーブ・アル・アムアリー
- 2011-12:ヒラール・アル・クドゥス
- 2012-13:アル・シャバーブ・アル・ザーヒリーヤ
- 2013-14:タルジー・ワーディ・アル・ニースSC
- 2014-15:アル・シャバーブ・アル・ザーヒリーヤ
- 2015-16:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 2016-17:ヒラール・アル・クドゥス
- 2017-18:ヒラール・アル・クドゥス
- 2018-19:ヒラール・アル・クドゥス
- 2019-20:マルカズ・バラータ
- 2020-21:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 2021-22:シャバーブ・アル・ハリールSC
- 2022-23:ジャバル・アル・ムカビル
脚注編集
- ^ FIFA公式サイトではウェストバンク・リーグ・ディヴィジョンAと表記。一方、パレスチナサッカー協会公式サイトではプレミアリーグと表記。
- ^ http://www.kooora.com/default.aspx?c=4943
関連項目編集
- パレスチナサッカー協会
- ガザ地区リーグ
- ヤーセル・アラファート・カップ(パレスチナFAカップ、ヤーセル・アラファートの名を冠する。)