ウォルター・パラゼイダー
ウォルター・パラゼイダー(Walter Parazaider、1945年3月14日 - ) シカゴの創立メンバーで、サックス奏者。フルート、クラリネットを含む他の木管楽器も演奏する。
ウォルター・パラゼイダー | |
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基本情報 | |
生誕 | 1945年3月14日(78歳) |
出身地 |
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ジャンル |
ロック ポップス |
担当楽器 |
サックス フルート クラリネット |
活動期間 | 1967年 - |
共同作業者 | シカゴ |
略歴 編集
シカゴ生まれで、9歳からクラリネットを始めた。10代の頃、彼の才能はプロのオーケストラミュージシャンとして務まるほど、十二分に開花した。デ・ポール大学ではクラシック・クラリネットの文学士の単位を取得し、ビートルズの「Got To Get You Into My Life」にインスパイアされ、ホーンを融合させたロックバンドを作ることに夢中になり始めた。彼の家での練習には、ギタリストのテリー・キャスとドラマーのダニー・セラフィンも加わっており、後にシカゴのプロデューサーとなる、ジェームズ・ウィリアム・ガルシオもこれに参加するようになった。当初「ザ・ビッグ・シング」と呼ばれていたこのバンドは、トランペットのリー・ロックネイン、トロンボーンのジェームズ・パンコウ、キーボードのロバート・ラム、そしてベースのピーター・セテラを加え、やがて「シカゴ」として活動することになる。
シカゴの楽曲、「ぼくらの世界をバラ色に」「君とふたりで」などの間奏部分では、ソプラノサックスやフルートのソロを披露しており、1986年以降はバンドがパワー・バラード路線へ転向した為、ギターを担当することもあった。
2010年代以降はライブへの参加が不定期となり、2016年にツアーを引退。翌年の2017年にはバンドから正式に脱退を発表した(代役→後任はレイ・ハーマンが担当)。
2021年、パラゼイダーはシカゴのオフィシャルサイトにてコメントし、自身がアルツハイマー病に苦しんでいることを公表した。